喘息とは その③程度

体に潜んでいる喘息の体質は、人によって程度に差があります。

季節の変わり目や、ちょっと運動するだけですぐに体質がはみ出してくるような人は重症の喘息です。

日常的に気管支が狭くなる発作が起こりますので、前述の狭くなりにくくするお薬(オノン・キプレス・シングレア、さらには微量のステロイド吸入)を症状のない普段から毎日継続することで発作を予防することが有効です。

これらの薬剤は長期的に使用するものの中では相当に副作用が少ないものであり、喘息の人に取っては非常にありがたいのです。

喘息の体質の中間くらいの人は、風邪の際だけ体質がはみ出てくるので、風邪薬に気管支拡張薬や予防薬を併用してやり過ごすグループです。

さらに軽症の人は、風邪が長引いたり、こじれた時のみ軽くゼーゼーしていると病院で指摘されるレベルのグループです。

風邪の時はテープを貼りましょうね、などど言われて、貼ると夜の様子がだいぶ楽になるというのを親御さんも感じるかもしれません。






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