布マスク寄付のお願い

呼吸器感染症において、マスクは守備力を劇的に上げるというより攻撃力を下げることに大いに役立ちます。

新型コロナのように軽症〜重症まで症状が幅広い場合には、感染していると確信する前からウイルスを振り撒いてしまう可能性あります。

全員がマスクをすることでお互いが放つウイルスが減り、結果的に全員の守備力が大幅に上がることになります。

車の運転で言えば、自動ブレーキアシストなどがみんなの車につくことで、結果的に追突されるなど事故に巻き込まれるリスクが下がるようなイメージです。

マスクの習慣のない欧米諸国でも遅ればせながらマスク着用義務の指示が出始めています。

日本では花粉症が多いことや元々のモラルの高さからマスクの着用率が高く、感染爆発を防いてくれていた可能性もあります。

さて、明日以降順次皆さんのお宅に政府からの布マスクが届けられる予定です。

マスクは前述のようにお互いを守るためにとても重要な防具ですが、医療の現場では安全のために使い捨ての物が不可欠です(汚染された可能性がある時に新しいものに換えることができる)。

一般の方の場合は感染しているかもしれない自分から他の人にうつさないことが目的ですから、長くつけることが主になります。

そう言った意味で、一般家庭に布マスクを配布することで使い捨てを医療機関のために残してもらうことはとても理にかなっています。

政府から届いたマスクが活用できそうな方は、是非大いに役立てて下さい。

ただ、皆さんの中には布マスクは特に自分達には不要という方もいるかもしれません。

もし、「うちは使わないかな。」というご家庭の場合、御近所の大家族で必要とされている方にプレゼントしてもらえるととてもよいと思います。

持って行き場のない場合はできましたらクリニックにお持ちいただけませんでしょうか(未使用の場合のみ)?

頂いたマスクは、保育園などを中心に必要としている施設に寄付させて頂いこうと思います。

感染の恐怖と戦いながら働いて下さっている方々に最大限の敬意を払いながら。

マスクとともにメッセージを添えて届けられると働く方の力になると思いますので、可能ならば重ねてお願い申し上げます。

今、国が何をしてくれるかではなく、自分が一体何をできるかを一人一人が考える時です。

保母さん・保父さん、幼稚園・学校の先生方、コンビニやスーパー、ドラッグストアのスタッフの方、宅配・物流・輸送を担っている方々、水道・電気・ガス・通信などインフラに関わる方、役所や警察で勤務されている方、医療に携わる方、そして社会のために危険を冒しながら頑張って下さっている全ての方へ・・・・・

本当に本当にありがとうございます。皆さんのおかげで今日もなんとか日本は回っています。日本に生まれ育ってよかった。

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