消費増税にともなう診療報酬点数の見直しについて

 来月から消費税が10%に増税されます。患者様の医療費(公的医療保険でカバーされる社会保険診療に限る)には消費税はかかりません。しかし消費増税の時期にあわせて毎回診療報酬点数が上昇し、初診料や再診料含め、今回も患者様負担が増えることになります。これに関しては疑問を抱く方も多いのではないでしょうか。最近の報道番組でも時々取り上げていただいていますが、理由があります。
 例えば皆さんがスーパーのレジで支払う消費税は、事業者が仕入れに支払う消費税を差し引いて国へ納付されています。一方、医療機関では診療を行うための医薬品や設備等を仕入れる際に消費税を支払いますが,患者様の窓口負担である医療費には消費税がかからないため、全額医療機関の負担になっています。
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140401-6消費税は事業者にとって実質的な負担となるべきものではないことから、診療報酬や薬価等を設定する際には、医療機関が仕入れに際して支払う消費税を反映し診療報酬点数が上乗せされているのです。
 そもそも医薬品や医療機関の設備等に対しては、消費税の低減税率或いは非課税化を日本医師会など各団体を通して国へ求めてきた経緯もありますが実現されていません。
 来月からは再診患者様も一部窓口支払額が増える方もいらっしゃいますが、ご理解の程よろしくお願い申し上げます。






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