当院には、既に他院で治療を受けているリウマチ患者様も多く来院されます。私自身がリウマチ患者様の治療を始める際に必ず確認することは
・初めてリウマチと診断を受け治療を始めた時期
・関節の手術を受けたことがあるか
・今までに関節以外の病気(肺・腎臓・肝臓・胃腸・心臓など)がないか
・今までのリウマチ薬(内服、生物学的製剤)の使用歴
また現在使用中の薬以外の情報として、特に
・副作用が出た薬があるか
・効果がないと判断され、中止になった薬があるか、それは
「最初から全く効果がなかった」のか、あるいは
「最初は効果があったが途中で効果がなくなり中止した」のか
生物学的製剤の場合、過去に効果がないと判断されたものでも、用量や併用の内服薬を変更工夫することで十分な効果が出ることもあります。
以上の内容を患者様自身が、十分把握し私に説明いただけるのであれば、当院を初診される際に紹介状は必要ありません。主治医の先生に「紹介状を書いてください」とお願いすることを躊躇する患者様が多いと伺いました。
ちなみに私は患者様から紹介状を依頼された時は、できるだけ受診日にお渡しするよう努めていますが、情報内容や資料が多く整理に時間がかかる患者様の場合は、後日の紹介状受け取りをお願いすることがありますので、ご理解の程お願い申し上げます。
さてクリニック待合室の写真です。その昔、大己貴命が丹波亀岡、保津峡の開削に使った鍬を当地に山積みしたという伝説のある鍬山神社の紅葉です。
題 名: 矢田の紅葉
撮影場所: 京都府亀岡市 鍬山神社
撮影日:2019/11/16
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これからもどうぞよろしくお願いいたします。