アクテムラ/ケブザラ(IL-6抑制薬)を継続中のリウマチ患者様へ

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 先般(4/13朝日新聞、4/16NHK等)関節リウマチの治療薬アクテムラが新型コロナの重症肺炎患者様に効果があったと報道されました。
 新型コロナに関わらず重症感染症の場合、感染初期は自身の免疫機能が病原体を駆除しようとします。しかし病原体の増殖が余りに早く自身の免疫機能が追いつかなくなると、免疫細胞から様々な炎症性サイトカインが全身の血中に広がり、自身の組織にもダメージを与えながら重症化していきます。これは「炎症性サイトカインの嵐」と言われ、その中心になるサイトカインがIL-6です。今までにも新型コロナ以外の「炎症性サイトカインの嵐」の治療にアクテムラ(IL-6抑制薬)が効果があることは既に報告されています。
 すなわち、新型コロナの感染を予防したり、抗ウイルス薬のアビガンのようにウイルスの増殖を直接抑制する効果は期待できません。
・現在アクテムラ/ケブザラ(IL-6抑制薬)で寛解状態を維持されている患者様は今まで通り安心して継続してください。
・それ以外の抗リウマチ薬で寛解状態を維持されている患者様も今まで通り安心して継続してください。アクテムラ/ケブザラに敢えて変更する必要はありません。

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