月別アーカイブ: 2018年10月

アドラーの罠

森田内科・胃腸内科のミッション
地域医療に貢献して、人を幸せにする。)
人:患者さん、チームの仲間、大切な家族と自分自身

高槻市城南町にある、胃カメラ・大腸カメラから一般内科まで幅広い診療を行うクリニック、森田内科・胃腸内科のブログです。
このブログでは当院に関心あるすべての方に、当院とここで働くスタッフの“今”を知って頂くために、日々思うことを医療にこだわらず“そこはかとなく”綴ったものです。

タイトル:アドラーの罠
9月に入り、すっかり秋めきました。秋と言えば読書!涼しく、夜も長くなり、熟考にはもってこいの季節です。そこで今回、アドラー心理学の入門書「嫌われる勇気」、「幸せになる勇気」から、表彰の是非について考えてみました。
 アドラーは、フロイト、ユングと並ぶ心理学の3大巨頭の一人で、「現在は過去によって規定される」とするフロイトの原因論に対して、「現在の問題は自己選択の結果」とする目的論を提唱し、自分をどう解釈するかで「今この瞬間から人生を変えることができる。」と説き、「人生が困難なのではない。あなたが人生を困難にしているのだ。人生は、きわめてシンプルである。」と述べ、聴衆を魅了しました。没後約80年になりますが、時代を半世紀先取りしたとも言われるその考えは、様々な問題を抱える現在の日本において注目を集めています。一方で、その考えは難解で理想論に過ぎないとする声もあります。その代表的な考えが「共同体感覚」と「承認欲求の否定」です。「承認欲求の否定」とは「他者から認められ、褒められたいという思いは良くない」ということ、「共同体感覚」とは「他者を仲間とみなし、そこに自分の居場所があると感じられる」ことです。

 アドラー心理学の核となる、この「共同体感覚」を得るために、承認欲求から解放される必要があるとアドラーは述べています。そして、「人を褒めてはいけない」、「褒められたいから行動するのではなく、仲間の役に立ち、そこから生まれる貢献感に満足する」ことが重要であると、説いています。この考えからは、成果を上げた人が褒美を得る「表彰活動」は良くないことになります。そうでしょうか?
  「表彰」を仲間からの称賛と捉えると、「表彰」は正に承認欲求そのものとなり、悪ということになります。また、仲間から「表彰者を選ぶ」という行為に抵抗を感じる“優しい人”もいるでしょう。一方、アドラーは他者への「応援(勇気づけ)」や「感謝」を推奨しています。また、アメリカの心理学者マズローは自説「欲求の5段階」の中で、「承認欲求」の先に最終段階として「自己超越・自己実現の欲求」があるとしています。そして、この最終段階に到達している人は人口の僅か2%であるとも述べています。
 私見ですが、アドラーの「共同体感覚」とアドラーの「自己超越の欲求」は非常に近いものがあり、承認欲求がある程度満たされた次のステップに「共同体感覚・自己超越」があると考えています。「表彰活動」の投票を仲間への勇気づけ・感謝の場と考え、受賞は仲間への貢献に対する感謝の印と考えれば、「表彰活動」は意義あるものになるのではないでしょうか?
 今年の秋は、人生を困難にしている自我について考え直し、人生を極めてシンプルにしてみませんか?
マズロー欲求の5段階:
 人間は自己実現に向かって絶えず成長する」と仮定し、人間の欲求を5段階の階層で理論化したもの。欲求の5段階とは1.生理的欲求、2.安全の欲求、3.所属と愛の欲求、4.承認の欲求、5.自己実現の欲求であり、晩年、自己超越の結果として自己実現が伴うとした。


ハロウィン

森田内科・胃腸内科のミッション
地域医療に貢献して、人を幸せにする。)
人:患者さん、チームの仲間、大切な家族と自分自身

高槻市城南町にある、胃カメラ・大腸カメラから一般内科まで幅広い診療を行うクリニック、森田内科・胃腸内科のブログです。
このブログでは当院に関心あるすべての方に、当院とここで働くスタッフの“今”を知って頂くために、日々思うことを医療にこだわらず“そこはかとなく”綴ったものです。

 

タイトル:ハロウィン

ハロウィンの季節になりました。

ひとむかし前はマイナーだったイベントですが、今やバレンタインを超える市場にまでなり、色々な場所で大きなカボチャの形をしたジャック・オ・ランタンやオレンジ色の装飾が飾られています。

ハロウィンというイベントは本来10月31日に行う行事で、諸説ありますが古代ケルト人が悪魔や魔女達に子供たちが連れて行かれないように、お化けや魔女などの仮装をして驚かせて追い払うものだったそうです。

 

日本では仮装大会のような盛り上がりを見せています。

我が家も知人とテーマを決めハロウィンパーティを行いました。

今年はキョンシーの仮装をしました。

中国の妖怪の仮装でなんだかハロウィンというよりは旧正月の雰囲気です。

ハロ