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森田内科・胃腸内科のミッション
地域医療に貢献して、人を幸せにする。)
人:患者さん、チームの仲間、大切な家族と自分自身

高槻市城南町にある、胃カメラ・大腸カメラから一般内科まで幅広い診療を行うクリニック、森田内科・胃腸内科のブログです。
このブログでは当院に関心あるすべての方に、当院とここで働くスタッフの“今”を知って頂くために、日々思うことを医療にこだわらず“そこはかとなく”綴ったものです。

タイトル:糸
 5月、新年号令和がスタートしました。森田内科は開院以来初の9連休を頂くことが出来ました!暇を持て余すのではないか?と危惧しましたが、序盤は家の掃除、中盤は子供との釣行、終盤は家族旅行に費やし、「あっ」と言う間に連休は終了してしまいました。今回の休暇は仕事から完全に離れて、ゆっくりといろいろな事に思いを巡らすことが出来ました。その中で仕事にいきるちょっとした「気づき」がありました。
 琵琶湖でルアーフィッシングをしていた時の出来事です。ルアーを投げた時にリールに糸が複雑に絡まりもつれてしまいました。何とかもつれをほぐそうと頑張りましたが、やればやるほど状況は悪くなり、糸を切って新しくリールに糸を巻き直そうかと思いました。最初は整然と巻かれた一本の糸だったはずが、複雑に絡むと修復が困難なもつれになる。「何だか、人間関係に似ているな?」と思いました。
 元は1本の糸、直せないはずはないと、一つ一つ、もつれをほどいていきました。時間は掛かりましたが、“元は1本の糸”という信念に支えられ、何とか元に戻すことが出来ました。もし、「元は一本の糸だから必ず直せるはず。」という思いが無ければ、途中でくじけていたでしょう。「どんなに困難な問題も諦めず、一つ一つ地道に片づけていけば必ず解決する。」という、強い思いと実際に実行することが大切であると再認識しました。そして、仕事での人間関係も、時間を掛けて一歩ずつ歩み寄り、お互いを理解していけば、解決できない確執はないと思います。何故なら、「仕事上で、喧嘩から始まる人間関係なんてない。」からです。仕事上の人間関係、“元は1本糸”私はそう思います。
あなたは、その糸を戻しますか?それとも切りますか?






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