大掃除

森田内科・胃腸内科のミッション
地域医療に貢献して、人を幸せにする。)
人:患者さん、チームの仲間、大切な家族と自分自身

高槻市城南町にある、胃カメラ・大腸カメラから一般内科まで幅広い診療を行うクリニック、森田内科・胃腸内科のブログです。
このブログでは当院に関心あるすべての方に、当院とここで働くスタッフの“今”を知って頂くために、日々思うことを医療にこだわらず“そこはかとなく”綴ったものです。

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4月25日、森田内科は年2回行われる大掃除の日でした。当院では、トヨタなど多くの一流企業が行動規範として取り入れている、5S(整理、整頓、清掃、清潔、躾)を取り入れ、活用してきました。整理整頓された綺麗なクリニックで医療を行うことは、安全性を担保しつつ効率を上げる最善の方法と考えています。
自画自賛をはばからず、率直に言って、当院は凄く綺麗です。間もなく開院10年、1万2千人以上の患者さんを診察して、1万件以上の内視鏡検査をしてきましたが、クリニックに“古さ”や“衰え”を感じるところはありません。これは「環境整備」を担当する指導者の思いと指導力、それに答えるスタッフみんなの”絶え間ない努力”によるものです。大掃除終了後、少しみんなで雑談をしました。その時、「クリニックをこんなに綺麗にしてくれてありがとう!」という思いと、スタッフの皆さんに「この綺麗なクリニックで仕事そしていることに誇りを持って欲しい。」と思いました。
大掃除の時、もう1つ興味深いことがありました。診察室では、1つのモニター、キーボード、マウスで電子カルテと通常用の2台のパソコンを操作しています。以前から配線がごちゃごちゃしていたので、配線の整理をして貰っていた時に、急にモニターの調子がおかしくなってしまいました。2台のパソコンの共有方法は電子カルテ会社から教わったものですが、とても複雑でした。そこで、単なる復旧ではなく、配線方法を一から見直した結果、不必要な回路が組み込まれていることが分かり、整理し直して、今までより更に便利な形で修復させることができました。もし、モニターの不調にならなければ、また配線の見直しをしていなければ、不便なまま使い続けなければならなかったでしょう。「禍転じて福となす。」と言いますが、辛い状況をどう凌ぐかで未来が変わることを改めて実感しました。
「チーム全員がこれからも5Sを守り続け、綺麗なクリニックで力を合わせて知恵を絞れば、コロナの逆境を必ず好転させることができる。」そう強く思えた、学びの多い、開院10年目となる節目の大掃除でした。

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