Five step!

森田内科・胃腸内科のミッション
地域医療に貢献して、人を幸せにする。)
人:患者さん、チームの仲間、大切な家族と自分自身

高槻市城南町にある、胃カメラ・大腸カメラから一般内科まで幅広い診療を行うクリニック、森田内科・胃腸内科のブログです。
このブログでは当院に関心あるすべての方に、当院とここで働くスタッフの“今”を知って頂くために、日々思うことを医療にこだわらず“そこはかとなく”綴ったものです。

→:Five step!
 日が日増しに短く、朝晩の涼しさに秋を感じる季節になりました。今年も残すところ4か月足らず、今年の冬は、例年の風邪、インフルエンザに加えて、新型コロナウイルスが加わり、大変な冬になると思います。冬の準備を万全にすべく、医仁会では日々スタッフ間で話し合いを繰り返し、冬の備えに取り組んでいるところです。ところで先日、当院に通院歴の無い患者さんの紹介状が届きました。周辺に同じ名前のクリニックがもう一軒あり、稀に郵便物などが間違って送られてくることがあります。誤送に気づいた職員さんから、「書類を送り主に返すべきか、当院から本来届けられるところに送り直すべきか?」と尋ねられました。すぐに誤送と気づいたこともさることながら、送り主に返すことによる再発防止のメリットと、直接届け直すことにより早く書類が本来届くべきところに届くメリットを明らかに意識した上での質問でした。疑問に思ったことを何も考えずただ質問するということと、考えを整理した上で問題解決解決のために質問することとは、全く違います。入職僅か1年程度ですが、その職員さんの書類確認のスキルが「有意識の有能」に達し、大きく成長していることを実感しました。ところで、習得には以下の5ステップがあることを御存知でしょうか?
S1.無意識的無能(知らないしできない):知らないということさえも知らない状態です。
S2.意識的無能(知っていてもできない):知識を得たが、それを実践することはできない状態です。
S3.意識的有能(考えるとできる):ある程度できる。習慣化されておらず、ある程度の集中力が必要な状態。
S4.無意識的有能(考えなくてもできる):習慣化され、意識しなくても自動的に実践できる状態。
S5.無意識的有能に意識的有能(教えることができる):他の人に行っていることを、教えられる状態。
 S1~5で最も大切な過程はS1です。例えば、小さな子供は勉強の大切さを知らず、自ら勉強しようとはしません。自分の無知に気づき、学ぼうとしなければ何も始まりません。次に大切なことはS2からS3へ移行することです。大人であれば、勉強の大切さは誰もが実感しているはずです。しかし、実際に勉強しなければ、結果は勉強の大切ささえも知らない人と同じです。聖書には「知恵を手にするのは金を手にするよりも価値がある。それはサンゴよりも貴重で,あなたが望むどんなものもこれにはかなわない。~中略~。知恵はそれをつかむ人たちにとって命の木であり,しっかりとつかんでいる人たちは幸せな人と呼ばれる。」と、紀元前900年に既に述べられています。
 読書の秋、知恵を得て幸せになれる様に、みんなで勉強して、Step5に到達しましょう!






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