読書の秋

 

森田内科・胃腸内科のミッション
地域医療に貢献して、人を幸せにする。)
人:患者さん、チームの仲間、大切な家族と自分自身
 
高槻市城南町にある、胃カメラ・大腸カメラから一般内科まで幅広い診療を行うクリニック、森田内科・胃腸内科のブログです。
このブログでは当院に関心あるすべての方に、当院とここで働くスタッフの“今”を知って頂くために、日々思うことを医療にこだわらず“そこはかとなく”綴ったものです。
 
 
 
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日が暮れるのがすっかり早くなり、朝晩寒くなりましたがお身体おかわりないでしょうか

秋の夜長に何かをしよう!….と
森田内科のブログでスタッフが本の紹介をしてくれていたので、私も何か読んでみよう!
今年は読書の秋!にしようと思いました。

しかし、ここ十数年ゆっくりと本を読むことがなかったので、いざ書店に行っても何を選んでいいものかわからずに困ってしまいました。
そこで、本を紹介してくれていたスタッフにどんな本がいいか聞いてみました。
「紹介した本の2冊目が出ていて、読みやすいですよ。」と、教えてもらい、
その本を持っているという事で、貸していただくことになりました。

長谷川和夫さんの「認知症でも心は豊かに生きている」

1福本

 

 

 

 

 

 

以前に紹介されていた「ボクはやっと認知症のことがわかった」と2冊読みました。
今回の本は、長谷川和夫さんの言葉が100書かれています。
その中で私が一番感銘を受けた1つを紹介させていただきます。
本の題名にもなっていますが、

「心は生きている」
認知症が進んでも
心は豊かに生きています。
感性はむしろ
研ぎ澄まされています。

認知症で著しい物忘れなどの障害が起きても、感情の動きがなくなったり、何もかもわからなくなったりするのではありません。(中略)喜怒哀楽や悩み、希望、豊かなものを求める気持ち、年配者としての誇り、他者や子どもを慈しむ気持ちなどは、うまく表現できないにしても、溢れるほどに秘めています。その反面、感情の抑制がきかなくなり、些細なことで怒ったり落ち込んだりすることもあります。いざ自分が認知症になった場合の心構えとしても知っておいてほしいものです。

一緒には住んでいませんので年に2・3回しか会えませんが、97歳になる認知症の祖母がいます。
認知症の方が書かれた本を読み、改めて認知症について、認知症の人と接するにあたり、とても考えさせられ、ためになる本を読むことができました。
これを機にいろいろな本にふれてみたいと思いました。

ところで、話は変わりますが10月といえばハロウィーンですね。
子どもが小さい頃は、ご近所の子供たちや学校のお友達が「Trick or Treat」と、仮装をしてたくさん来ていたのですが、子供たちもすっかり大きくなり、来なくなってしまいました。でも、子供たちが来ても大丈夫な様にお菓子は用意していますよ。

2福本






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