ワクチン

森田内科・胃腸内科のミッション
地域医療に貢献して、人を幸せにする。)
人:患者さん、チームの仲間、大切な家族と自分自身

高槻市城南町にある、胃カメラ・大腸カメラから一般内科まで幅広い診療を行うクリニック、森田内科・胃腸内科のブログです。
このブログでは当院に関心あるすべての方に、当院とここで働くスタッフの“今”を知って頂くために、日々思うことを医療にこだわらず“そこはかとなく”綴ったものです。

→:ワクチン

現在、森田内科ではワクチン接種によるコロナウイルスの封じ込めに全職員一丸となって取り組んでいます。5月17日のワクチン接種開始当初は、1日わずか5人、週25接種程度でしたが、段階的に接種回数を引き上げ、7月5日より1日平均30人、週150接種まで増やしていく予定です。コロナワクチンは他のワクチンに比べ、一瓶に6人分が入っており、3週間隔で2回接種が必要など、制約が多く、副作用の頻度も高い扱い難いワクチンです。そのため、接種の予約から接種後の経過観察まで、事務員、看護師、医師がお互いに充分なコミュニケーションと取り合い、作業を進める必要があります。即席のチーム編成で行われる大規模接種などで、報道されている様な事故が起きてしまうのも、無理のないことだと思います。事故予防のため診療所によっては、薬剤の注文から管理、ワクチンの調整から接種まで、ほとんど全てを院長が行っているところもある程です。しかしながら、人間一人の能力には限界がるため、この方法では一定数以上の接種回数を増やすこと困難です。一方、森田内科では役割毎にその責任者(リーダー)を決め、会議を繰り返してワクチン接種を行っています。この方法は煩雑ですが、チーム力があれば接種回数を飛躍的に増やすことが可能です。ここで重要なことは、責任者(リーダー)を担うことのできる人材とその責任者(リーダー)をしっかり補佐できる主任(サブリーダー)の存在、最後に責任者及び主任の指示を正確に実行することのできるスタッフの存在です。素晴らしいチームは一朝一夕にはできません。
森田内科では、予約制を導入して、一日の来院患者数、内視鏡検査件数を大きく減らすことなく、間もなく週150接種を達成しようとしています。このことに、チームとしての更なる成長を実感するとともに、まだまだチームとしての潜在能力が残されていると感じています。これからも質の高いカンファレンスを繰り返して一歩ずつ成長していきましょう!あのイチローも言っています。「少しずつ前に進んでいるという感覚は、人間としてすごく大切」、「小さなことを積み重ねることが、とんでもないところへ行くただ一つの道」なのです。するべきあたり前のことを日々実行していきましょう!






DDまっぷ ドクターブログ 一覧