森田内科・胃腸内科のミッション
地域医療に貢献して、人を幸せにする。)
人:患者さん、チームの仲間、大切な家族と自分自身
高槻市城南町にある、胃カメラ・大腸カメラから一般内科まで幅広い診療を行うクリニック、森田内科・胃腸内科のブログです。
このブログでは当院に関心あるすべての方に、当院とここで働くスタッフの“今”を知って頂くために、日々思うことを医療にこだわらず“そこはかとなく”綴ったものです。
(今回は隣接する森田内科のブログです。)
→:Become civer
あと数日でクリスマス。街が一年で一番きらめく時ですが、森田内科では大変なことが起こりました。発熱のため、職員さん3人が同時に職場を離脱しなければならなくなり、あと一人でも病欠が出れば一時的な閉院をせざるを得ない厳しい状況となってしまいました。しかしながら、残された事務員さん、看護師さんが自発的にリーダーシップをとって話し合い、見事にこの難局を乗り越えることができました。中には風邪症状がありながらも、インフル、コロナの陰性を確認しながら出勤してくれた職員さんもいました。
難しい状況に対して、どのように自らの責任を果たすのか、まさにその人のresponsibility(反応する能力=責任)が試される時だと思います。十二分なresponsibilityを発揮する方もいれば、残念ながらその逆の方もいると思います。これは各個人の能力と価値観の違いによるものであり、差が生じることは仕方のないことです。この問題に対し、私達はどう対処すれば良いのでしょうか?これに対してアメリカの心理学者、アダム・グラントはその著書「Give and Take」の中で、明確な答えを示しています。その本の内容はこうです。組織内の人間は、受け取るより多くを与える人:Giver、与えるより多くを受け取ろうとする人:Taker、受け取れる分だけを与える人:Matcherの3種類に分類できるそうです。このGiver、Taker、Matcherを比較して、どのグループが一番成功するのかを比較、検討したところ、1番成功するのはGiverで他のグループより平均1.5倍年収が高いというデータがあります。「受けるよりは与える方が幸いである」、「与えよ、さらば与えられん」といった聖書の言葉は真実であることが科学的にも証明されたといます。つまり、責任感のある人は存分にその責任を果たせば、心配しなくてむ、必ずその行動は結果としてついてくるのです。あなたも成功して幸福なGiverになってみませんか?