森田内科・胃腸内科のミッション
地域医療に貢献して、人を幸せにする。)
人:患者さん、チームの仲間、大切な家族と自分自身
高槻市城南町にある、胃カメラ・大腸カメラから一般内科まで幅広い診療を行うクリニック、森田内科・胃腸内科のブログです。
このブログでは当院に関心あるすべての方に、当院とここで働くスタッフの“今”を知って頂くために、日々思うことを医療にこだわらず“そこはかとなく”綴ったものです。
→:気づきとサポート
先日は忙期終了後の大掃除、お疲れ様でした。久しぶりに院長室を掃除してみて、自分がいかに要らないものに囲まれているかということが分かりました。お気に入りの書道家「相田みつを」さんの「ふるいものを出さなければ、あたらしいものは入らない」という作品の偉大さを再認識させられました。特に収納スペースの少ない当院では、とても大切な言葉だと思います。あと掃除の時に、玄関前にある花壇の植物が、元気になっていることに気づきました。よく聞くと、花壇の植物に元気がないことに気づいたある職員さんが、枯れた植物を取り除き手入れをしてくれたとのことでした。
“ふとした事に気がつくこと”は誰にでも備わっている、しかしながら時に生死を左右する程の大切な能力の一つです。極端な例ですが、自然界では肉食動物のかすかな臭いや足音に気づけなかった草食動物から、順番に食べられてしまいます。今の我々の世界でも、ちょっとした相手のしぐさや言葉使いから詐欺に気づいたり、ちょっとした改善点に気づくことで特許を取得して巨万の富を手に入れたりする話はいくらでもあります。この大切な“気づき”ですが、いくつかのレベルがあることが分かっています。あたり前のことですが、それは①気づけない、②気づいたけどしない、③気づいて行動する、④気づき、一緒に行動できる仲間をつくる、という4つのレベルです。「気づいたけどしない」というレベル②に留まる人が大半で、いわゆる一般人、自然界では肉食獣に食べられてしまう人、③と④はリスペクトされ、幸せになれる人で、特に④はリーダーになる資質のある人です。
仕事、日常生活に関わらす、気づきのレベルを一段上げて、よりリスクの少ない、幸せな人生を手に入れていきましょう!