森田内科・胃腸内科のミッション
地域医療に貢献して、人を幸せにする。)
人:患者さん、チームの仲間、大切な家族と自分自身
高槻市城南町にある、胃カメラ・大腸カメラから一般内科まで幅広い診療を行うクリニック、森田内科・胃腸内科のブログです。
このブログでは当院に関心あるすべての方に、当院とここで働くスタッフの“今”を知って頂くために、日々思うことを医療にこだわらず“そこはかとなく”綴ったものです。
:Growing up!(成長!)
日増しに強くなる日差しが草木を育て、自然の力強い成長を感じる季節となりました。夏休みまであと2か月、皆様夏の準備は出来ているでしょうか? 2024年の夏は人生で一度きり、思いっきり楽しみましょう! ところで、クリニックでも大きな成長を感じる2つの出来事がありましたので、少し紹介したいと思います。
まず一つ目は、今年は診療報酬改定の年で、特に内科では6月からの診療報酬が大きく見直され、診療報酬の算定方法が大きく変わりました。また、管理料については、患者さんに書面で治療目標を説明してサインを頂く必要があるものが新しくつくられ、今までのやり方ではとても診療時間内に業務をこなしきれない内容に改訂されました。この問題については事務スタッフの方々が中心になって、自ら問題点を洗い出し、カンファレンスで練り上げ、スタッフ全員で素晴らしい解決策を見出してくれました。6月の診察初日、解決策を実践したところ、計画通りにスムーズに診療を行うことができました。
二つ目は新しい治療薬の投与についてです。当院では生物学的製剤という、非常に専門性の高い、高価な治療薬を使用しています。生物学的製剤には様々な種類があり、製剤によって投与方法や投与間隔、副作用等が異なり、投与には専門的な知識が必要です。新しい生物学的製剤を使用する時は医師でも緊張するものです。今回、新しい製剤を導入しましたが、私は処方をしただけで、投与に関する全てのことは、製薬会社から指導を受けた看護スタッフの方々を中心に話し合い、確認し合うことによって滞りなく投与することができました。
課題をみつけ、自分で解決策を考え、実行する。文章にすると当たり前のことの様ですが、実際に実行することは難しいものです。そして、一人や二人が頑張ってもクリニックは成長しません。チームのメンバー全員が、課題から目をそらさず、どこまで課題に向き合えるか、これがクリニック成長の鍵だと、私は思います。ここまでの成長を遂げたスタッフの皆様と、どこまで成長を遂げることができるのか、慌てることなく、一つ一つドアをあけながら、次の新しい“何か”に挑戦していきたいと考えています。