冬季の体調管理

理学療法士の薮下です。

最近は非常に寒い日が続いています。

冬季は屋内外の温度変化が大きく、それによる体調の変化が起こりやすい時期でもあります。

そこで注意すべき事項と対策をいくつか紹介したいと思います(^u^)

 

【ヒートショック】:急激な温度変化が体に及ぼす影響のこと。急激な温度変化による血管の収縮で脳梗塞、心筋梗塞などのリスクが高くなります。

・湯溜めやシャワーを出して、浴室内の温度を上げてから入りましょう。  部屋と浴室の温度差を緩和することができます。

・風呂の温度は38度~40度くらいの低めに設定しましょう。  熱いお風呂は心臓への負担を増やします。

 

【血圧、体重変化、運動不足に注意】:冬季は血圧の上昇、心疾患、呼吸器疾患の悪化のリスクが高くなります。また、運動不足になりやすく、体重の変化にも注意が必要です。

・体重測定、血圧測定を定期的に行い、変化を見逃さないようにしましょう。

・冬季は外出頻度の低下などから運動量が不足しがちです。運動不足による筋力低下から体重が減少したり、逆に体重の増加が考えられます。理学療法士などに相談のうえ、運動不足を補うためのエクササイズを行いましょう。

 

【感染症に注意】:冬季はノロウイルスやインフルエンザなどの感染症が流行する季節です。風邪症状や下痢、吐き気などがみられる場合は速やかに病院を受診しましょう。

・手洗い、うがいを特に外出先からの帰宅時にはしっかり行いましょう。

・暖房などによる乾燥を防ぎましょう。加湿器や濡れタオルなどを用いて加湿を心がけましょう。

 

そのほかにも冬季で注意すべきことはいくつもあると思いますが、最近特に上記であげたような事項が多いと思うので、注意していってこの冬を乗り切りましょう!!(∩´∀`)∩

 






DDまっぷ ドクターブログ 一覧