4月1日より、帯状疱疹ワクチンに公費補助が出ることになりました。
ただ、
希望者全員に補助が出るのではなく、
・京都市、京都府在住の方(住民票のある方)
当院の所在地が京都ですので、「当院で公費補助が使える方」、という意味です
・年齢
① 令和7年度に65歳になる方
② 満60歳~64歳で、ヒト免疫不全ウイルスによる免疫の機能の障害がある方
③ 5年間の経過措置(令和7年度から令和11年度まで)
その年度内に、70、75、80、85、90、95、100歳になる方
④ 100歳以上の方は、令和7年度に限って全員対象
接種料金(自己負担)は
生ワクチン :4,000円(1回接種です)
不活化ワクチン:1回18,000円、2回接種するので合計36,000円
これは京都市に住んでいる方の料金です。
京都府民の方は、各自治体から送られてくる問診票をご覧になって下さい。
生ワクチンと不活化ワクチンの違いについては、
京都市から送られてきたビラを載せておきます。
御注意
「経過措置」というのは、とてもわかりにくいのです。
5歳刻みで年齢が書いてあるので、
5の倍数の時にいつでも受けられるように誤解してしまいますが、
例えば
70歳の人が、「今年は受けなくてよいので、75歳になったら受けよう」
と思っても、75歳の時には公費補助では受けられないのです。
70、75など、初めてその年齢になったときの1年間だけ有効な「措置」とご理解下さい。