こんにちは、白山です。
最近、ようやく梅雨を感じさせる雨が降り、6月らしくなってきましたね。
気温も上がり始め、7月8月とどんどん寝苦しくなっていくのだろうなあと思うと少し憂鬱ですが(笑)
今年の夏も楽しんでいけたらいいなと思っています♬
さて、昨日大阪の中之島にて「日本臨床歯周病学会」に参加してきました!
大阪国際会議場で行われたのですが、大きなホールを二つ使い大きな賑わいを見せていました。
同じ年代の方から貫禄あるご年配の先生まで、高い意識を持たれた先生方が数多くお集まりになっている様を見て身の引き締まる思いでしたし、
なにより、数多くの衛生士さんがメモを取り真剣に話を聞いている姿を見てとてもうれしく思いました!
世間的には「衛生士さん」と聞くと、「歯医者さんの補佐をしている人」というイメージではないでしょうか。
もちろんアシストという場面で助けられる部分は多くあるのですが、
歯周病という大きな分野の中では、衛生士さんのほうが主になることもあります。
歯石を取り、歯磨きの指導をして、患者さんの口腔内の細菌の環境を整える…
僕も行いますし衛生士さんに指示をするのは歯科医師ですが、衛生士さんの上手なこと!!
初めのほうの治療では、歯ぐきが腫れていて処置をしにくかった方も、衛生士さんの数回の手にかかれば、引き締まったキレイな歯ぐきになって次の処置が行いやすくなることがあります。
本当に驚くほど変化することも少なくないですし、
患者さんと仲良くなってプライベートの話などで盛り上がっていたりします。うらやましい!!
ですので、このようにちゃんと頑張ろうと高い志のある衛生士さんが増えてくれるのは本当にうれしいですし、患者さんのためになるだろうなと思います。
学会の内容としてはインプラントを中心とした歯周病へのアプローチがテーマでした。
インプラントをされている方が少なくはなくなってきている時代です。
初診の方ですでにインプラント治療を行ってらっしゃる方も、ちらほらお見掛けします。
天然の歯も様々なトラブルになるのですから、インプラントもトラブルを抱えるときだってあります。
その時、「何をできるのか」「何を優先して行うべきなのか」などとてもためになる講演の数々でした。
早速、今日からの診療に役立てていこうと思います。
講演、運営された先生方、お疲れさまでした。そして、ありがとうございました。