夏本番

夏本番となることで暑さが厳しくなってきました。日本人の死亡原因の多くを占める脳梗塞や心筋梗塞を発症しやすいのは主に冬場ですが、暑い季節の脳梗塞や心筋梗塞は脱水によっても起こりやすくなります。血液成分の大半は水で、その中に血球が浮かんでいます。脱水で血液中の水分が減ると血球の割合が高くなり、血液が濃く、ドロドロになります。こうして血栓ができやすくなるのです。過去10年間の傾向として心筋梗塞を起こす患者さんは若年化し、特に暑い季節は30〜40代の心筋梗塞患者が搬送されることもあります。興味深いのは、若年の患者さんでは脱水が誘因になることが多くみられます。

炎天下での活動やスポーツの前後に限らず、屋内でも意識して水分摂取を心がけましょう。
また、喫煙習慣や肥満、高血圧、糖尿病、脂質異常症などの生活習慣病は、心筋梗塞の危険因子として知られています。該当する人は、こまめな水分摂取はもちろん、生活習慣の改善を始めてみましょう。






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