久々のブログ更新(>_<)
いよいよ西宮北部もインフルエンザが出始めました。
12月第2週は主に東山台小、塩瀨中で10名のインフルエンザ感染が見られました。
西宮市は自前の感染症分析施設がなく兵庫県立健康科学研究センター感染症部に解析を委託しており、またインフルエンザのウイルス調査をする定点が1箇所しかなく、西宮市内でどの種類のインフルエンザが流行しているのか情報は不足しています。
全国の流行状況を見ると
https://www.niid.go.jp/niid/images/iasr/rapid/inf3/2016_36w/sinin1_171207.gif
主にいわゆる新型が流行しているようですが、症状から見て先週の西宮北部では香港型が流行しているように思います。
昨シーズン国立感染症研究所から発表されたように現在の作成方法では香港型に有効なインフルエンザワクチンは作れません。
https://www.niid.go.jp/niid/images/flu/antigenic/20170626/H3N2/1.jpg
ワクチンを接種しても香港型には感染する可能性が高いことになります。逆に新型についてはワクチン接種により有効な免疫が出来る可能性(あくまでも可能性)が高いと推測されています。
今年は製造が遅れ、先週までインフルエンザワクチンが不足していましたが、今後製造が完了したワクチンが大量に供給されてきます。関西は他の地域に比べ流行期に入っていない地域が多く、今後流行する新型への対策として今からワクチンを接種しても充分間に合います。
ワクチンが入荷次第予約サイトでアナウンスしますのでお手数ですが時々チェックしてみてください。