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保冷剤でつくる芳香剤つくってみました

先月の更新では夏に余った保冷剤でつくる芳香剤の話をしました。
前回から二週間、二号店スタッフが自宅でも作ってみたものがこちらになります。
ビー玉や貝殻を入れるのもきれいですね。

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ラベンダーやゼラニウム、ひのきなどゆったりできる香りで、秋の夜長を過ごしてみるのもいいかもしれませんね。

↓作り方はこちら、前回ブログをご覧ください。↓

 第二回 保冷剤を芳香剤に?!

 

 


第二回  保冷剤を芳香剤に?!

夏のお弁当やほてった体を冷やすのに大活躍した保冷剤。
ついつい、余らせて捨ててしまうけど、なんだかもったいない。
かといって冷凍庫においておくのはかさばるし。

その保冷剤、ちょっと違う使い道があるんです。
お好みの香りと混ぜて置いておくと、ゆっくり香りが広がる芳香剤になる?!

完成1

簡単かわいい芳香剤、作ってみませんか?
お子様と一緒に作ってみるのもいいかもしれません。
というわけで、第二回は保冷剤とアロマの話。

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目次

①保冷剤、開けて大丈夫?
②必要なものは?
③どんな香りにするか迷ったら
④作り方
⑤乾いたり、匂いが薄くなったら
⑥処分したくなったときには

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①保冷剤開けて大丈夫?

・問題ないタイプ

食品の保存に使われる保冷剤はほとんどの物が吸水性ポリマー(おむつに使われているもの)と水と安定剤でできています。
凍るとカチカチになって、凍っていないときはムニムニとゼリー状
このタイプは、開けても大丈夫
とはいえ、食べられないものなので、お子さんの手の届かないところに保管してください。
今回の芳香剤にはこのタイプを使います。

・気を付けてほしいタイプ

気を付けてほしいのは、凍らせてもムニムニしたままのタイプ
冷やして使う枕など体を冷やす目的で使われるこのタイプは、車の不凍液と同じエチレングリコールというものが使われています。
当然人体には有害です。
開けると匂いを付けていないのに既に独特の甘い匂いがするのが特徴
なので、甘い匂いがした時には使わないでくださいね。
そういうわけで食品保管用のカチカチに凍るものを今回は使います。

 

②必要なものは?

芳香剤材料

・保冷剤  

 3個(ジャム瓶1個分)
 ①でも述べたとおりカチカチに凍るものを。

・器  
 ビン、プラスチック容器など深さのある容器がおすすめ
 今回は100円ショップのジャムビンを使います

・アロマオイル  

 保冷剤小1個に対して1~2滴(目安なのでお好みの量でOK)
 お好みの香りを。

・着色料(絵具、食紅、グリッターのりなど)   

 少量(混ぜながら好きな色になるまで)

 ものによって変わりますが、食紅や絵具の場合はほんの少量で十分だと思います。
 今回は100円ショップのグリッターのりを使いました。

 色が薄いのでおおよそ1本分くらいの量を使っています。
 キラキラしてきれいです。
 中に貝殻や小さなオブジェをいれてもかわいいですね。

 

③どんな香りにするか迷ったら

まだまだ残暑厳しい季節。こんな香りはどうでしょう。

・ペパーミント
 スーッと通るメントールの中にほのかに甘さがある香り。
 暑い季節の絶対的おすすめ。

・柑橘系
 レモン、グレープフルーツ、ライムなど。
 ほのかな酸味でさっぱりすっきり。
 人を選ばない香りでgood。
 お値段も手に取りやすくてうれしい。

・ラベンダー
 ゆったりしたい空間に。
 一年中使える便利なアロマ。

 

④作り方

基本の作り方
1 容器に保冷剤をあける

2 お好みの香りを数滴(お好みの香りの強さに)

3 着色料をいれてまぜる

4 オブジェなどを沈めてみたり、ビンをデコレーションするなど

材料をいれてまぜるだけです。

完成1

中で文字が浮いてるのはクリアファイルの切れ端に文字を書いたもの。
着色料と保冷剤を層に重ねて混ぜることでグラデーションにできたりもします。
いろいろ、試してみてくださいね。

 

⑤乾いたり、匂いが薄くなったら

・乾いたとき
吸水性ポリマーは乾くと縮んできます。
なんだか量が減ったなと思った時には、お水を足してみてください。
ゆっくり吸って膨らみます。

・匂いがなくなった
使うオイルや量によって変わりますが十日ほどすると香りが薄くなってくるようです。
アロマオイルを足してちょっとだけ混ぜてみてください。
香りが復活するはずです。

ただ、人間の鼻は匂いに慣れやすくできているので、ずっと部屋にいると感じにくいときがあるかもしれません。

⑥処分したくなった時には

基本は可燃ごみで捨てて大丈夫
あちこちくっつくので袋などに入れて捨てるのがよいでしょう。
(自治体によって多少の差異がありますので、確認してくださいね)

やってはいけないのが、トイレやシンクなどで流すこと。
吸水性ポリマーは自分の10倍水を吸います。
流しやトイレが詰まる原因になります。必ずごみとして処分してくださいね

まとめ

・使うのはカチカチに凍るタイプの保冷剤
・材料をいれて混ぜるだけ
・乾いて来たら水や香りを足してみる
・捨てるときは可燃ごみへ

また、小さなお子様のいる家庭では、お子様の手の届かないところに置いてあげてくださいね。
材料のアロマオイルは二号店にもご用意がありますので、作ってみようかなと思った際にはお声掛けください。


第一回 熱中症

気温が30度を超えるような日が増えてきましたね。
夏休みを控え、アウトドアなど外遊びをする機会も多いのではないでしょうか。
高温多湿の日本の夏は、熱中症のリスクの非常に高い季節でもあります。
そんなわけで、初回は熱中症とその対応について。

①こんな症状がでたら熱中症かも
②どんなときになりやすい?
③熱中症になってしまったら
④予防するには?

この4点にわけてお話したいと思います。

①こんな症状がでたら熱中症かも

熱中症は、体がうまく熱を外に逃がせなくなり体に熱がこもる、大量の汗などで水分を失い体内の水分バランスが崩れる、などして起こります。
具体的には以下のような症状がでます。

Ⅰ度
・めまい立ちくらみ
・大量の汗
・体の一部がつる(こむら返り)

Ⅱ度
・頭がガンガン痛い
・吐き気、嘔吐
・体のだるさ

Ⅲ度
・発熱
・ふらつき
・ひきつけ
・意識が朦朧とする

症状の程度に応じて3つの段階にわけて並べてみました。
症状が進んでくるに応じて危険度が高まっていきます。
Ⅲ度はすぐに病院へ

熱中症は、並行して脱水症状を起こしていることも多いので注意が必要です。

 

②どんな時になりやすい?

・そもそも体調が優れないとき
気温が高い、湿度も高い、風も弱いとき
・炎天下での運動や労働をしているとき
・気温が高く、風通しの悪い室内
気温35度以上のときには要注意

 

③熱中症になってしまったら

その場でできることはこの三つ

1、涼しいところで休む

屋内であればクーラーのきいた部屋、野外であれば日陰などなるべく涼しいところで休憩を取りましょう。

2、体を冷やす

上がった体温を下げるために体を冷やすのも効果的です。
保冷材、凍ったペットボトル飲料などそのとき用意できるもので冷やしましょう。
保冷材など凍ったものはタオルでくるんでくださいね。

タオルにくるんだ保冷材などで冷やす場合、首、わきの下、足の付け根、など大きな血管の集まっているところが効果的

保冷材などがない場合は濡れたタオルで体を拭くだけでもだいぶ違います。

3、水分、塩分を補給する

並行して脱水症状を起こしている場合がほとんどです
水分塩分の補給も一緒に行いましょう。
症状の改善が見られない場合は病院へ。
また、意識がないなど、急を要する場合は救急車を呼びましょう。

 

④予防するには?

なんにせよ、そもそもならないのが一番いいですね。
ならないためにできることはこの二つ。
1、直射日光をさける

帽子や日傘などを使う、休憩は日陰のある場所で行うなど、直射日光を避ける方法や場所があるといいですね。
野外活動などを行う際は、近くに日陰があるかどうか確認し、なければテントなどで日陰を作るのも手です。

2、こまめな水分補給

暑い日は汗などで想像以上に水分を失っています。
静かに部屋にいるだけでも人は毎日1L以上の水分を失っているとされています。
そのため、のどが渇いたなと思う頃には結構な水分を失っていることになるのです。
また、小さなお子さんや、お年寄りはのどの渇きを感じにくいという話も。
注意が必要です。

ですので、例えば「1時間に1度」など時間を決めてコツコツ水分をとることが大事です。
もしもの時に備えて、市販の経口補水液(ORS)を1本持っておくと安心ですね。

まとめ

・普段から体調を整え、こつこつ水分を補給する。
・暑い日は特に直射日光をうまく避ける。
・体調の変化に早めに対処する。

小さな子供、高齢者、心肺の機能の弱い方、体調が優れない方などは熱中症にかかりやすいといわれています。
お年寄りや、小さなお子さんは自分で体調の調節がうまくできないことがあるので、よく様子の変化を見てあげてくださいね。

熱中症に備え、楽しい夏をお過ごしください。


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