カテゴリー別アーカイブ: 男性不妊治療

男性不妊の代表的な原因「精索静脈瘤」を徹底解説

男性不妊の代表的な原因「精索静脈瘤」を徹底解説

こんにちは。京都市にあるいちおか泌尿器科クリニックです。

当クリニックでは、一般的な泌尿器科疾患をはじめとした幅広い診療を行っています。
泌尿器科や不妊の悩みは、人には相談しにくいと感じる方も多く、インターネット上の情報もさまざまで誤解が生じやすい分野です。
診察の場だけでは十分にお話しできない場合もあるため、このブログを開設いたしました。

この記事では、患者さんやそのご家族が抱える「ちょっと言いにくい」「専門用語が分かりにくい」といった不安や疑問に寄り添い、できるだけやさしい言葉でお伝えすることを心がけています。
治療に関する最新の研究結果に基づいた情報を交えながら、病気に対する恐怖心や不安を和らげられるよう、丁寧に解説してまいります。
もし、ご自身にあてはまる症状や疑問が見つかったら、どうぞお気軽にご相談ください。

はじめに:精索静脈瘤の原因を知る事で不安を解消しよう

不妊というと「女性側の問題」と誤解されることがありますが、実際には不妊の原因の約半数は男性側にあるとされています。
そのなかでも、比較的多く見られるのが「精索静脈瘤」です。
成人男性の約10〜15%に見られ、不妊症の男性ではその割合が40%以上とも言われています。

精索静脈瘤は放置していても命に関わる病気ではありませんが、精子の質に悪影響を及ぼすため妊娠を望むカップルにとっては重大な障害となることがあります。
原因を明らかにし、適切な治療を受けることで改善が期待できる疾患でもあります。

この記事を読めば分かること

  • 精索静脈瘤の原因と仕組み

  • 男性不妊との関連性

  • 気づきにくい症状と見逃しがちなサイン

  • 放置しておくとどうなる?進行によって起こりうるリスクや悪化の症状

  • 専門クリニックで診てもらうべきタイミング

精索静脈瘤とは?仕組みと発生のメカニズム

精索静脈瘤とは?仕組みと発生のメカニズム

精索静脈瘤(せいさくじょうみゃくりゅう)は、男性不妊の原因としてもっともよく見られる病気の一つです。
あまり聞き慣れない名前かもしれませんが、実は一般の男性の約15%、不妊で悩む男性に至っては40%以上の方に見つかるとも言われていて、決して珍しい病気ではありません。

精索静脈瘤とは、簡単に言うと「精巣のまわりを取り巻く静脈が拡張し、こぶのようになってしまった状態」のことです。精巣の上には「精索(せいさく)」と呼ばれる管状の構造があり、その中には血管やリンパ管、神経、精管などが通っています。
このうち、血液を心臓へ戻す働きをしているのが「静脈」ですが、本来この静脈には「逆流を防ぐ弁」が備わっており、血液が下から上へと一方向に流れるようになっています。
何らかの理由でこの弁がうまく機能しなくなると、血液が逆流してしまい、静脈の中に滞留することになります。
すると血管がだんだんと膨らんでしまい、やがては外から見たり触ったりしてもわかるほど拡張するのが精索静脈瘤です。

精索静脈瘤が起こる原因

精索静脈瘤が起こる原因

静脈の弁機能不全

血管の中にある「逆流防止弁」が先天的に弱かったり後天的に損傷したりすることで、血液の逆流が起こりやすくなります。

成長期の急激な身体の変化により、静脈の圧力が高まりやすい思春期以降に発症するケースが多いとされています。

 解剖学的な構造の影響

精索静脈瘤は圧倒的に「左側」に多く発生します。
これは左側の精巣静脈が腎静脈という太い血管に直角に合流しているため、血流が滞りやすいという構造上の特徴が関係していると考えられています。

生活習慣や姿勢の影響

長時間の立ち仕事や運動不足によって血流が悪くなると、静脈の中に血液が滞りやすくなり結果として静脈瘤が悪化しやすくなります。
特にデスクワーク中心の生活を送っている方や、運動習慣のない方は注意が必要です。

精索静脈瘤の厄介な点は、自覚症状がないまま静かに進行してしまうことが多いです。
外見上の変化が見られなかったり、痛みがなかったりすると、本人も気づかないまま長年経過してしまうことがあります。
そのため不妊の原因を調べるために精液検査を受けた際、はじめて精索静脈瘤が発覚するというケースも少なくありません。

なぜ精索静脈瘤は男性不妊の原因になるのか?

なぜ精索静脈瘤は男性不妊の原因になるのか?

精索静脈瘤があることで、なぜ「男性不妊」につながってしまうのでしょうか?

答えは精巣が本来の働きを保つための「温度管理」や「血流環境」が乱れてしまうことにあります。
精子はとても繊細な細胞であり、適切な温度と栄養環境が保たれていなければ、正常な形や運動能力を持った精子を作り出すことができません。

主な影響

精巣の「適正温度」が乱れる

私たちの体温は通常約36.5度前後ですが、精巣内の温度はそれよりも1〜2度ほど低い状態が理想的です。
この微妙な温度差が、精子を作る上で非常に重要な役割を果たしています。

しかし精索静脈瘤が起こると、静脈の血液がうまく排出されず、精巣の周囲に熱を持った血液が滞留するようになります。
すると精巣の温度が上昇し、精子の形成過程に悪影響が及ぶのです。

これは「温熱ストレス」と呼ばれる現象で、精子の数が減ったり、運動能力が低下したり、DNAが損傷したりする原因になります。

酸素不足と活性酸素の問題

血液の循環が滞ることで、精巣に酸素や栄養が十分に行き届かなくなるという問題も発生します。
酸素不足によって体内の「活性酸素」が増え、これが精子にダメージを与えることも知られています。
このようなさまざまな要因が重なり合うことで、精索静脈瘤が精子の質を低下させ、不妊につながることが医学的にも明らかになっています。

精索静脈瘤による血流の滞りや活性酸素の増加といった問題は、生活習慣の見直しや適切な医療的対応によって改善が期待できます。
近年では治療法も進歩しており、精子の質の向上や妊娠率の改善につながるケースも多く報告されています。

どんな症状があれば病院に行くべき?

精索静脈瘤は進行するまで自覚症状が出にくい病気ですが、いくつかのサインに気づくことで早期発見が可能です。

ご自身の体に耳を傾け、気になる症状があればなるべく早めに医療機関を受診することが大切です。
ここでは、受診を検討すべき具体的な症状や状況について解説します。

こんな症状があれば要注意!

陰嚢の違和感や重だるさ

最も多い訴えのひとつが、「陰嚢の中に何か違和感がある」というものです。
特に長時間立ちっぱなしだった日や、運動のあと、お風呂上がりなどに「重く感じる」「引っ張られるような痛み」がある場合は注意が必要です。

このような症状は精索静脈瘤により血液がうっ滞し、周囲の組織に負担がかかっていることを示している可能性があります。

 触れると「ぐにゃぐにゃ」した塊がある

自分で陰嚢に触れたときに、「やわらかいチューブのようなものがもつれている」「ぐにゃぐにゃした感触がある」といった場合、拡張した静脈が皮膚の下で感じ取られている状態です。
特に立っているときに目立ち、横になると消えることが多いのが特徴です。

このような所見は、医師による診察で精索静脈瘤と判断される一つの大きな材料になります。

 不妊に悩んでいる

見た目や自覚症状がまったくない場合でも、夫婦で妊活をしているにもかかわらず、1年以上妊娠に至らないといった場合には、精索静脈瘤を含む男性側の原因を一度疑ってみることが大切です。

日本では不妊の原因の約半数が男性側にあるとされているにもかかわらず、女性側ばかりが検査や治療を受けているケースも多く、結果として原因が見つかるまでに時間がかかってしまうことも少なくありません。

不妊の問題はカップルにとって非常にデリケートな問題ですが、男性も積極的に検査を受けることで、より早く解決に近づくことができるのです。

これらの症状があるからといって必ずしも精索静脈瘤であるとは限りませんが、逆に言えば症状が軽微でも精索静脈瘤が隠れている可能性は十分にあります。
疑わしい症状が少しでもあれば、まずは泌尿器科や男性不妊専門のクリニックでの受診をおすすめします。

自己判断で放置するのではなく、専門家の診断を仰ぐことが早期治療への第一歩です。

放置するとどうなる?リスクと症状の悪化

精索静脈瘤は自然に改善することはほとんどなく、時間とともに悪化していく病気です。
軽度のうちは無症状であっても、次第に以下のような問題が現れてくる可能性があります。

時間の経過とともに進行するリスク

時間の経過とともに進行するリスク

 精巣の萎縮(小さくなる)

精巣の血流が悪くなり酸素や栄養の供給が不足することで、精巣自体が萎縮してしまうことがあります。
これはつまり、精子を作る機能そのものが萎縮していくということであり、回復が困難になる恐れもあります。

慢性的な鈍痛や不快感

精巣や陰嚢の奥に「重だるい感じ」「ひっぱられるような違和感」を覚えることがあります。
とくに立っている時間が長い日や、入浴後・運動後などに症状が強くなることがあります。

仕事や日常生活にも影響を及ぼす場合があるため、生活の質(QOL)を下げる原因にもなります。

不妊状態の長期化・悪化

最も深刻なのは、不妊の状態が固定化してしまうリスクです。
早期に治療を行えば精子の質が改善する可能性がありますが、長期間放置することでそのチャンスが減少し、治療の選択肢も限られてしまうことがあります。

精索静脈瘤は良性の病気であり、命にかかわるものではありませんが「妊娠を望むかどうか」「精子の状態を改善したいかどうか」によって、治療の重要性が大きく変わってきます。

精索静脈瘤は、命に関わるような病気ではありませんが、「放っておいても大丈夫」と安心してしまうのは少し危険です。
時間の経過とともに、精巣の機能低下や慢性的な痛み、そして不妊のリスクが高まっていく可能性があるからです。
特に「将来的に子どもを望んでいる」「原因のわからない違和感が続いている」といった方にとっては、早めの判断がとても大切になります。

すべての人がすぐに治療を必要とするわけではありません。
けれども自分の身体が今どんな状態なのかを知ることは、将来の選択肢を広げるための第一歩です。
症状が軽いうちに専門医に相談し、必要に応じて検査や治療を検討することで、大切な機能を守ることにつながります。

不安を抱えたまま一人で悩むより、少し勇気を出して情報を得て、行動してみることが、未来の安心へとつながるかもしれません。

まとめ:男性不妊の解決に向けて、専門医に相談を!

「精索静脈瘤かもしれない」と感じたとき、気になるのは診断の流れや検査内容ではないでしょうか。
医療機関で「どのように調べるのか」「痛みや恥ずかしさはないのか」こうした疑問を持つ方も多いと思います。

実際にどのようにして精索静脈瘤が診断されるのか、その流れや検査の特徴についてご紹介します。

診断と検査方法

問診と視診・触診

医師による問診と診察(視診・触診)からスタートします。

症状の有無、不妊の有無、以前の検査歴や病歴などを確認したうえで陰嚢を立った状態と寝た状態の両方で観察し、触診します。

このとき「バルサルバ法」と呼ばれる息を止めてお腹に力を入れる動作を患者さんにしてもらうことで、静脈の拡張具合を観察します。
触診だけである程度の重症度(グレード)を判定することも可能です。

超音波検査(エコー検査)

より正確に診断するために行われるのが、陰嚢の超音波検査です。

これは痛みもなく、体外から機器を当てて見るだけなので、身体的負担はほとんどありません。
超音波によって、静脈の太さや逆流の有無・逆流の程度などが数値で確認できます。
これにより、軽度〜重度の精索静脈瘤を正確に評価することが可能です。

また必要に応じて精巣のサイズの左右差や、血流状態の異常も調べることができるため、早期診断に非常に有用です。

精液検査

不妊の検査として最も重要なもののひとつが精液検査です。
精子の数、運動率、奇形率、精液量などを詳しく調べることで、精索静脈瘤によってどの程度影響が出ているのかを知ることができます。

精液検査は自宅やクリニック内で採取し、専用の分析機器で評価されます。
1回の検査で全体像がわかるため、不妊でお悩みの方には必須の検査です。

男性にとって泌尿器科や不妊の検査は、少しハードルが高く感じられるかもしれません。
しかしいまや不妊の半数は男性側にあることが常識になりつつあります。
恥ずかしさよりも、未来の家族のために、まずは一歩踏み出してみることが大切です。

「検査を受けてよかった」と感じる方も多くいますし、結果として安心につながることも少なくありません。
当院では、そんなお悩みに真摯に向き合い、安心してご相談いただける環境を整えています。

クリニックの紹介

いちおか泌尿器科クリニックについて

いちおか泌尿器科クリニックは、京都駅前に位置するアクセス便利な医療機関です。
当院は泌尿器科全般を幅広くカバーしながら特に男性不妊治療において専門性の高い診療を提供しています。

当院の診療理念は「患者様の生活と未来を支える医療」です。男性特有のデリケートな悩みに寄り添い的確で安心できる治療を行うことで、患者様一人ひとりの健康と希望をサポートしています。

当院の特徴

  1. 最新の医療技術を駆使した治療
  • 当院では男性不妊治療において最先端の手術技術を提供しています。
    精索静脈瘤に対する日帰り顕微鏡下手術、無精子症に対する顕微鏡下精巣精子回収術(micro-TESE)、さらに非閉塞性無精子症に対応するFNAマッピングも行っています。
  1. 患者様の生活に配慮した日帰り手術
  • 他院では入院が必要とされる手術も当院では日帰りで対応可能です。
    平日や土曜日にも対応しており、仕事が忙しい方でも安心して治療を受けていただけます。
  1. プライバシーに配慮した診療環境
  • 男性不妊や泌尿器に関するデリケートな悩みは周囲に相談しづらいものです。
    当院では完全予約制を採用し患者様のプライバシーを徹底的に守ります。
  1. 専門性を活かした個別対応
  • 経験豊富な医師が患者様一人ひとりの状況を丁寧に診断し、最適な治療計画をご提案します。
  1. 総合病院並みの設備と柔軟な診療時間
  • 高度な医療機器を備えた院内設備を有し、泌尿器に関するあらゆる疾患に対応可能です。また忙しい方にも通いやすい診療体制を整えています。

診療内容

  • 男性不妊治療(精索静脈瘤手術、micro-TESE、FNAマッピング)
  • 前立腺疾患(前立腺肥大症、前立腺がんの検査・治療)
  • 尿路感染症、性病治療、尿失禁
  • 勃起不全(ED)や射精障害

アクセス情報と問い合わせ先

  • 所在地: 〒601-8001 京都市南区東九条室町47番地3
  • アクセス: JR京都駅八条口より徒歩2分
    JR京都駅コンコース2F「八条西口」のエレベーターまたは階段を下りて、目の前の「京都駅八条口交差点」の横断歩道を渡った「ホテル イビス スタイルズ 京都 ステーション」前です。

クリニック専用駐車場はございませんので、お車でご来院の方は近隣のコインパーキングをご利用ください。

  • 診療時間:月〜土
    午前診 9:00~12:00
    午後診(予約制) 13:00〜16:00
    夜診 17:00〜20:00
    休診日: 日・祝
  • 問い合わせ先
  • 電話番号: 075-672-7077
  • LINE公式アカウントからのご予約は下記「いちおか泌尿器科クリニック京都駅前院」を友だち追加してください。

QRコード

市岡理事長からのメッセージ

男性特有の悩みは誰にも相談できず一人で抱え込んでしまう方も多いと思います。
いちおか泌尿器科クリニックでは患者様に寄り添いながら安心できる環境と最適な治療を提供します。
ぜひ一度お気軽にご相談ください。

当院の症例紹介やその他治療に関する情報を「いちおか泌尿器科公式SNS」で定期的に配信しております!

チャンネル登録・フォローをいただき、是非投稿をチェックしてください。

いちおか泌尿器科グループ公式チャンネル(Youtube)

いちおか泌尿器科グループ公式(Instagram)


男性不妊治療に保険が適用?最新の制度とそのメリット

男性不妊治療に保険が適用?最新の制度とそのメリット

こんにちは。京都市にあるいちおか泌尿器科クリニックです。

当クリニックでは、一般的な泌尿器科疾患をはじめとした幅広い診療を行っています。
泌尿器科や不妊の悩みは、人には相談しにくいと感じる方も多く、インターネット上の情報もさまざまで誤解が生じやすい分野です。
診察の場だけでは十分にお話しできない場合もあるため、このブログを開設いたしました。

この記事では、患者さんやそのご家族が抱える「ちょっと言いにくい」「専門用語が分かりにくい」といった不安や疑問に寄り添い、できるだけやさしい言葉でお伝えすることを心がけています。
治療に関する最新の研究結果に基づいた情報を交えながら、病気に対する恐怖心や不安を和らげられるよう、丁寧に解説してまいります。
もし、ご自身にあてはまる症状や疑問が見つかったら、どうぞお気軽にご相談ください。

はじめに:男性不妊治療に関して、悩んでいませんか

「不妊治療が高額で経済的に厳しい…」

「男性不妊の治療費はどれくらいかかるんだろう?」

「保険が適用されるなら少しは負担が減るのに…」

こんな悩みを持っている方も多いのではないでしょうか。
特に不妊治療には多くのステップがあり、医療費の負担はかなり大きいです。
しかし最近では男性不妊治療に関しても保険が適用されるようになり、負担を軽減することが可能になっています。

この記事では、男性不妊治療に関する最新の保険制度について、どこまでカバーされるのか、自己負担額はどれくらい軽減されるのかなどを解説します。
経済的な不安を抱えている方々に向けて、具体的な情報と実際にどう活用できるかをお伝えするので、ぜひ最後までお読みください。

この記事を読めば分かること

  • 男性不妊治療に保険が適用される最新制度について

  • 保険適用の対象範囲とその詳細

  • 自己負担額の変動と経済的負担の軽減方法

  • 保険診療を受ける際のメリット・デメリット

  • 医療費控除を活用してさらに負担を減らす方法

男性不妊治療の保険適用とは?基本を知ろう

男性不妊治療が保険適用されるようになった背景とその概要について説明します。
これまでは不妊治療の多くが保険外で、自己負担額が高額になることが問題視されてきました。
しかし、2022年から男性不妊治療の一部が保険適用の対象となり、負担軽減に繋がる可能性が広がっています。

詳しくは以下サイトをご参照ください。
保険適用について|不妊のこと DICTIONARY

男性不妊治療の保険適用に至った背景

日本では不妊治療に関する政策が見直され、特に男性側にも注目が集まるようになりました。
以前は女性不妊治療が中心で男性側の問題は軽視されがちでしたが、最近では男性不妊も広く認識されるようになり、治療の需要が高まっています。
男性不妊治療が保険適用となった背景には、この社会的な認識の変化があります。

保険適用の基本的な仕組み

男性不妊治療において、保険が適用されるのは精子の採取や人工授精など、特定の治療方法に限られます。
具体的には、医師の診断に基づき治療が必要と判断された場合に限り、保険診療を受けることができます。

どこまで適用される?最新の制度と対象範囲

男性不妊治療の保険適用範囲

男性不妊治療の保険適用範囲はどこまで広がったのでしょうか?どの治療が保険対象となるのか、具体的に見ていきましょう。

精子採取(採精)の場合

男性不妊治療の中で、精子の採取(採精)は保険適用となる治療の一つです。
この処置は、例えば人工授精や体外受精のために必要となります。
精子が自然に採取できない場合、医療機関で採取を行うことになりますが、この際の治療費が保険でカバーされます。

人工授精

人工授精も保険適用の対象となります。
特に、精子を採取して女性の体内に人工的に注入する処置は、一定の条件を満たす場合に保険が適用されます。

過去には自己負担が大きかった人工授精の治療費ですが、今では保険で負担が軽減されます。

体外受精や顕微授精の一部

体外受精や顕微授精は基本的に保険対象外ですが、男性側の精子の質に関する特別な処置(例えば、顕微授精における精子の選別など)は一部保険適用となる場合があります。

保険適用で自己負担額はどう変わる?

 

保険適用で自己負担額はどうなる?

不妊治療において、保険適用があるかないかで治療費に大きな違いが生じます。
保険が適用されると、どのように自己負担額が変わるのでしょうか?

ここでは保険適用後の自己負担額について、具体的な金額感を交えながら説明します。

保険適用で大きく変わる自己負担額

保険適用がある場合、治療にかかる費用は大幅に軽減されます。
多くの不妊治療では、保険が適用されることで患者が負担する金額は3割程度となります。

これにより、治療を続けやすくなり、経済的負担が軽減されるのです。

具体的な費用例

例えば、精子採取のための手術や人工授精を行う場合、保険が適用されると、治療費の3割程度が自己負担となります。
例えば、治療費が30万円かかる場合、保険適用後の自己負担額は約9万円程度となります。
これにより、保険適用前には全額自己負担であった30万円を支払わなければならなかったのが、大きな軽減を受けることになります。

治療費

30万円

保険適用前(全額負担)

30万円

保険適用後(自己負担3割)

9万円

長期的な経済的負担の軽減

不妊治療は、1回で完了することは少なく、長期間にわたって治療を続ける必要がある場合も多いです。
そのため、保険適用を受けることで、治療費を継続的に軽減することができ、経済的負担を大きく減らすことが可能になります。
例えば、複数回の人工授精や体外受精を行う場合、治療費が何度もかかることを考えると、保険適用後の自己負担額の軽減効果は非常に大きな助けとなります。

不妊治療の保険診療の特徴と注意点

不妊治療は経済的負担が大きくなることが多いため、保険診療が重要な役割を果たしています。
不妊治療における保険診療の特徴と、治療を受ける際に注意すべき点について詳しく説明します。

不妊治療における保険診療の特徴

保険適用の拡大

2022年4月から一定の条件を満たす不妊治療(体外受精、顕微授精)が保険適用となり、経済的負担が軽減されるようになったことが大きな特徴です。
これにより治療を受ける方々の負担が減り、治療の継続がしやすくなっています。

適用対象となる治療

体外受精や顕微授精はもちろん、人工授精や排卵誘発など、保険適用となる治療方法が明確に定められています。
しかしすべての治療が保険適用されるわけではなく、条件や治療段階によって適用される範囲が異なります。

年齢制限と回数制限

不妊治療には年齢制限(女性は43歳未満など)があり、それを超えると保険適用外となることが一般的です。
また体外受精などには回数制限もあり、治療が進むにつれて自己負担が増加することもあります。

不妊治療の保険診療における注意点

適用条件を事前に確認する

不妊治療が保険適用となるためには、一定の条件(例えば、パートナーの不妊や年齢制限など)を満たす必要があります。
そのため治療前に医師としっかり相談し、自分が対象となるか確認することが重要です。

自己負担が発生するケース

不妊治療は長期間にわたる場合があり、その場合途中で保険適用が終了することがあります。
たとえば体外受精は初回に保険適用されても、次回以降は自己負担となることが多いため、治療計画を立てる際には長期的な費用も考慮する必要があります。

医療機関による適用範囲の違い

一部の医療機関では、保険適用の範囲が異なることがあります。
地方や特定のクリニックでは、最新の治療法が必ずしも保険適用されるとは限りません。

経済的負担を軽減するためのポイント

不妊治療には高額な費用がかかることが多いため、保険診療を上手に活用することが重要です。
しかし保険適用の範囲や条件については患者自身が十分に理解しておくことが必要です。

事前に医師と相談し、治療の進行状況や必要な検査に合わせて費用の負担を予測することで、スムーズな治療を進めると同時に、経済的な負担も軽減することが可能になります。

対象外の治療もある?自己負担が発生するケース

男性不妊治療には、保険が適用されない治療もあります。
これらの治療は、全額自己負担となるため、事前にどの治療が保険適用外になるかを確認しておくことが重要です。

自己負担が発生する治療の具体例

精子提供を用いた治療

精子提供を受ける場合、人工授精や体外受精などの治療が保険適用外となり、全額自己負担となります。
この費用はかなり高額になることがあるため、事前に費用感を確認しておきましょう。

保険診療外の検査と追加の治療

精子のDNA損傷度を測定する精密検査など、高度な検査は保険適用外となる場合があります。
これらの検査を受ける場合は、費用が自己負担となることを理解しておく必要があります。

長期化による追加費用

治療が長期化すると、追加の治療費が発生することがあります。
例えば、体外受精を繰り返す場合、胚の凍結保存や追加のホルモン治療は保険適用外となることが多いです。

高度な不妊治療技術

顕微授精や胚盤胞移植など、高度な技術を要する治療も保険適用外となることがあります。
これらの治療は費用が高額になるため、自己負担が大きくなることがあります。

医療費控除を活用し、治療費を軽減しよう

 

医療費控除で治療費を軽減しよう

不妊治療は高額な費用がかかるため、経済的な負担が大きくなりがちです。
しかし、医療費控除を上手に活用することで支払った治療費の一部を取り戻し、実質的な負担を軽減することができます。

この制度を利用すれば税金の還付を受けることができるため、治療を続けやすくなるのです。

医療費控除の仕組み

医療費控除とは、1年間に支払った医療費が一定額を超えると、その超過分について税金の還付を受けられる制度です。

不妊治療にかかる費用も医療費控除の対象となり、人工授精や体外受精などの治療費、診察料、薬代なども含まれます。
例えば、1年間で不妊治療に40万円かかった場合、自己負担が10万円を超える部分(30万円)が控除対象となり、その分の税金が還付されます。
この還付金を次の治療費に充てることもできるため、経済的なサポートを受けながら治療を続けやすくなります。

申請方法

医療費控除を受けるためには、確定申告を行う必要があります。

確定申告では1年間に支払った医療費の領収書を集め、その合計額を計算します。
申告書に必要事項を記入して税務署に提出することで、還付金を受け取ることができます。
確定申告の期間を過ぎると申請ができません。早めに準備し、期限内に申告するようにしましょう。

医療費控除を受ける際のポイント

 

医療費控除の活用術

対象となる医療費を確認

  • 治療費、薬代、通院の交通費(公共交通機関)が対象

  • 美容目的の治療は対象外

必要書類を保管

  • 領収書、明細書、健康保険の給付金記録を整理

  • 医療費通知(健康保険組合発行)も活用可

確定申告の期限に注意

  • 申告期間は翌年の2月16日~3月15日(土日の場合は翌営業日)

  • 5年前まで遡って申請可能

まとめ:最適な治療法を知るために、まずは専門医に相談

 

専門的な治療法を相談しよう

男性不妊治療は、個々の状況に応じた治療法が求められます。
そのため、最適な治療法を選ぶためには専門医の診断とアドバイスが非常に重要です。

専門医に相談することで自分に合った治療法を見つけることができるだけでなく、治療の進め方や必要な費用についても詳しく把握できます。
また、男性不妊治療においては保険適用が大きな経済的助けとなる場合があります。

保険適用範囲をしっかり理解し、対象外となる治療についても把握することで治療の選択肢を選びやすくなります。
さらに医療費控除を活用することで、経済的な負担をさらに軽減することが可能です。

最適な治療法を選ぶためには、まず専門医に相談し、自分に合った治療法とその費用について十分に理解することが大切です。
治療内容や負担をよく把握したうえで、最良の選択をすることができます。

クリニックの紹介

いちおか泌尿器科クリニックについて

いちおか泌尿器科クリニックは、京都駅前に位置するアクセス便利な医療機関です。
当院は泌尿器科全般を幅広くカバーしながら特に男性不妊治療において専門性の高い診療を提供しています。

当院の診療理念は「患者様の生活と未来を支える医療」です。男性特有のデリケートな悩みに寄り添い的確で安心できる治療を行うことで、患者様一人ひとりの健康と希望をサポートしています。

当院の特徴

  1. 最新の医療技術を駆使した治療
  • 当院では男性不妊治療において最先端の手術技術を提供しています。
    精索静脈瘤に対する日帰り顕微鏡下手術、無精子症に対する顕微鏡下精巣精子回収術(micro-TESE)、さらに非閉塞性無精子症に対応するFNAマッピングも行っています。
  1. 患者様の生活に配慮した日帰り手術
  • 他院では入院が必要とされる手術も当院では日帰りで対応可能です。
    平日や土曜日にも対応しており、仕事が忙しい方でも安心して治療を受けていただけます。
  1. プライバシーに配慮した診療環境
  • 男性不妊や泌尿器に関するデリケートな悩みは周囲に相談しづらいものです。
    当院では完全予約制を採用し患者様のプライバシーを徹底的に守ります。
  1. 専門性を活かした個別対応
  • 経験豊富な医師が患者様一人ひとりの状況を丁寧に診断し、最適な治療計画をご提案します。
  1. 総合病院並みの設備と柔軟な診療時間
  • 高度な医療機器を備えた院内設備を有し、泌尿器に関するあらゆる疾患に対応可能です。また忙しい方にも通いやすい診療体制を整えています。

診療内容

  • 男性不妊治療(精索静脈瘤手術、micro-TESE、FNAマッピング)
  • 前立腺疾患(前立腺肥大症、前立腺がんの検査・治療)
  • 尿路感染症、性病治療、尿失禁
  • 勃起不全(ED)や射精障害

アクセス情報と問い合わせ先

  • 所在地: 〒601-8001 京都市南区東九条室町47番地3
  • アクセス: JR京都駅八条口より徒歩2分
    JR京都駅コンコース2F「八条西口」のエレベーターまたは階段を下りて、目の前の「京都駅八条口交差点」の横断歩道を渡った「ホテル イビス スタイルズ 京都 ステーション」前です。

クリニック専用駐車場はございませんので、お車でご来院の方は近隣のコインパーキングをご利用ください。

  • 診療時間:月〜土
    午前診 9:00~12:00
    午後診(予約制) 13:00〜16:00
    夜診 17:00〜20:00
    休診日: 日・祝
  • 問い合わせ先
  • 電話番号: 075-672-7077
  • LINE公式アカウントからのご予約は下記「いちおか泌尿器科クリニック京都駅前院」を友だち追加してください。

QRコード

市岡理事長からのメッセージ

男性特有の悩みは誰にも相談できず一人で抱え込んでしまう方も多いと思います。
いちおか泌尿器科クリニックでは患者様に寄り添いながら安心できる環境と最適な治療を提供します。
ぜひ一度お気軽にご相談ください。

当院の症例紹介やその他治療に関する情報を「いちおか泌尿器科公式SNS」で定期的に配信しております!

チャンネル登録・フォローをいただき、是非投稿をチェックしてください。

いちおか泌尿器科グループ公式チャンネル(Youtube)

いちおか泌尿器科グループ公式(Instagram)


男性不妊治療症例/「2年間妊活を続けたけど結果が出ない」40代男性

「2年間妊活を続けたけど結果が出ない」仕事と両立しながら治療に踏み出した35歳男性の成功事例

記事の内容を動画でご覧になりたい方はこちら

[動画版](男性不妊治療症例ブログ)「2年間妊活を続けたけど結果が出ない」仕事と両立しながら治療に踏み出した41歳男性の成功事例

こんにちは、いちおか泌尿器科クリニックの理事長 市岡です。
男性不妊治療を必要とされる方の中には、妊活に行き詰まり「自分に原因があるのでは」と悩んでいる方も多いのではないでしょうか?
当院ではそういった方々が一歩踏み出せるよう、専門的な診療と的確な治療を提供しています。

今回の症例では2年間妊活を続けても自然妊娠に至らず、治療を決断された患者様のお話をご紹介します。同じような悩みをお持ちの方々にとって少しでも参考になれば幸いです。

 医療広告ガイドラインを順守するための限定解除項目

限定解除項目

症例の正確性と透明性を保つため、以下の表に詳細をまとめました。

通院時年齢

41歳

性別

男性

通院目的

妊活2年経過後も自然妊娠に至らず、不妊治療クリニックを受診したところ、精子が少なく、運動率も悪いといわれた。原因精査と治療を目的に受診。

治療内容

顕微鏡下精索静脈瘤手術を実施しました。この手術は精索静脈の異常な血流を遮断することで、精子の質を改善する治療法です。

治療期間・回数

日帰り手術を1回実施し、術後は3か月ごとに経過観察を行いました。

費用

手術代は健康保険適用で自己負担額約50,000円。

予約に基づく診療に関する保険外併用療育費(自費)が99,000円。

リスク・副作用

術後の軽度な痛みと腫れ、まれに動脈損傷の可能性がありますが適切に管理しています。

治療結果

精子濃度、精子運動率ともに改善。
術後6ヶ月で自然妊娠が確認される。

 「2年間妊活を続けたけど結果が出ない」に対する主治医の見解

患者様の背景

患者様は41歳の男性で、2年前に再婚されてから妊活を続けていましたが自然妊娠に至らず不妊治療クリニックを受診。

精子の数が少なく、運動率がかなり低いという指摘を受け「自分が原因なのではないか」「若い奥様に負担をかけているかもしれない」という強い不安を抱えていたようです。
AGA治療薬の服用をやめたり、禁煙に取り組んだりと生活習慣の見直しも行いましたが改善は見られず、年齢的な焦りもあって当院にご相談にいらっしゃいました。

市岡理事長のコメント

初診時の患者様は「自分が原因ではないか」という不安に加えて、若い奥様に負担をかけているかもしれないというプレッシャーを大きく感じており、とても悩まれていました。
妊活の期間が長引くほど精神的ストレスも高まりやすいため、まずは丁寧に現状を把握することが重要だと考えました。

「2年間妊活を続けたけど結果が出ない」患者様の診断結果

患者様の診断結果

精索静脈瘤(せいさくじょうみゃくりゅう)とは

当院での精密検査では、精子濃度が800万個/ml(通常1600万個/ml以上)で、精子運動率が20%(通常40%以上)と、かなり低い数値が確認されました。加えて超音波検査では左側の精索静脈瘤(Grade 3)を認めました。

精索静脈瘤は、血液が滞留しやすくなることで精巣温度が上昇し、精子の質を下げる大きな要因となります。患者様のケースでは、これが妊娠しにくい状態をつくっている可能性が高いと判断しました。

市岡理事長のコメント

顕微鏡下精索静脈瘤手術を日帰りで実施することを提案し、患者様の不安をできるだけ軽減するために手術や経過観察の流れ、費用面を含めて詳細に説明しました。仕事を長期間休む必要がないため、生活スタイルを大きく変えずに治療できることも大きな利点となりました。

 「2年間妊活を続けたけど結果が出ない」患者様の治療計画

日帰り手術と経過観察

患者様の負担をできるだけ軽減するため、顕微鏡下精索静脈瘤手術を日帰りで実施する方針が立てられました。入院を必要としないため、仕事や家事などの日常生活を大きく乱すことなく治療に取り組めるのが最大の利点です。特に「長期的に休みが取りにくい」という悩みを持つ方にとって、時間的な負担を抑えながら治療を進められるのは大きなメリットといえます。

手術当日の流れ

患者様の治療計画

手術前に最終的な検査や説明を受け、疑問や不安を解消します。

2. 手術の実施

顕微鏡を用いて精索静脈瘤を確認し、血流を遮断する処置を行います。手術時間は数時間程度で、体への負担が比較的少ないとされています。

3. 休憩・経過確認

手術後は院内で短時間安静にし、問題がないかどうかを確認。痛みや腫れなど軽度の症状が出る場合もありますが、適切な管理を行います。

術後のフォローアップ

患者様の治療計画

手術後は3か月ごとに精液検査を行い、精子の濃度や運動率などの数値をチェックしながら回復状況を見守ります。必要に応じてサプリメントの活用や生活習慣のさらなる見直しもアドバイスし、仕事との両立がしやすい形で通院できるよう配慮します。

患者様の心境

手術に踏み切ることに対しては、当然「本当に改善できるのか」という不安がありながらも、長い妊活から抜け出すための前向きな期待も感じていらっしゃいました。また、もし改善が見られなかったらどうしようという焦りがある一方で、今できることはすべて試してみたいという強い思いが治療のモチベーションにもなっていました。

 「2年間妊活を続けたけど結果が出ない」患者様の治療結果(ビフォーアフター)

患者様の治療結果

術前の状態(Before)

精子濃度

約800万~840万個/ml

精子運動率

20%

妊娠確率

非常に低い状況が続き、夫婦ともに精神的負担が大きかった

術後3ヶ月の状態(After)

術後3か月

精子濃度

8000万個/ml

精子運動率

60%に改善

術後6か月

奥様の自然妊娠を確認

ビフォーアフターでの改善ポイント

精子の数が大幅に増加したことで、卵子に到達する確率が高まったことが最も大きな成果です。
さらに、精子の運動率が向上し、結果として妊娠の可能性が飛躍的に上がりました。

こうした数字の変化は、患者様ご自身が「努力が報われた」と実感できる要素にもなり、夫婦での精神的な負担も軽減されたようです。

 「2年間妊活を続けたけど結果が出ない」症例のまとめ

患者様が得られた3つの大きな変化

患者様が得られた3つの大きな変化

妊活に対する新たな希望

精子濃度・運動率の改善によって妊娠の可能性が高まり、夫婦が前向きに妊活に取り組めるようになりました。

夫婦の絆の強化

長期化した妊活により不安やプレッシャーを抱えていたご夫婦が、お互いを支え合う形で乗り越えたことで、より強い信頼関係が築ける結果となりました。

仕事と治療の両立

日帰り手術を選択したことで、仕事を長期的に休む必要がなく、生活リズムを大きく乱さずに治療を続けることができました。

市岡理事長からのメッセージ

「男性不妊は誰にでも起こり得る問題ですが、適切な診断と治療を受けることで改善の道は大きく広がります。
今回の患者様も手術後に『もっと早く相談していればよかった』とおっしゃいました。

妊活に行き詰まったときは、一人で抱え込まずに専門医の扉を叩いてみてください。
日帰り手術や最新技術を活用し、皆さんのライフスタイルに合わせた治療を提供できるよう心がけています。」

この症例から学べること

早めの受診が大切

男性不妊は原因が曖昧なままでは自然には改善しづらく、長期化するほど精神的負担が増大します。

ライフスタイルに合わせた治療

日帰り手術や柔軟な診療時間で、仕事や日常生活とのバランスを保ちながら治療を進めることが可能です。

夫婦で支え合う姿勢

不妊治療は夫婦二人で取り組むもの。協力し合うことで、より成果に結びつきやすくなります。

次に一歩を踏み出したい方へ

もし、この記事を読んで「自分も相談してみたい」と感じたら、ぜひお気軽にいちおか泌尿器科クリニックにご相談ください。
男性不妊治療の専門家として、私たちはあなたの未来の可能性を一緒に切り拓きます。

クリニックの紹介

いちおか泌尿器科クリニックについて

いちおか泌尿器科クリニックは、京都駅前に位置するアクセス便利な医療機関です。
当院は泌尿器科全般を幅広くカバーしながら特に男性不妊治療において専門性の高い診療を提供しています。

当院の診療理念は「患者様の生活と未来を支える医療」です。男性特有のデリケートな悩みに寄り添い的確で安心できる治療を行うことで、患者様一人ひとりの健康と希望をサポートしています。

当院の特徴

  1. 最新の医療技術を駆使した治療
  • 当院では男性不妊治療において最先端の手術技術を提供しています。
    精索静脈瘤に対する日帰り顕微鏡下手術、無精子症に対する顕微鏡下精巣精子回収術(micro-TESE)、さらに非閉塞性無精子症に対応するFNAマッピングも行っています。
  1. 患者様の生活に配慮した日帰り手術
  • 他院では入院が必要とされる手術も当院では日帰りで対応可能です。
    平日や土曜日にも対応しており、仕事が忙しい方でも安心して治療を受けていただけます。
  1. プライバシーに配慮した診療環境
  • 男性不妊や泌尿器に関するデリケートな悩みは周囲に相談しづらいものです。
    当院では完全予約制を採用し患者様のプライバシーを徹底的に守ります。
  1. 専門性を活かした個別対応
  • 経験豊富な医師が患者様一人ひとりの状況を丁寧に診断し、最適な治療計画をご提案します。
  1. 総合病院並みの設備と柔軟な診療時間
  • 高度な医療機器を備えた院内設備を有し、泌尿器に関するあらゆる疾患に対応可能です。また忙しい方にも通いやすい診療体制を整えています。

診療内容

  • 男性不妊治療(精索静脈瘤手術、micro-TESE、FNAマッピング)
  • 前立腺疾患(前立腺肥大症、前立腺がんの検査・治療)
  • 尿路感染症、性病治療、尿失禁
  • 勃起不全(ED)や射精障害

アクセス情報と問い合わせ先

  • 所在地: 〒601-8001 京都市南区東九条室町47番地3
  • アクセス: JR京都駅八条口より徒歩2分
    JR京都駅コンコース2F「八条西口」のエレベーターまたは階段を下りて、目の前の「京都駅八条口交差点」の横断歩道を渡った「ホテル イビス スタイルズ 京都 ステーション」前です。

クリニック専用駐車場はございませんので、お車でご来院の方は近隣のコインパーキングをご利用ください。

  • 診療時間:月〜土
    午前診 9:00~12:00
    午後診(予約制) 13:00〜16:00
    夜診 17:00〜20:00
    休診日: 日・祝
  • 問い合わせ先
  • 電話番号: 075-672-7077
  • LINE公式アカウントからのご予約は下記「いちおか泌尿器科クリニック京都駅前院」を友だち追加してください。

QRコード

市岡理事長からのメッセージ

男性特有の悩みは誰にも相談できず一人で抱え込んでしまう方も多いと思います。
いちおか泌尿器科クリニックでは患者様に寄り添いながら安心できる環境と最適な治療を提供します。
ぜひ一度お気軽にご相談ください。

当院の症例紹介やその他治療に関する情報を「いちおか泌尿器科公式SNS」で定期的に配信しております!

チャンネル登録・フォローをいただき、是非投稿をチェックしてください。

いちおか泌尿器科グループ公式チャンネル(Youtube)

いちおか泌尿器科グループ公式(Instagram)


加齢と男性不妊の深い関係を知ろう

加齢と男性不妊の深い関係を知ろう

こんにちは。京都市にあるいちおか泌尿器科クリニックです。

当クリニックでは、男性不妊治療をはじめ一般的な泌尿器科疾患などの診療を幅広く行っています。
泌尿器科や不妊の悩みは、人には相談しにくいと感じる方も多く、インターネット上の情報もさまざまで誤解が生じやすい分野です。
診察の場だけでは十分にお話しできない場合もあるため、このブログを開設いたしました。

この記事では、患者さんやそのご家族が抱える「ちょっと言いにくい」「専門用語が分かりにくい」といった不安や疑問に寄り添い、できるだけやさしい言葉でお伝えすることを心がけています。
治療に関する最新の研究結果に基づいた情報を交えながら、病気に対する恐怖心や不安を和らげられるよう、丁寧に解説してまいります。
もし、ご自身にあてはまる症状や疑問が見つかったら、どうぞお気軽にご相談ください。

はじめに:悩みを抱えるあなたへ

子供を作りたいと思っているけれど、自分の男性機能に不安を抱えている……。

40代や50代になると「もう遅いのでは?」という心配が募る方も多いでしょう。
実際、男性の生殖能力は加齢とともに徐々に変化し、精子の質や量、さらにはホルモンバランスにも影響を及ぼします。

この記事では、加齢が男性不妊にどのような影響を与えるのか、その基礎知識から具体的な対処法まで、わかりやすく解説します。

この記事を読めば分かること

  • 男性不妊の基本的な仕組みと加齢による影響の実態
  • 放置することによるリスクや、今すぐ対策を始めるべき理由
  • 自宅でできるケアや定期検査の重要性
  • 具体的な悩みや疑問について、専門医によるアドバイスのポイント

少しでも「自分に当てはまるかもしれない」と感じたら、ぜひいちおか泌尿器科クリニックへご相談ください。
あなたの未来の家族計画をサポートするため、最新の医療情報と確かな技術で対応いたします。

 加齢と男性不妊の基礎知識

加齢と男性不妊の基礎知識

加齢は男性の生殖機能に多くの影響を及ぼします。

精子の質や量は年齢とともに低下し、DNA損傷のリスクも高まるとされています。
ここでは、加齢がどのように男性不妊に関与するかを基礎から解説します。

精子の質と量の低下

精子の運動率と形態

年齢が進むと精子の運動率が低下し、形態異常が増える傾向にあります。
これにより、自然受精の可能性が減少します。

DNA損傷のリスク

加齢とともに精子のDNAに微細な損傷が蓄積し、将来の妊娠に悪影響を及ぼす可能性があります。

ホルモンバランスの乱れ

テストステロンの減少

男性ホルモンの一種であるテストステロンの分泌量は、年齢とともに低下します。
これが精子生成の低下や全体的な体調の変化を引き起こします。

ホルモンバランスと健康状態

ホルモンバランスの乱れは他の生活習慣病にもつながるため、定期的な健康管理が必要です。

最新の研究とエビデンス

近年の研究では、生活習慣や環境因子も精子の質に大きく影響することが示されています。

正確な情報は、最新の医学文献や日本泌尿器科学会のガイドラインを参考にしています。
定期検査を行い、専門医と連携することで早期対策が可能になります。

 男性の生殖能力はいつまで続くの?

男性は女性のような明確な閉経がないため、生殖能力の低下は緩やかです。

とはいえ、統計データや研究結果からは40代以降にその能力が徐々に低下する傾向が明らかになっています。
ここでは、年代ごとに生殖能力の変化を整理し、各年代の特徴・原因と対策の必要性について解説します。

40代の変化

40代の男性では精子の運動率が低下し、形態異常が増加することが報告されています。
これにより、自然受精の成功率が若年層に比べ低下する傾向があります。

特徴・原因

  • 精子の運動率低下
  • 形態異常の増加
  • DNA損傷リスクの上昇

対策

定期的な精液検査や健康診断、生活習慣の見直しを行い、早期に異常を察知することが重要です。

50代の変化

50代に入ると精子の質の低下がさらに顕著になります。
精子の生成量が減少するだけでなく、DNA損傷の蓄積が進むため、受精後の胚の発育にも悪影響を及ぼす可能性があります。

またテストステロンの分泌がさらに低下し、性機能や全体的な健康状態にも影響が出てくるため、より慎重な管理が求められます。

特徴・原因

  • 精子量の減少
  • DNA損傷の進行
  • ホルモンバランスの乱れの悪化

対策

より頻繁な健康診断とホルモン検査、専門医とのカウンセリングによる適切な治療プランの策定が推奨されます。

60代の変化

60代になると生殖能力は大幅に低下し、精子の質が極端に悪化する傾向があります。
自然受精の可能性は非常に低くなるほか、男性更年期障害が顕著になり、生殖機能の維持が困難になります。

ただし、最新の医療技術を用いた補助的な治療法により、一定の効果が期待できる場合もあります。

特徴・原因

  • 精子の質の極端な低下
  • 自然受精の可能性の大幅低下
  • 男性更年期障害の出現(全身的な健康問題の増加)

対策

専門的な不妊治療の検討や、補助医療技術の利用、定期検査による健康状態の厳密な管理が必要です。

個人差と生活習慣の影響

生殖能力の低下には個人差が大きく、規則正しい生活、適度な運動、バランスの取れた食事が精子の質を維持する上で非常に重要です。
定期的な精液検査やホルモン検査を通じて自分自身の状態を正確に把握し、早期の対策を講じることが将来のリスクを軽減するための鍵となります。

 放置するとどうなる?年齢が進むリスク

放置するとどうなる?年齢が進むリスク

加齢に伴う男性不妊の問題を放置すると、さまざまなリスクが生じる可能性があります。

ここでは具体的なリスクと、症状を軽視することの危険性について詳しく解説します。

健康リスクの拡大

DNA損傷と遺伝的リスク

精子の質が低下した状態で放置するとDNA損傷が進行し、将来的に子供に遺伝的な問題をもたらす恐れがあります。

全身の健康状態への影響

ホルモンバランスの乱れは、生活習慣病のリスクを高め、全体的な健康を損なう原因となります。

治療の遅れが招く合併症

高度な治療が必要になる可能性

軽度の症状であれば短期間で改善が期待できますが、放置することで治療が難しくなり、長期化・高額化するリスクがあります。

精神的・心理的な負担

長期間の不妊治療は夫婦間や個人に大きなストレスをもたらし、精神的な健康にも悪影響を及ぼすことがあります。

専門検査が必要なケース

症状が進行すると精密検査や高度な治療法が必要となり、治療の選択肢が限られてしまう場合があります。
早期に専門医に相談することで、これらのリスクを未然に防ぐことが可能です。

 よくある疑問と回答

よくある疑問と回答

加齢と男性不妊に関する疑問を解消します

ここでは加齢と男性不妊に関してよく寄せられる疑問に、専門医の視点から回答します。
疑問が解消されることで、治療への一歩を踏み出しやすくなるはずです。

Q1: 男性は何歳から子供ができにくくなるの?

一般的には、40代以降に精子の質や量が低下し始めるとされています。
ただし個人差が大きいため、定期的な検査で確認することが重要です。

Q2: 一回の中だし(膣内射精)で妊娠する確率はどのくらい?

妊娠の確率は男性の健康状態、年齢、パートナーの状態など複数の要因によって変動します。
年齢が上がると確率は低下する傾向にあるため、詳しい数値は専門医にご相談ください。

Q3: 毎日射精すると妊娠率に影響はありますか?

適度な射精は精子の鮮度を保つために有効です。

しかし過度な射精は逆効果となる場合があるため、バランスが重要です。
個々の状態に合わせたアドバイスを専門医が提供します。

Q4: 自分の生殖能力を知るにはどうすればよいですか?

精液検査やホルモン検査により、自分の生殖能力を正確に把握することができます。
定期的な検査で早期発見を目指しましょう。

 生活習慣や検査でできる対処法

加齢による不妊リスクを軽減するためには、日常生活でのケアと定期検査が鍵となります。
ここでは家庭で実践できる対策と、専門的な検査の重要性について解説します。

生活習慣の改善で生殖能力を守る

バランスの良い食事

野菜、果物、たんぱく質をバランスよく摂取し、ビタミンやミネラルを補給することが大切です。

適度な運動

週に数回の軽い運動は、血行促進とホルモンバランスの改善につながります。

禁煙・節酒

喫煙や過度な飲酒は精子の質を低下させるため、健康管理の基本として注意が必要です。

ストレス管理

睡眠の質を高め、趣味やリラクゼーションでストレスを解消する習慣を身につけましょう。

定期検査で早期発見と対策

精液検査の活用

精液の量や運動率、形態をチェックする検査で自分の状態を客観的に把握できます。

ホルモン検査の重要性

血液検査でテストステロンのレベルを測定し、ホルモンバランスを確認することができます。

専門医とのカウンセリング

自己判断だけでなく、いちおか泌尿器科クリニックでのカウンセリングを通じ、最適な治療プランを立てることが大切です。

これらの対策を組み合わせることで加齢による不妊リスクを軽減し、子作りに向けた準備が進みます。
自宅でできるケアと、定期検査を上手に活用し、健康状態をしっかり管理しましょう。

 早めの治療が大切な理由

早めの治療が大切な理由

加齢による生殖能力の低下は進行性であり、症状が軽いうちに対策を始めることが極めて重要です。

ここでは、早期治療のメリットと、治療を先延ばしにするリスクについて解説します。

早期治療のメリット

治療期間の短縮

軽微な症状であれば早めの治療により効果が期待でき、長期間の治療を回避できます。

費用の抑制

初期段階での対策は後になって高度な治療が必要になる場合に比べ、費用負担を大幅に軽減します。

心理的安心感

早期に対策を講じることで不安やストレスが軽減され、夫婦間の精神的負担も減少します。

先延ばしにするリスク

症状の進行

放置することで精子の質の低下がさらに進行し、治療が難しくなる可能性があります。

複雑な治療が必要に

状態が悪化すると、より複雑で高額な治療法を選ばざるを得なくなります。

長期的な健康リスク

ホルモンバランスの乱れが生活習慣病や他の健康問題を引き起こすリスクを高めます。

いちおか泌尿器科クリニックでは最新の検査技術と多様な治療法を用いて、早期対策から高度な治療まで患者一人ひとりに合わせた最適なプランを提供しています。
少しでも異変を感じたらすぐに専門医に相談し、安心して治療を始めることが未来への近道です。

 まとめ:解決に向けていちおか泌尿器科クリニックに相談を

男性の生殖能力は加齢とともに変化し、放置するとさまざまなリスクを伴います。

精子の質の低下やホルモンバランスの乱れは自然妊娠の可能性を減少させるだけでなく、将来的な健康問題にもつながる恐れがあります。
自宅での生活習慣改善と定期検査を組み合わせることで、早期の対策が可能になります。

まとめのポイント

  • 加齢による男性不妊のリスクを正しく理解することが、治療成功の第一歩
  • 生活習慣の改善と定期検査で、早期に問題を把握し対策することが大切
  • 小さな不安でも、早めに専門医に相談することで、適切な治療を受けられる

いちおか泌尿器科クリニックは、最新の医療技術と豊富な経験に基づいた診療を提供しています。

40代、50代で子作りに不安を感じる方や妊娠に向けた具体的な対策をお考えのご夫婦は、ぜひ一度、専門医によるカウンセリングを受けてみてください。
あなたの未来の家族計画を、しっかりサポートいたします。

クリニックの紹介

いちおか泌尿器科クリニックについて

いちおか泌尿器科クリニックは、京都駅前に位置するアクセス便利な医療機関です。
当院は泌尿器科全般を幅広くカバーしながら特に男性不妊治療において専門性の高い診療を提供しています。

当院の診療理念は「患者様の生活と未来を支える医療」です。男性特有のデリケートな悩みに寄り添い的確で安心できる治療を行うことで、患者様一人ひとりの健康と希望をサポートしています。

当院の特徴

  1. 最新の医療技術を駆使した治療
  • 当院では男性不妊治療において最先端の手術技術を提供しています。
    精索静脈瘤に対する日帰り顕微鏡下手術、無精子症に対する顕微鏡下精巣精子回収術(micro-TESE)、さらに非閉塞性無精子症に対応するFNAマッピングも行っています。
  1. 患者様の生活に配慮した日帰り手術
  • 他院では入院が必要とされる手術も当院では日帰りで対応可能です。
    平日や土曜日にも対応しており、仕事が忙しい方でも安心して治療を受けていただけます。
  1. プライバシーに配慮した診療環境
  • 男性不妊や泌尿器に関するデリケートな悩みは周囲に相談しづらいものです。
    当院では完全予約制を採用し患者様のプライバシーを徹底的に守ります。
  1. 専門性を活かした個別対応
  • 経験豊富な医師が患者様一人ひとりの状況を丁寧に診断し、最適な治療計画をご提案します。
  1. 総合病院並みの設備と柔軟な診療時間
  • 高度な医療機器を備えた院内設備を有し、泌尿器に関するあらゆる疾患に対応可能です。また忙しい方にも通いやすい診療体制を整えています。

診療内容

  • 男性不妊治療(精索静脈瘤手術、micro-TESE、FNAマッピング)
  • 前立腺疾患(前立腺肥大症、前立腺がんの検査・治療)
  • 尿路感染症、性病治療、尿失禁
  • 勃起不全(ED)や射精障害

アクセス情報と問い合わせ先

  • 所在地: 〒601-8001 京都市南区東九条室町47番地3
  • アクセス: JR京都駅八条口より徒歩2分
    JR京都駅コンコース2F「八条西口」のエレベーターまたは階段を下りて、目の前の「京都駅八条口交差点」の横断歩道を渡った「ホテル イビス スタイルズ 京都 ステーション」前です。

クリニック専用駐車場はございませんので、お車でご来院の方は近隣のコインパーキングをご利用ください。

  • 診療時間:月〜土
    午前診 9:00~12:00
    午後診(予約制) 13:00〜16:00
    夜診 17:00〜20:00
    休診日: 日・祝
  • 問い合わせ先
  • 電話番号: 075-672-7077
  • LINE公式アカウントからのご予約は下記「いちおか泌尿器科クリニック京都駅前院」を友だち追加してください。

QRコード

市岡理事長からのメッセージ

男性特有の悩みは誰にも相談できず一人で抱え込んでしまう方も多いと思います。
いちおか泌尿器科クリニックでは患者様に寄り添いながら安心できる環境と最適な治療を提供します。
ぜひ一度お気軽にご相談ください。

当院の症例紹介やその他治療に関する情報を「いちおか泌尿器科公式SNS」で定期的に配信しております!

チャンネル登録・フォローをいただき、是非投稿をチェックしてください。

いちおか泌尿器科グループ公式チャンネル(Youtube)

いちおか泌尿器科グループ公式(Instagram)