「口腔外科」について聞いたことはあるけれども「そもそも医者?それとも歯医者? 」「どんなことをしてもらえるの?」と疑問に感じている方も多いと思います。
今回は「口腔外科」について みきデンタルクリニック 鰐渕 聡 先生にお話をお伺いしました。
広い範囲となると口周りのがんや良性のできものの治療から、一般的に知られている「親知らず」などの治療となります。大学病院などの手術環境が整っているところでは、がんの治療が可能ですが、一般クリニックの「口腔外科」では 「外科的処置」といわれる治療が主となります。「親知らず」や「インプラント」、「口内炎」も口腔外科の範囲になります。
範囲といわれると難しいのですが、口の中に違和感があればとりあえずは自己判断せずに来院いただければ、広い範囲で診ることも可能ですし、それに対する治療もできます。
痛くなりそうな時がタイミングですが、そのような状態を予防するにはやはり定期的なメンテナンスが大事です。定期的に検診をされていれば親知らずが虫歯になりかけているとか、抜くタイミング等をお伝えすることができます。
抜けた歯の保存状態やどこで転んで抜けたかによります。抜けた歯は洗い流さないで牛乳につけて持ってきていただくとよいです。牛乳はつけておくと乾燥しないこと、殺菌されているので雑菌が少ないこと、また、浸透圧が体液に近いという理由で歯の保存に適しています。歯を口の中に入れたまま来院いただいても結構です。歯の周りにある歯根膜が残った状態にしておくと、抜けたところの骨と癒着してくれるのでくっつきやすくなります。
耳鼻咽喉科で治療するのか、口腔外科で治療するのかは症状によりますので、痛いと感じたらとにかく来院いただければ、当クリニックで治療できる場合もありますし、耳鼻咽喉科を紹介させていただく場合もありますので、一度診させていただければと思います。
――――――本日は、ありがとうございました。
お話を伺った先生:鰐渕 聡 先生(みきデンタルクリニック・神戸市中央区)
【略歴】
https://miki-dentalclinic.com/
https://ddmap.jp/0783338090
お知らせ
現在、ホームページ内において、X(旧Twitter)の埋め込み箇所が「通知はまだ届いていません」と表示されている場合があります。
X社の対応待ちになりますので、お手数をおかけしますが、表示下の「Twitterで表示」をクリックし、ログインしてご覧ください。
@ddmap_jp からのツイート