月別アーカイブ: 2022年10月

美白レーザーのご案内

こんにちは

新型コロナウィルスが流行り始めてから、はや3年経過し4年目に入ろうとしています。

マスクを着用するのが当たり前の生活になっていますが、そろそろマスクの着用が必要なくなる日も近くなって来てるかと思います。

 

マスクが衣装の一部の感覚で、マスクを外した顔を見られるのが恥ずかしい…

マスクを着けていることで油断して日焼け対策をしていなく、よく見たらシミのようなものが…

なんて事はありませんか?

そんな方にお勧めなのがレーザートーニングです

レーザートーニングの効果はおもに、肝斑・シミ(薄シミ)そばかすニキビ跡などの色素沈着くすみなどが挙げられます。これらのことから一般的に「美白レーザー」とも呼ばれている照射施術です。

また、皮脂腺へもアプローチするため、毛穴の開きニキビ治療にも効果があるとされています。

レーザートーニングは、一般的なレーザー照射のようにハンドピースを肌へ押し当てずに、肌から浮かせた状態での照射となります。そのため目周りや鼻(鼻筋・小鼻)など、顔の凹凸部位への照射も、むらなくおこなうことが可能です。

レーザートーニングの照射直後は、軽微なほてりや赤みが生じることがあります。

これらは通常当日中には治まるとされていますが、レーザートーニング照射後の肌はデリケートな状態です。こするような刺激を避け、保湿やUVケアを心がけましょう。

また、お肌が敏感な方はニキビや、じんましんのような症状が一時的に出ることがあります。自然に落ち着くことが多いのですが、もしも症状が強い場合や長引く場合には受診してください。

なお、レーザートーニングは一般的なシミ取りレーザーのように、シミが浮き出たり痂皮(かさぶた)となって剥がれ落ちる反応はありません。そのため、ダウンタイムの少ない照射施術といわれています。

レーザー・トーニングは、以下のような方に良い適応があります

  •   肝斑を含む“しみ”や“そばかす”が、広範囲に散在している場合
  •   今まで、美白内服薬(トラネキサム酸など)や美白外用剤(ハイドロキノン
    、トレチノインなど)で肝斑を治療してきたが、あまり改善がみられない場合
  •   肝斑をできるだけ早く改善させたい場合
  • “しみ”が気になるが、とにかくダウンタイムを避けたい場合

~肝斑とは~

頬や頬骨のあたりに生じるシミの一種です。左右対称にボヤっとした境界不明瞭なシミとして現れることが特徴とされています。肝斑の原因はおもにホルモンバランス、皮膚刺激などが挙げられますが、はっきりとした原因は分かっていません。

肝斑の悪化は、メラニンを生成するメラノサイトを刺激することで引き起こるとされています。そのため、一般的なレーザー照射施術や光治療をおこなうと、肝斑が黒く悪化することも少なくありません。

肝斑はシミと見分けがつかないケースも多く、また肝斑とシミが混在することもあるため、しっかりとした診断と、適切な治療をおこなうことが大切です。

肝斑やシミ、ニキビや毛穴など肌の症状には個人差があり、お悩みはさまざまです。また患者さまご自身では、加齢によるシミだと思い込んでいた症状が肝斑だったことも少なくありません。シミにはさまざまな症状があり、適応外のレーザー施術をおこなうことで、悪化を招くおそれがあります。

わたなべ皮膚科・形成外科では、美肌治療に精通した医師による丁寧な診察をおこない、症状に適切で最も効率の良い施術をご提案いたします。またレーザートーニングに関しましても、施術毎にお肌状態や症状を確認の上、細やかな出力設定・調節により、安全性の高い照射をおこなっております

気になる症状のある方は是非一度、ご相談ください(^^)

 


美白治療とたるみ治療

アンチエイジングするにはこの二つが欠かせないのですが、どちらかを先にするとなるとやはり「美白治療」からをお勧めします。もちろん両方のことを考えていかないといけないんですけどね。

他人からみる人の顔の第一印象って、やはりたるみより色なんですよね。白ければよいのか?というのではなく、皮膚の色が均一であるとフレッシュに見えるのです。褐色の肌でもそれは同じです。そして「スムーズ感」です。大事なのは。 顔のどこかが黒かったり、左右均一でないと真っ先に視線はそこにいってしまい、「老化の証」であると判断されがちなのです。

そして「たるみ」の治療は、その「たるみ」の度合いによってずいぶんご提案が変わってきます。ざっくりいうと脂肪がかなりついて重たくなり「重力には勝てない」タイプと、脂肪はほとんどなく、皮膚だけが下に垂れているタイプに分かれます。前者の場合、この脂肪を注射で溶かすとか、レーザーで減らすとかしないとなかなかヒアルロン酸や単なるたるみのレーザーだけではあがりにくいです。後者は脂肪のことは考えずにすみますので、ヒアルロン酸など足し算をしていくと顔がふっくらと上向きにアップしますね。もちろんレーザーも効果的です。

「美白」も「たるみ」も、もう30代くらいからちょっとずつメンテナンスしてくださっていると本当に助かります。20代後半からでも早すぎないです。何十年放置してきました・・・(まあ、その年月お仕事、家事、お子さんのことなど大変でご自分のケアまで手が回らなかったのしょうが)と「しみだらけ」「たるみ放題」の顔を見せていただきますと・・もう本当にどこから手をつけてよいのか・・ちょっと、いやだいぶお肌がかわいそう・・な感じで、別に美魔女をめざさなくてもいいですが、「お願いだからもうちょっと自分に優しくしてあげて・・」と言いたくなります。

そういうお忙しかったかたも、ちょっと余裕ができて、まず美白に成功しだすと、今度はたるみに挑戦・・という風になられることが多いですね。私は、自分にケアできなかった方が、だんだんケアされるようになり、少しずつ自分を大事にしていくようになられる姿を見ていると幸せな気持ちになります。

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すっかり寒くなって、鍋が食べたくなる季節ですね。

秋は学会シーズンで、私も自分が出席したり、講演を依頼されたりと結構忙しい時期です。講演の議題は「酒さ」「酒さ様皮膚炎」に関するものが多いですが、「医療におけるエネルギーデバイスの使い方」など、ちょっと変わった演題もありましたね。まだ、あと「多汗症」の講演が残っています。これはちょっと時季外れになってしまいましたが、意外とまだ「汗なんて自然現象なんだから、病気じゃない」とか「悩む必要がない」というふうに思われてる他科のドクターがおられて、ちょっと困ったな~と思ったりしています。「悩む必要がない」と言われても、悩まれているのですからね…。

この「汗」というものは、非常に国によって文化的にとらえられ方が違います。汗やにおいなどを気にしないお国柄から、日本のように非常にナーバスになる国までいろいろです。確かに多汗だからといって、重病で命を脅かすということはほぼないのですが、周囲がナーバスであると、やはり「気にせざるをえない」とと言うことになりがちです。特にまじめにマスクを励行するお国柄ですので、「洋服の汗ジミがあることがもう許せない…。」「電車で横の人がちょっと顔をしかめたのは、私の汗が原因なのだ…。」みたいな心理になられる方が多いのです。

人間から出るすべての汗を止めてしまうと、死に至ります。汗は重要なものです。しかし、心理的に追い詰められてしまうなら、人体に害の少ない救済策があってもよいのではないか?と私は考えています。

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