月別アーカイブ: 2021年1月

クリニック英会話教室

当院には外国からの方も多く受診されます。その対応力を磨くため、院内で英会話教室を開講しています。
スタッフは院長も含めて全員参加、週一回のレッスンを受けています。
人数が多いので週三回に分かれていて、実力に合わせて初級クラスと上級クラスがあります。ちょっとした英会話学校みたいでしょう?
昨年よりコロナ対応のため、リモートレッスンになりました。

リモート英会話写真

数年前からずっとやっており、始めはおっかなびっくりだったスタッフ達もすっかり慣れてきて、外国からの患者さんに対しても全く動じなくなりました。大したものです。
最近では院長の私が一番上達していないのではないか、と思うようになりました。私の「新年の決意」は英会話の上達です。


自分で治す頻尿外来から、論文発表されました!

我々のクリニックから、新たな論文が2つ発表されましたのでご報告いたします。

Cognitive behavioral therapy for overactive bladder in women: study protocol for a randomized controlled trial
Satoshi Funada, Norio Watanabe, Takayuki Goto, Hiromitsu Negoro, Shusuke Akamatsu, Kentaro Ueno, Ryuji Uozumi, Kentaro Ichioka, Takehiko Segawa, Tatsuo Akechi, Toshiaki A Furukawa and Osamu Ogawa
BMC Urol 2020 Aug 20;20(1):129. doi: 10.1186/s12894-020-00697-0. [Online ahead of print]

Clinical Feasibility and Acceptability of Adding Cognitive Behavioral Therapy to Pharmacotherapy for Drug-Resistant Overactive Bladder in Women: A Single-Arm Pilot Study
Satoshi Funada, Norio Watanabe, Takayuki Goto, Hiromitsu Negoro, Shusuke Akamatsu, Ryuji Uozumi, Sanae Kishimoto, Kentaro Ichioka, Takehiko Segawa, Toshi A Furukawa and Osamu Ogawa
Lower Urinary Tract Symptoms. 2020 Jul 3. doi: 10.1111/luts.12333. [Online ahead of print.]

当院で行っている、自分で治す頻尿外来(過活動膀胱に対する認知行動療法)に関する研究です。
我々は過活動膀胱に対する新たな治療戦略として、認知行動療法を行っています。これに関して臨床研究も行っており、論文はその成果の一部になります。

「頻尿気味だけど、電車の中であったり、玄関先であったり、特定の状況でのみ尿意を強く感じることがある」
「仕事中であったり、遊びに熱中していると、尿意が気にならない」
「ひょっとして、頻尿って、気の持ちようなんじゃないの??」

という声を患者さんから頂きます。鋭い!その通りなんですね。
そういった場合や、薬物療法に満足できない方に対して、当院では認知行動療法による治療を行っております。論文ではその有効性について発表しています。

認知行動療法にご興味の方は、水曜日の午前、船田先生の外来を受診してください。