クロール開眼しました

何かのきっかけでコツをつかんで急に物事が上手く進み出すことがありますよね。私も最近そんなうれしい経験をしましたのでご報告します。

先月に「右肩の痛みと引っかかり感が続くので注射を受けました」と書きましたが、その後右肩のリハビリとメタボ予防の目的もかねて週3回ほどプールで泳いでいます。私は決して水泳達者ではありませんが、ランニングやジムで汗をかくことが大の苦手なので運動と言えば水泳しか選択がなかったのです。スポーツクラブのプールに行って驚いたのは、結構高齢の方(失礼!)が、ゆっくりとしたストロークで25mコースをクロールで何往復もされているのです。「よく続くものだなあ」と感心しながら観察していますと、1回のストロークで進む距離が私よりずっと長く、ほとんどキックしていないことに気づきました。さすがにコツを直接おたずねすることは憚れましたので、web上で「クロール、泳ぎ方、コツ」などど検索すると、なんと数多くの水中動画を含むサイトをみつけました。

クロールはその名のごとく、手でかいて進むものでキックの推進力は2割程度であること。水中では手が体の前から外れないように肘の高さを意識しながら太ももの前へ最後まで押し出すようにしっかりかく。言葉で表現することは難しいのですが、動画をくりかえし見ていると何となくわかった気がして、喜び勇んで翌日プールに行きました。

たしかによく進みます。1ストロークで2.5m(遅っ!)は進みます。そしてなにより肩に掛かる負担が少なく、肩関節運動に重要な腱板のリハビリに最適だと思いました。現在のところ恥ずかしながら心肺能力が筋力についてこない状態で、関節がへばる前に息が上がってしまい、「連続遊泳コース」の仲間にはまだ入れませんが、帰宅後の過食さえ控えればその日も近いのではないでしょうか?

院長のうれしい開眼でした。

 






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