筋肉の“コリ”を予防するためのポイント

筋肉のコリとは

肩、腰痛、首、背中…筋肉が存在する部位は”コリ”が発生することがあります。

 

コリというのは、筋肉が収縮し、緊張状態でいることが原因です。無意識的に力が入った状態になっているため、血行不良が起こり、疲労物質が溜まり、痛み、だるさ、しびれを引き起こします。

 

 筋肉がこってしまう原因 

現代社会で最も多いコリの原因といえば・・・

 

「同じ姿勢で筋肉を使い続けること」でしょう。

 

例えば、デスクワークで下を向く作業が長時間続けば、頭を支えるための首、背中、肩の筋肉が作用しつづけることになり、筋肉が緊張して肩こりなどを起こします。

そうしているうちに姿勢が悪くなり、猫背、ストレートネック、反り腰などを起こして身体への負担が増していきます。

中腰での力仕事なども、同じ姿勢で筋肉を使うということに当てはまります。 

 

また、心因的ストレスもコリに関与します。

自律神経のひとつである交感神経は強いストレスを受けると高ぶります。

交感神経は体を緊張、興奮させる作用があるため、ストレスを受け続けて交感神経が過緊張してしまうと、筋肉の緊張が抜けにくい状態になります。

 

慢性的に凝ってしまうと治療も長引いてしまうこともありますので、そうならないように日頃から気をつけて生活することが大切です。

 

筋肉のコリを予防するポイント

筋肉の緊張をとることが重要です。

そのためにご自身でできることを3つのポイントにわけてお話します。

 

①     筋肉を伸び縮みさせる(筋肉を使う)

トレーニング、運動、ストレッチ、ヨガ、ピラティス、体操・・・etc

筋肉を適度に使うことが、緊張を取り除くことに良いです。姿勢を改善させるためにも運動は効果的です。

ストレッチは緊張(短縮)している筋肉が伸ばされて、緊張状態から正常な状態に近づけます。

また、運動やトレーニングは筋肉がしっかりと伸び縮みされることで血液循環が促されます。

 

トレーニングや運動後に疲労を感じる場合は、必ずストレッチを行ないましょう。

 

近頃、YouTubeにも簡単なエクササイズ動画が沢山アップロードされていますので、参考にするのも良いかと思います。

(理学療法士・柔道整復師、アスレティックトレーナーが指導している動画を推奨します。)

 

②     セルフマッサージをする

テニスボールや市販の筋膜ローラーなどを使って体をほぐすことも効果的です。

特に肩、背中、腰は自分では触りにくいため、道具を使ってマッサージを行うのが簡単でいいでしょう。

 

 

③     リラックスする時間を作る

自律神経を整えるために重要です。

仕事中は肩や腰が張っていて、帰宅したら治まっているという人は心因的な要素も考えられます。

しかし、リラックスする時間を作るというのはなかなか難しい問題ではあります。

腹式呼吸 体を軽く動かしてみる 好きな音楽を聴く 外の空気を吸ってみる等、ご自身にあった気分転換を探してみてください。

腹式呼吸は自律神経の興奮を抑える作用があるため、オススメです。

 

当院では、筋肉のコリの予防のためのストレッチ指導・運動指導もおこなっております。

また、パーソナルトレーニングもおこなっており、運動を一人で行うのが不安な方は、マンツーマンでトレーニングをしていただけます。姿勢を改善したい方にもオススメです。

 

まとめ

今回は、コリの予防のためのお話が中心となりました。

 

常日頃からの予防が非常に重要です。

 

当院では、筋肉のコリから起こる痛みの治療だけではなく、予防にも力を入れております。

運動療法、ストレッチ指導、パーソナルトレーニング、鍼灸療法、マッサージ療法など

患者さまのお身体にあった方針を提案させていただきます。

 

お困りの際はご相談ください。

 

コラム監修医師

こじまクリニック 院長

小島 研太郎

 

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診療科:ペインクリニック・整形外科

 

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