月別アーカイブ: 2012年1月

感染性胃腸炎 > インフルエンザ ?

天気予報では、今週からぐっと冷え込む「鍋底寒波」が続くとのことです。

その寒波に合わせるように、インフルエンザにかかる人が増えています。

京都府感染症情報センターの「今週の感染症報告」では

感染性胃腸炎 > インフルエンザ

どちらも増加を認めています。

ただし、ネットの情報は1週間タイムラグがありますので
リアルタイムでは、すでにインフルエンザの方が多くなっているかもしれません。

今年のインフルエンザは「香港A」が圧倒的に多いということです。

香港Aの特徴かどうかわかりませんが、
今シーズンはワクチンしていてもかかってしまう人が多い印象があります。

また、嘔吐腹痛など、お腹の風邪と見分けがつきにくい人もいまいた。

手洗い、うがい、日常の健康管理と
突然の寒け、発熱、鼻水、咳の場合は
早めの医療機関受診をお勧めします。


Someday I’ll be hungry and foolish.

新年明けましておめでとうございます。

今年、私は年男で48歳になります。
クリニックを開設したのは、3年前、45歳の秋でした。

私は歴史が趣味で、歴史小説を読んだり大河ドラマを見たりして、
登場人物に感情移入したり、自分ならどうするか、などと考えることが好きなのですが、
「48歳」というと、信長の「人生五十年」がすぐ思いつきます。
超高齢化社会の日本で「人生五十年」はないかもしれませんが、
人生を季節にたとえるなら、現在、秋を過ごしていることは間違いないですね。

3年前のNHK大河は「天地人」でした。
上杉景勝が天下分け目の関ヶ原に臨んだのが、45歳。
関ヶ原から15年後、真田幸村が大坂夏の陣を戦ったのが、数えで49歳でした。
現実世界でも、同じ年の有名人の生き様を見聞きし、
まあ、私も含めて無数にいる無名の一般人とは比べるすべもないわけですが、
自分も充実した人生を送りたいと思うわけです。

新年早々、昔話や亡くなった人の話ばかりするのも何ですが、
昨年10月5日、56歳でスティーブ・ジョブズ氏がこの世を去りました。

マッキントッシュが発売された頃、私は医学生で、マックを買う金もなく、
友人の下宿のNEC・PC98でコーエーの三国志を遊んでいたのを思い出します。

「もし今日が自分の人生最後の日だとしたら、今日やろうとしていることを私は本当にやりたいだろうか?」

ジョブズ氏が残した言葉のなかで一番印象に残っているのは、このフレーズです。

とても感銘を受けました。クリニックでの診療を自分のライフワークにしていこうと、改めて強く思いました。

それから、感動のあまり、iPhone3GSからiPhone4Sに機種変してしまいました。

アンテナ性能が低く、クリニックでは電波が入りにくいとか、
留守電機能がヘボいとか、
不動産勧誘の迷惑電話を無料でブロックする方法がないとか、
何かとイラッとすることもありますが、
ジョブズ氏の遺産として大事にしたいと思っています。

iPad2、ほしいけど。。。

本年もどうぞよろしくお願いします。