北陸生殖医学会にて発表して参りました

2025年6月1日、金沢にて学会に参加して参りました。福井大学医学部泌尿器科教授の寺田直樹先生からお声がけを頂きまして、第60回北陸生殖医学会に吉川先生と二人で発表して参りました。今回、大会長を務められました寺田先生は京都大学の先輩であり、かつてはいちおか泌尿器科クリニックでも外来や手術を担当して頂いていたことがあります。また、市岡とは倉敷中央病院にて研鑽の若い日々を一緒に過ごさせて頂いた仲であり、今回は万難を排して参加せねばならんと、吉川先生と二人で頑張って演題を練って発表して参りました。

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吉川先生のご発表は「閉塞性無精子症と診断し、Conventional TESEを行ったが、精子が採取できなかった症例の検討」というタイトルで、閉塞性か非閉塞性かの診断が意外と難しいことを報告頂きました。市岡の発表は、「3Dシミュレーションモデルを用いた非閉塞性無精子症の造精機能悪化の進行予測」という発表で、先の泌尿器科学会、国際生殖学会で発表した内容と同じものですが、あらためて北陸の産婦人科の先生方にもアピールしてきました。

山口大学泌尿器科教授の白石先生もお越し頂き、特別講演を賜り非常に盛会となりました。市岡は「学術奨励賞」なる、本来は若手の先生がもらうような賞も頂き、大変恐縮いたしました。寺田先生、ありがとうございました。これを機に北陸地方の生殖医療も盛り上げてまいりたいと思います!20250609025657

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