学会参加お疲れさまでした。

院長です。当クリニックの看護師3名が高血圧の学会(臨床高血圧フォーラム)に参加してきました。クリニック(大阪を?)を出てアカデミックな雰囲気に触れて勉強するのも気分転換にもなって好評でした。週末の忙しい時間ですが、東京までお疲れさまでした。日本人の循環器疾患の1番の原因は何と言っても高血圧です。遺伝素因と過剰な食塩摂取が原因とされています。また特にメタボや糖尿病、高齢者は食塩を摂取すればするほど血圧が上昇する、いわゆる”食塩感受性”が高いと言われています。食事、運動など生活習慣の改善が重要であり、最近では特に幼少期から減塩が必要なこともわかってきました。おじいちゃん、おばあちゃんだけでなく3世代で同じように薄味に慣れていきましょう!10月の高血圧学会には私も参加したいと思います。

とここまでは真面目な話で・・・。実はうちの家内も参加していたので、小1の息子と二人で留守番でした。土曜の夕食は近所の焼肉屋さんで息子の好物のクッパを食べ、日曜日は初めて放出のROUND1に行きバッティングやゴルフ打ちっぱなし、サッカーからマリオカートまで親子で遊びました。空いているので休日の早朝はオススメですよ!午後は谷4のNHK大阪放送局に行って、ニュースキャスターの体験やスタジオ見学などして来ました。楽しかったですが帰宅して、二人とも倒れるように昼寝し目覚めたら家内が戻ってたので、少しほっとしました。たまには男同士で過ごすのもいいものですね。またどこかに出かけて下さい!


臨床高血圧フォーラムに参加して

FullSizeRender看護師の古賀です。
今回5/14〜5/15、クリニックから臨床高血圧フォーラムという学会に行かせてもらいました。
新幹線で東京へ !
お台場にあるホテルに泊まりました。
三人の子供が毎日やかましい家と違って、静かでとてもリッチな空間。幸せを感じました。(先生、ありがとうございます‼︎)
そうそう、勉強に行ってたんでした。
高血圧は現在高血圧がある方だけではなく、子供の頃から減塩の意識を持っておくことが大切だと改めて学びました。
勉強⁈もするので、先生またどこか行かせてくださーい。


血栓症の明日を考える会に参加して

本当に久々のブログ更新です。
2月27日土曜日は「血栓症の明日を考える会」という学術講演会に演者として参加しました。特別講演の岡山大学循環器内科伊藤浩教授の前座として心房細動に対する抗凝固療について40分程度、地域の開業医の先生方の前でお話をさせていただきました。自身の講演はともかく、やはりいつもながら伊藤先生のお話は惹きつけられる説得力がありました。血栓症全般についてのご講演でしたが、心不全、不整脈についで第3の循環器病の死因が血栓症(脳塞栓、肺塞栓)であり、これは最も予防可能な疾患群である事、中でも心房細動による脳塞栓の予防についてはNOAC(DOAC)が非常に有効で、例え超高齢の患者さんであっても躊躇なく投与開始し、生命予後だけではなく寝たきりによる精神的、社会的損失を防ぎ、必要があれば投与量の減量についても躊躇すべきではない事など、非常に重要で考えさせられる内容でした。
心房細動の患者さんは日本の高齢化により増加しています。皆さんの健康寿命が伸びるように、われわれかかりつけ医は心房細動の診断と治療に勤しんで行かなくてはならないとあらためて感じました。


DM net ONE学術講演会に参加して

久々の院長ブログです。本日は帝国ホテル大阪で開催された学術講演会に参加して勉強になった話題をご紹介します。
演者は大阪市立総合医療センター循環器内科の点野先生で、不整脈部門のリーダーと座長である同科の成子部長先生より紹介されました。若手でやり手のイケメン医師です。演題名は「心房細動診療の最近の話題」でした。近年増加傾向にある心房細動患者さんですが日本でも2050年には1人/100万人となるようです。心房細動は放置すると高率に大きな脳梗塞を引き起こしてしまうのできちんとした治療が必要です。点野先生の講演で興味深かったのは、従来の心房細動発症部位を熱で焼却する高周波アブレーションよりも有効性、安全性に優れたクラニオバルーンというカテーテル治療です。バルーンを用いて左右の肺静脈を拡張してマイナス40℃の液化亜酸化窒素で凍らせてしまうやり方です。施設間の成績格差も小さく理想的な治療と思われました。今年の10月から全国で使用可能になったようです。適応は発作性心房細動という初期の患者さんに限定されるため、早期発見が重要と言えます。たけ内科クリニックでもこの3ヶ月に10名の初発の心房細動患者さんが来られました。最も重要なのは脳梗塞を予防するための抗凝固療法ですが、症状が強い方、比較的お若い方にはこの治療がお勧めです。
比較的ご高齢の患者さんで、脈が飛んだり動悸を強く感じる方は、隠れている心房細動を見つけるため、一度24時間心電図をつけてみられてはいかがでしょうか?


受付の仁木です

はじめまして。受付の仁木友美です。
今年の夏は厳しい暑さが続きました。
ここ数日は、朝晩の暑さが少しましになったかなと思います。
私ごとですが、季節の中で一番夏が好きです。海や川、お祭り、花火と楽しい事がたくさんあるので…♡
今年は、日本海へお友達と一緒に車5台で行ってきました!!
日焼け止めを塗りましたが、全く効くことなく真っ黒になってしまいました。泣
それから天神祭にもいってきました。
わかっていたことですがすごい人でした…必死に人混みをかきわけて花火をみましたが、朝から降っていた雨も花火が打ち上がる直前に止んで、とてもきれいな花火をみることができました。
そろそろ8月も終わりですがまだまだ暑さは続きそうです。こまめに水分をとってあと少しの暑い時期をのりこえましょう。image


オリーブの花

はじめまして。受付の勝田久美子です。
私の趣味は水泳で、小学生の頃からずっと続けています。
最近は忙しくてなかなか泳いでいませんが、6月にあるマスターズ大会に参加するのでこれから頑張って練習しようと思っております。さて、5月半ばに入り、だいぶ暖かく過ごしやすくなってきました。たけ内科クリニックの顔とも言えるオリーブの木に5月9日辺りからつぼみができ、5月13日から去年よりも花がたくさん咲いています。オリーブの花は5月から6月が開花時期で今が一番見どころです。当院にお越しの際は、オリーブの花を是非ご覧下さい。image


第32回小倉ライブに参加しました!

今日は北九州の小倉で開催されている小倉ライブに久しぶりに参加しました。と言ってもコンサートではありません。心血管に対するカテーテル治療の学会です。日本の心臓治療のメッカ小倉記念病院が主催するイベントで、国内外からインターベンション(カテーテル治療の別称)の専門家が集まり実際の治療の様子を会場で視聴したりディスカッションを行ったりします。最近は不整脈に対するアブレーションや心房中隔欠損閉鎖術、大動脈弁狭窄に対するカテーテル治療などが紹介されており、一線を退いたインターベンション医として大いに刺激を受けました。自分の手で行うことはなくても、患者さんにきちんと説明できるよう、こういった機会に勉強していきたいと思います。


禁煙治療スキルアップセミナーに参加して

久々の院長投稿です。
先日5月13日にホテルモントレーグラスミア大阪にて開催された、”禁煙治療スキルアップセミナー in Osaka”にスタッフの看護主任さんと参加して来ました。喫煙は「ニコチン依存症」という病気です。肺、心臓、脳などに重大な疾患をきたすことで知られており、受動喫煙も社会問題になっています。私は講演1の座長を仰せつかっていたので、講師の大阪市立大学総合医療センター/総合医学教育学准教授の竹本恭彦先生をご紹介しました。お弟子さんの小林正宣先生と共にロールプレイングを用い、禁煙治療のノウハウを実践形式でご教示いただきました。こういった学術講演会では珍しいロールプレイングですが、禁煙治療のセミナーではよく行われるようです。参加された医師や看護師さん方も最初は初対面で遠慮がちでしたが、そのうち時間が来ても熱心なディスカッションを繰り広げておられました。お話の中で印象に残ったのは、医師は開かれた質問をし、患者さんの話をよく聞いて信頼関係を構築することが必要で、それが患者さんの行動変容(禁煙)をもたらすということです。それは決して禁煙治療のみならずあらゆる疾患にもつながるものだと思いました。続いて、特別講演は関西電力病院循環器内科主任部長の石井克尚先生の座長のもと講師は奈良女子大学大学院教授で禁煙科学会理事長の高橋裕子先生で行われました。高橋先生は我が国における禁煙治療の第一人者であり、当日も東京で厚労省の研修を行って来られた帰りとのことでした。日本きもの学会会長も務めておられ艶やかなお着物姿で登場されました。物腰は大変やわらかく丁寧ですが、絶対に禁煙させるという強いメッセージを持ったご講演でした。特に”手強いスモーカーもその気にさせる禁煙支援の極意”として”4A”をご教示いただきました。内容は・・・企業上の秘密としておきます。「喫煙患者さんはどこかで必ず医師の声かけを待っている」ともおっしゃり、当クリニックでも積極的に禁煙治療をお勧めしてゆくつもりです。昔のひたすら我慢する禁煙とは違い有効な禁煙治療薬がありますので、「是非禁煙したい」「話を聞いてみたい」という方はお越し下さい。電話予約も受け付けております。