リハビリテーションについてお話しします   理学療法士 森田

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皆さん初めまして、令和3年1月よりふるやまクリニックで理学療法士として勤めている森田隆剛(モリタタカヨシ)と申します。人生初めてのブログで不慣れな部分があるかと思いますが、大目に見てください。
リハビリテーションといわれて、なんとなくわかるという方が多いと思います。

リハビリテーションのイメージといえば、骨折や脳卒中等の病気により、歩行等の日常生活が出来ない方と運動していることを想像した方が多いのではないでしょうか?

リハビリテーションを一言で表すと、「全人類の復権」です。
硬いなと思ったかもしれませんが、このように言われだした背景を少し説明します。
今から約600年前にジャンヌダルク、約400年前にガリレオガリレイが罪を背負ったまま亡くなりその後、罪を許されたという経緯がありました。キリスト教では、戒律を破った教徒は仲間はずれになり、復権裁判によって無実が証明できれば、再びキリスト教徒の仲間に入ることをリハビリテーションといっていたそうです。

その後は、第一次世界大戦中の負傷者への治療によって社会復帰するという言葉をre(再び)+habilis(適した)再び適した状態になる又は本来あるべき状態への回復という言葉を用いて、リハビリテーションという言葉を使うようになりました。

当院のリハビリテーションでは、現在ある痛みや日常生活を行う際の違和感がある状態から違和感の少ない状態にすることを目標にリハビリテーション(全人類の復権)を行っていければと思います。