いろいろなニキビ…

マスク生活が長引き、ニキビで悩まれる方が増えました。蒸れてアクネ菌が増えて…という方もおられますが、なんとカビが増えていたりという方さえおられます。またニキビと思っているけれど、実際は違う病気であったり、年齢や男女、出てきかたなどの違いでニキビになる原因も様々で、治療法も違ってきます。ホルモンの異常や、体質で膿疱(ボコボコした大きなニキビ)が出てくる方には違うアプローチが必要です。

内服ひとつとっても、抗生剤、ビタミン、ホルモン関係の薬、その他イソトレチノインなどがあり、体質改善のため当院では漢方薬もおすすめしております。今のニキビが治っても、またでてくるのでは体質改善ができていないということですね。

外用剤も今はいろいろあって、化膿をおさえるものや、詰まった毛穴を開くものなど・・ですが、合わない外用剤を長く続けると皮膚が痛んでしまったりということもあります。皮膚の状態に合わせて変更したり、この部分はこの軟膏、こちらは違う軟膏…といった細やかなケアが必要です。

ニキビ跡ということで、ご相談に来られる方も多くおられますが、一般的に シミのように茶色い物、赤み、ヘコミか盛り上がりということになります。

これも各状態に応じたレーザー治療などがあります。

どのニキビの段階の方でも対処可能ですができたら早くお会いして、その方に適する治療法をアドバイスできたらよいな・・と思っています。何かでかぶれたり皮膚が痛んだり、ニキビ跡で大きなケロイドができていたりすると、「ああ、もっと早くきてくれていたら…」といつも思ってしまうので。

お肌にマスクが悪いからといって、一人マスクをはずして出歩くのは難しいでしょうから、せめてお肌の新陳代謝をあげるために、お風呂にゆっくりつかり、顔から汗をかくくらいデトックスしてくださいね。

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