アレルギーの検査、特異的IgE抗体の結果は、「数値」と「クラス」で表されます。
「0.42」とか数字の羅列だとわかりにくいので、「クラス1」のようにランクで理解した方がよいと思います。
「クラス」は7段階に分かれていて、最小の0は陰性、最大は6です。
「クラス」の数字が大きい方がアレルギーを起こしやすい体質、と診断されます。
ハウスダストが「クラス5」でした、とお伝えすると、「部屋がきたない」ように誤解される人が時々おられます。IgE抗体の高い低いは、その人がどれくらいアレルギーを起こしやすいかを表しています。「掃除をしていない」わけではありませんのでショックを受けないでください。
ですが、「クラス」が高いとそれだけ敏感、アレルギー反応を起こしやすいわけですから、丁寧に部屋の掃除をする方がよいでしょう。
次回から、個別の検査内容について解説していきます。