スタメンキッズ

6月11日(木)に『オリックス vs 東京ヤクルト 応援キャンペーン』の中の「選手と記念写真撮影会」「スタメンキッズ」という企画に当院の田中と幸運にも抽選で選ばれた子供達(当院の患者様や患者様のお子様など)14名が参加しました。

「選手と記念写真撮影会」は文字通り試合直前の選手と写真撮影をする企画です。当日は東明選手と鈴木選手との記念撮影でした。

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写真1 選手と一緒に写真撮影

プロ野球ではホームチームのスターティングメンバーは1回の表の守備につく際に一人ずつ名前をアナウンスされポジションに走って向かいます。「スタメンキッズ」はこの時に一緒に名前をアナウンスしてもらい、選手と一緒に守備位置まで走って向かう企画です。また一緒に守備位置まで走った選手から直筆のサインボールをもらうことができます。子供達は守備につくまでは緊張した表情をしていましたが、サインボールをもらって走って帰ってくる時の顔は皆嬉しそうでした。今回スタメンキッズに選ばれた子供達は皆野球やソフトボールをしているとのことでした。この中から将来、今度は子供達の腕を引っ張って守備位置まで走ってくれる選手が出てくる事を願っています。

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写真2 出番を待つNクリキッズ達

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写真3 アナウンスと同時に選手がベンチから出てきました

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写真4 守備位置へGO!!

当院はケガの治療はもちろんですが、スポーツに携わる者としてスポーツをしている子供達にスポーツの楽しさや素晴らしさなどを伝えていきたいと考えています。また挨拶などを含めたマナーもリハビリやトレーニングをする中で指導できればと考えております。

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写真5 選手からもらった直筆サインボールと一緒に記念撮影

 

最後になりましたがこのような機会を与えてくださった関係者の皆様に深謝致します。

 

報告者:田中

 


第50回日本理学療法学術大会に参加してきました

平成27年6月5日から6月7日の3日間、東京国際フォーラムにて第50回日本理学療法学術大会が開催されました。

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当院からはリハビリテーション科の田中と新井が参加し、田中が「女子ジュニアゴルファーの障害およびコンディショニングの現状調査」についてポスター発表を行ってきました。

 

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これまでゴルファーに対する障害予防に関する発表は少なく、今回の調査の結果から、選手自身もどのように障害予防に取り組んだら良いのか分からない現状があるということが明らかになりました。まだまだ、理学療法士の中でもゴルファーへのサポートに関する認知度は低く、今回のように情報発信をしていく重要性が再認識できました。

https://www.jstage.jst.go.jp/article/cjpt/2014/0/2014_1020/_pdf

今回は女子ジュニアゴルファーを対象としましたが、今後は、一般の方を対象としたゴルフの障害に関するアンケート調査を実施していきますので、ご協力をお願い致します。

Nクリニックグループでは、ゴルフをされている方に対する様々なサポート体制を整えてお待ちしております。Nクリニックでは、様々なレベルのゴルファーの障害について、競技特性を考慮した治療を行っています。また、PEP OsakaやPEP治療院では多くのゴルファーの方に対して、日々のケアやパフォーマンスアップのためのトレーニングやコンディショニングを実施しております。

ゴルフをされていて身体の事で悩まれている方は、是非一度ご相談ください。

報告者:新井


開院6周年を迎えて&診療部の制服変更

当クリニックは平成21年6月3日に開院し、お陰様で6周年を迎えることができました。

いつも来院していただき、ありがとうございます。

 

毎年、夏シーズンと冬シーズンで制服の色の変更を行っておりましたが、7年目となり大きくスタイル変更です。

スポーツクリニックらしい爽やかなasicsのユニフォーム、いかがでしょうか。

ブログ制服写真

この他にも水色のユニフォームがあり、全5色のレパートリーとなっております。

制服が変わり新しい気分で迎えた7年目、より一層皆様のお役に立てるよう、スタッフ一同努力してまいりますので、7年目もどうぞNクリニックグループをよろしくお願い致します。

 

報告者:中塚


講師活動報告(JAPAN & KOREA in OSAKA SEMINAR and COMMUNICATION)

5月9日(日)、当院の理学療法士の梅本がJAPAN & KOREA in OSAKA SEMINAR and COMMUNICATIONに講師として参加しました。この勉強会はKISO(Kansai international Sports Organization)という団体が主催しているもので、以前からスポーツに関する国際的な活動を積極的に行っている団体です。

今回、梅本は『膝関節疾患における機能解剖学的アプローチ ~エコー画像を用いた評価~』というテーマで、実際に超音波画像診断装置を使いながら、表面から見えない体内の筋肉がどう動いているかの講義を行いました。

KISO

 

 

 

 

(写真1)講演中の様子

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(写真2)エコーでの評価を実施している様子

エコーは、以前は医師の診断の材料として用いられることがほとんどでした。しかし、最近では治療を行う上での理学療法士の評価ツールのひとつとして用いられることが増えてきています。今まで見ることが難しかった身体の中の様子を確認しながら治療を行えることは、治療を行う理学療法士にとっても客観的な指標を得ることが出来ますし、患者様にとっても自分の身体の中でどんなことが起きているのか確認できることで納得して治療に取り組みやすくなるのではないかと思います。

当院でも今後、理学療法士がエコーを使って評価を行い、患者様の治療に役立てるようにしていきたいと考えております。

 

 

報告者:新井


成長期のスポーツ障害予防・指導者講習会

3月14日(土)に大阪市立浪速区民センターを会場にして、成長期のスポーツ障害予防・指導者講習会が行われました。この講習会の主催は全日本軟式野球連盟で、協賛として運動器の10年・日本協会という協会が関わっています。全国10会場で開催され、スポーツドクター1名と理学療法士は講師が1名、補助講師が2名配置されています。そして、近畿ブロックでの講習会には当院理学療法士の田中が講師、北中が補助講師として参加しました。

講習会の内容は、まず行岡病院の正富先生より「成長期のスポーツ外傷予防に関する講座」というテーマで講演していただき、続いて当院理学療法士の田中が「コンディショニングに関する講座」、「ストレッチ等に関する実技講座」というテーマで講演するという流れでした。

正富先生の講演は成長期に起こりやすいケガやその発生メカニズムなど医師の視点から話をされておりました。特に野球肘に関して、なぜ野球肘が生じるのか?そのまま投げ続けることによって将来どうなってしまうのか?など動画も用いながらご講演されていました。

後半は当院の田中がコンディショニングの1つの手段としてストレッチについて講演しました。まずはストレッチの理論について、ウォーミングアップとクールダウン時に選択するストレッチの違いなどを生理学的な話から講演し、その後実際にストレッチの実技を行いました。ストレッチは野球の動作に近い動きを取り入れたもので、上半身と下半身に分けて行いました。

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ブログ写真2

今回の講演によって少年野球の指導者に向けてケガに対する知識やその対処法を学んで頂くことによって、障害予防に繋げていくことができれば幸いと思っています。また当院では野球の障害予防として野球肘検診を実施しております。この検診は超音波を用いることによって疼痛の無い肘の障害を早期発見し、長期間の治療や野球ができなくなるような子どもを減らすことが目的です。小学生や中学生を対象に実施しておりますので、ご興味のある方は当院スタッフまでお問い合わせください。

※運動器の10年・日本協会 http://www.bjd-jp.org

報告者:北中


第45回 運動器基礎研究会

3月7日(土)に当院を会場にして、理学療法士の梅本が代表を務める運動器基礎研究会の第45回勉強会が行われました。

今回は「肩関節疾患の評価と治療」というテーマで、喜馬病院の井尻朋人先生に講師をしていただきました。

井尻先生は、以前から肩甲骨周囲筋の筋活動について表面筋電図を用いて研究されており、先生の研究データや臨床での経験から、実技を含めて講義をしていただきました。

運動器基礎研究会 写真2

 

 

 

 

 

前半は、患者さんの訴えで聞かれる事が多い「腕の挙げにくさ、動きの最後での痛み」を例にして、そのような症状に対してどのように評価・治療を行っていくかを説明していただきました。

運動器基礎研究会 写真1

 

 

 

 

 

 

 

後半は、「肩甲骨の安定」について話をしていただきました。「肩甲骨が安定しているとは、どのような状態の事を指すのか」という疑問に対して、先生が考える肩甲骨の安定性についての話や、研究データから肩甲骨が安定している状態の筋活動と評価の仕方を、実技を交えて教えていただきました。

参加者は、ペアになって肩甲骨の動きをチェックし、肩甲骨の三次元の動きを捉えるためにとても熱心に実技に取り組まれていました。

今回のセミナーには、当院理学療法士の沼澤・北中・月田・新井・嵩本が参加し、肩関節の評価方法について勉強しました。今回の勉強会で得た知識を今後の患者様の治療に役立てていきたいと思います。

運動器基礎研究会 URL: http://ameblo.jp/unkiken/

報告者:新井


シラックサッカースクール

3月2日(月)、当院の理学療法士の梅本がシラックサッカースクールにトレーナーとして参加しました。ケガの応急処置やウォーミングアップの指導はもちろん、ケガの相談への対応、障害予防のトレーニング指導等を行っていく予定です。

この日は、さっそく練習前のウォーミングアップの指導や、実際に痛みを抱えている選手に対して、今後のアドバイスを行いました。

評価2

評価を実施している様子

ストレッチ

ストレッチング指導の様子

 

このシラックサッカースクールは株式会社シラック・ジャパンと当院とのコラボレーションによって実現した企画です。2015年4月から開校予定であり、3月は無料体験を行っています。スクールには年長から小学6年生を対象とした「エンジョイコース」と、小学3年生から小学6年生を対象とした「スキルアップコース」があり、目的に合わせたコースを選択できるようになっています。このスクールの大きな特長にはサッカーのスキルアップだけでなく、『ケガに強い選手をつくる!』という点があります。ケガをしたら完全に休んで練習に参加しなかったり、無理に練習を続けて悪化させてしてしまうことがあると思いますが、何をしたら早く治るのか、患部に負担をかけない練習はないか等をコーチとトレーナーが連携して指導にあたります。

このスクールは月に数回、様々な時間帯で開校されますが、我々がサポートするのは月に1~2回程度です。その限られた時間帯でも精一杯サポートさせて頂きます。

シラックサッカースクール ブログ:http://ameblo.jp/shilac-soccer/

問い合わせ:Nクリニックリハビリテーション科 (TEL:072-432-4976 担当:田中)

報告者:新井


ABC朝日放送「おはよう朝日です」2015年1月28日放送に中里院長が出演しました。

【TV出演】 おはよう朝日 けさのクローズアップ
誰にでも起こる?膝の痛み

【要旨】
● 冬になると関節が痛みませんか?冬に痛い場所は、そもそもそこに痛みの原因があるということです。たまたま寒くて痛みが出やすくなっていますが、ひどくなると年中痛くなります。その原因と解決法を見ていきます。

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【寒い時におこる関節の痛み】
● 寒さを感じると、体温を逃がさないようにと血管が収縮し、周辺の筋肉に血液が行きにくく、酸素不足になったり、老廃物がたまったりして、筋肉が硬くなります。筋肉が硬直すると、関節周りの筋肉の付着部が引っ張られたり、筋肉内の神経を圧迫されたりして、痛みを起こしやすくなります。
● 寒いと自律神経の交感神経が優位に働いて、血液をたくさん流そうとしますが、筋肉内の血管が収縮して細くなっているので、その狭い血管に多くの血液が流れようとしても、血液がうっ滞して、血管が張り裂けそうに膨らんで痛みを感じます。

【膝の関節の痛み】
● 膝の関節には、平地を歩く時でも体重の約1.5~2倍、階段では約2~3倍、走ったりする時には5倍以上もの力がかかる場合があります。
● 膝の痛みの大部分が、軟骨や半月板の損傷を含めた変形性膝関節症と呼ばれる病気で、40歳以上の男性の約42%、女性だと約60%、つまり40歳以上では2,500万人以上もの人が、変形性膝関節症による膝の痛みを感じています。

【膝の関節の痛みのメカニズム】
● 関節の表面は弾力性に富んだ軟骨で覆われ、膝にはさらに半月板といわれるクッションがあり、それらは衝撃を和らげます。また、滑膜から分泌される関節液はヒアルロン酸等を含んだ粘りのある液体で、膝関節がスムースに動く潤滑油と軟骨の栄養の役割を果たしています。
● 加齢や膝の使いすぎによって、ヒアルロン酸などの潤滑油が少なくなると、軟骨や半月板がすり減り痛みが生じます。また痛みがあると、膝を動かさなくなるので、膝の周りの筋肉が硬直し、それもまた痛みを生じさせます。さらに、関節が炎症を起こして、本来あるべき量以上の関節液を分泌したり、循環が悪くなって吸収が妨げられて水が溜まり、滑膜を膨張させ痛みが増します。

【予防は筋肉量よりも柔軟性】
● 筋肉を固くさせないことが重要で、お風呂に入ったり、部分的に温めたりも有効ですし、自分で足をもんだりして血行をよくすることも必要です。できるだけ、今ある筋肉を衰えさせずに、柔らかくすることをオススメします。

【痛みが酷い場合は…】
● 痛みがある場合や、膝が熱を持っているとか、水がたまっている時は無理せず病院に行きましょう。また、膝痛の原因には、リウマチや、痛風、感染症、他にもいろんな病気が考えられますので、痛みがひどい場合は、整形外科医と相談しましょう。

【変形性膝関節症の治療法は?】
● 手術をしないといけないのはほんの一部で、ほとんどが対症療法で痛みは改善します。対症療法は膝関節内にヒアルロン酸を注入したり運動療法などのリハビリをするのが中心です。それでも改善せず、関節の変形が悪化したら人工膝関節を入れかえたりといった手術もありますが、リスクも伴います。そうならないように、悪化させないよう日々予防することが大切です。

【リンク:ABC朝日放送 おはよう朝日(1月28日けさのクローズアップコーナー)】


2014年もありがとうございました。

今年も残すところあと数日となりました。

2014年もNクリニックに来院していただき、ありがとうございました。

 

6月には開院5周年を迎えて記念講演会を開催し、多くの方に参加していただきました。

Nクリニックは6年目に突入し、患者様により良いサービスを提供できるよう歩き始めています。

 

本日の午前中で今年の診療は終了させていただきました。来年も皆様に気持ち良く来院していただくために、スタッフ全員で大掃除を行っています。

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年始は1月5日(月)から通常通りの診療となっております。2015年もNクリニックをよろしくお願い致します。

 

報告者:中塚


サポート活動紹介:久米田高校バスケットボール部

今回、選手の怪我を減らしたいと大阪府立久米田高校バスケットボール部からの要望があり、当院の理学療法士の沼澤が男子チーム・女子チーム共にサポートを開始することになりました。活動内容は、メディカルチェックから始まり、ウォーミングアップメニューのアドバイス、トレーニング・ストレッチング指導に加えて、障害予防・パフォーマンスアップのための身体の使い方の指導などを行っていきます。特に女子はこれまで怪我が多く、未然に予防するためには身体の使い方が重要になってきます。

久米田メディカルチェック写真

久米田サポート写真

サポート開始時には、ミーティングで男子・女子それぞれのチーム目標を聞き、その目標を達成するために顧問の先生、選手と共通の意識を持って練習に取り組んでいるとの事です。今後の久米田高校バスケットボール部の選手が怪我なく活躍してくれることを期待したいと思います。

 

当院では、院内に限らずいろいろな形でスポーツ選手のサポート活動を実施しています。現場でのこういったサポートを希望されるチームや選手がいらっしゃいましたら、Nクリニックリハビリテーション科(TEL072-432-4976  担当:田中 )までお電話下さい。

 

報告者:新井