中京区・鳥居内科 鳥居幸生です。
呼吸器学会は「高齢者の肺炎で積極的治療を行わない選択を認める」
糖尿病学会は「高齢者の血糖コントロール数値目標を緩和(高めに設定)」など
当然これまで行われてきたであろう実際の治療を、ガイドラインとして学会が示したのです。
必要な医療は患者さん個々で違い、「教科書通り」「杓子定規」に治療するのであれば、
コンピューターでいい、医師は必要ない時代が間もなく来ます。
「ガイドライン」はバイブルとしつつも、
個々の希望や性格、生活環境などを踏まえて、一緒に治療方針を探っていくからこそ、
僕らの存在価値があると信じています。
診察室を通して、たくさんのお話を聞いて…よく知って…(ご家族も一緒に来てください)
人間味ある医療を実践したいと思います。
*今日の内容はちょっと堅かった(笑)