アトピー性皮膚炎診療ガイドライン2021では
アトピー治療の目標として、次のように書かれています。
治療によって、発疹、痒み、かきむしり、腫れ、赤み
などの症状の改善を目指し
良い状態を維持する。
症状の再発があっても、再度改善をはかる。
理想は症状ゼロだが、
ゼロでなくても
生活に支障ない軽い症状でのコントロールを目指す
ということですね。
そのゴールを目指すために
診療ガイドラインには
1)寛解導入療法
2)寛解の維持、プロアクティブ療法、リアクティブ療法
の二つの治療法が書いてあります。
次回以降、この二つの治療法と
なぜ、ゴール達成が難しいのか
について、説明していきます。