アレルギー検査(1.3)~特異的IgE抗体、花粉編

花粉、屋外のアレルゲン
スギ、ヒノキ、ハンノキ、シラカンバ、カモガヤ、オオアワガエリ、ブタクサ、ヨモギ、ガ

木の花粉
スギ、ヒノキ、ハンノキ、シラカンバ

スギは、2月中旬から3月
ヒノキは、4月上~中旬がピーク
京都を取り巻く山々から長距離飛散し、京都盆地全体に影響します。
「クラス」が2、3とか低くても、飛散量が多いと、それだけ症状がきつく出るので油断できません。

ハンノキは3月
シラカンバは、本州中部以北に自生するので、京都には直接影響はありませんが、
ハンノキ、シラカンバのIgEが高いとOASを起こすことがあるので注意が必要です。

草の花粉
イネ科植物 カモガヤ、オオアワガエリ、(ハルガヤ、ホソムギ、ギョウギシバ、アシなど)
秋の雑草 ブタクサ、ヨモギ、(アキノキリンソウ、カナムグラ、シロザなど)

イネ科植物は、4月~梅雨入り、8月下旬~10月上旬
秋の雑草は、8月下旬~10月上旬

草の花粉は、木と違って遠くまで飛ばないので、河原や山すそ、草むらに近寄らなければ影響は少ないです。

OAS(口腔アレルギー症候群)
ハンノキ、シラカンバ、スギ、ヒノキ、草の花粉のIgEが高い人の中には、果物、野菜、ナッツなどで口がかゆくなるOAS(口腔アレルギー症候群)を起こすことがあるので注意が必要です。

OASについては、次回解説します。

 






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