花粉症、アレルギー性結膜炎の治療~目の痒みのセルフケア

今年はスギ花粉が大量に飛び、花粉症の症状に悩まされている人がとても多いです。

目の痒みに対して点眼薬を処方している患者さんから、「すぐなくなるのでたくさん出して欲しい」と言われることが時々あります。

「1本1ヵ月分なのですが、なぜ、すぐなくなるのですか?」

自宅での目薬の使い方をお聞きすると、目薬の液で目を洗うように、1回に数滴使うので、すぐなくなってしまうことがわかりました。

点眼薬の処方は、1ヵ月に1~2本と薬によって決められているので、たくさん出せないのです。

そこで本日は、処方された目薬の用法用量を守りながら、痒みを改善するワザをお伝えしたいと思いいます。

1)外出から帰宅後、手洗い、うがいの後、顔も洗う
顔についている花粉を洗い流します。

2)市販の「洗眼液」で目を洗う
「アイボン」が有名ですね。私(院長)は「ロート・ビタフラッシュ洗眼薬」を愛用しています。

3)目の周りに「洗眼液」がついたままにならないよう、拭き取る
ティッシュで押し拭きします。こすらないように。

4)その後点眼する
1日2回、4回など、用法を守りましょう。

私(院長)も花粉症持ちで、今年はキツい症状に悩まされていますが、市販の「洗眼液」は結構有効です。「洗眼液」も医薬品なので、使用回数、量を守り、自分に合った商品を探してみて下さい。