リワークプログラム(その23)

心療内科 精神科大阪府 豊中市千里中央駅千里ニュータウン医療法人秀明会 杉浦こころのクリニック」の杉浦です。
今回は「リワークプログラム」の23回目です。引き続き、リワークプログラム(職場復帰支援プログラム)について詳しく触れたいと思います。
【続き→】●<第3ステップ>職場復帰の可否リワークの可否)の判断および職場復帰支援プランの作成リワークプランの作成
主治医からの職場復帰許可リワーク許可)を受けて、職場環境や業務を見据えた現実的な職場復帰リワーク)の見通しをたて、安全で円滑な職場復帰支援リワーク支援)をするための具体的な職場復帰プランリワークプラン)(以下、「職場復帰支援プランリワーク支援プラン)」)を作成したうえで、最終的な職場復帰の可否判断リワークの可否判断)を行う必要があります。
このステップでは、事業場内産業保健スタッフ等を中心に、管理監督者、当該労働者の間で十分に話し合い、連携しながら進めていく必要があります。メンタルヘルス専門スタッフが配置された事業場においては、メンタルヘルス専門スタッフは、より専門的な立場から他の事業場内産業保健スタッフ等をサポートすることが望まれます。産業医が選任されていない50人未満の小規模事業場においては、人事労務管理スタッフおよび管理監督者等、または衛生推進者もしくは安全衛生推進者が、主治医との連携を図りながら、また地域産業保健センター、労災病院勤労者メンタルヘルスセンター等の事業場外資源を活用しながら検討を進めていくことが必要です。ケースによっては、最終的な職場復帰の決定リワークの決定)までのプロセスを職場復帰判定リワーク判定)委員会等の機会に同時にまとめて検討することも可能であるが、通常、職場復帰の準備リワークの準備)にはある程度の時間を要することが多いため、職場復帰前リワーク前)の面談等は、実際の職場復帰実際のリワーク)までに十分な準備期間を設定したうえで計画・実施することが望ましいです。
以上、心療内科豊中市千里中央駅直結千里セルシー3階「杉浦こころのクリニック」の杉浦でした。






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