継承開業して間もなく29年目を迎えます。
このたび、思い立ってブログを始めてみました。
聴講した講演、読んだ本、趣味などについて書いてみます。
まず一回目。専門的な話ですが、、、。
4月15日にベルランド総合病院のWeb講演会「心房細動を治療するわけ」(循環器内科 坂本祥吾 先生)に参加しました。
心房細動とアブレーション治療の現況についてこれまでの臨床試験の結果を含めわかりやすく説明して頂きました。
今回特に学んだのは、
・心房細動でのアブレーション効果の初めての前向き試験はCABANA研究で、主要評価項目(全死亡、心停止、脳卒中、出血)ではアブレーション群と薬物療法群で有意差がつかなかった。しかしアブレーション群とアブレーション未施行群で比較すれば有意にアブレーション群の方が良かった。
・心房細動予防のため薬をずっと続けなければならない状況であれば、アブレーション治療を検討する意味がある。
これからも色々な講演会に参加して知識をアップデートしてゆきます。