はじめまして。のブログです。

皆様、はじめまして。このたび、藤野整形外科を引き継ぐ形で、この高鷲駅前に開業させていただきますふるやまクリニック院長古山裕章(ふるやまひろあき)です。どうぞよろしくお願いいたします。
この高鷲の地で100年をこえて、診療にあたっておられた藤野先生ご一族のご貢献とご信頼にたがわぬよう、日々精進するとともに、地域の皆様の健康維持に少しでもお役に立つことができればと考えております。開院予定日の3月6日が近づくにつれ大変身の引き締まる思いがつのるばかりです。
長きにわたる癌治療医としての経験だけでなく、救急診療で出会った外傷や心疾患などの幅広いジャンルの経験、リハビリテーション医として整形外科疾患、脳外科疾患、内科疾患による廃用症候群(病気のために運動機能などに霜害が生じた状態)などの治療に携わってきた経験、診療所の総合診療医としてありとあらゆる患者さんをお断りせず診療してきた経験などを今後の診療に生かしていきたいとおもいます。
クリニックで診断治療できる内容は、今の医療の進歩からすると本当に微々たるものです。最新医療をしっかり適切に受けていただけるよう、病院との連携も構築してまいる所存です。
ふるやまクリニックの診療上のモットーは『いつまでもじぶんのあしで歩くために』できることは何かを追求することです。人の体を大まかに運動器(筋肉や骨格)と内臓器(心臓や腎臓など)に分けた場合に、内臓器は丁寧に使うと100年も使えるといわれています。しかし運動器のほうは50年くらいで調子が悪くなりはじめ
内と外のバランスが悪くなり、生活の質に影響が出始めます。メタボリック症候群が気になる年齢になり始めたら、ちょっとした運動機能の変調(肩が痛い、腰が痛い、膝が痛いなど)をこまめにケアしていくことで、人生の最後の最後まで、自分の足で歩く生活に近づけると考えています。皆様の快適な暮らしに寄り添うためにぜひ、ふるやまクリニックの扉をたたいてください。なにがしかの形で、私たち職員一同がお手伝いできるかと存じます。
クリニックのあり方の目標としてふるやまクリニックは『すべてのひとに居心地のいい場所に』なることを掲げています。受診という形でかかわって下さる患者様だけでなく、私とともに目的を一にしてともに働いてくれる職員の方々(私はパートナーと呼びます)も、それから私自身もこころから安心して過ごせる場所とすることで、本当の意味での地域貢献ができると信じております。
長々とご挨拶をいたしましたが、何分にも若輩者でございます。
皆様のご指導、ご鞭撻のほどよろしくお願い申し上げます。

ふるやまクリニック 院長 古山 裕章