高血圧の勉強

8月28日(土)に高血圧症のWeb講演を視聴しました。

高血圧診療実地医家ネットワーク

大阪大学大学院 医学系研究科 臨床遺伝子治療学 招聘教授 勝谷医院 勝谷 友宏 先生

東北大学病院 腎・高血圧・内分泌科 准教授 森本 玲 先生

・「塩分チェックシート 第一三共」で塩分摂取量が推定できる。13項目あり、10点超えていると多い。

・ガイドライン通りに血圧を下げても下げすぎにはならない。

・高血圧の患者さんを、縦軸アルドステロン、横軸レニンの値で2x2の4マスに分類する。

・大部分の高血圧患者さんは、低アルドステロン、低レニンの区分に入る。ホルモンの影響は大きくなく、塩分過多の影響が大きい。

・低レニンの人はアンジオテンシンⅡ受容体阻害剤が効きにくい。高レニン(3以上)は良く効く。

・新しい降圧剤のエサキセレノンはミネラルコルチコイド(MR)受容体拮抗薬で、アルドステロンが高くなくても効く。レニンが低いと効く

・MR受容体はアルドステロンで活性化されるが、それとは別に高食塩、高血糖でも活性化され、心血管病の原因の一つになる。

 






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