下剤を飲まない大腸カメラ 導入しました。

森ノ宮胃腸内視鏡ふじたクリニック 院長の藤田です。

この度 当院では「下剤を飲まない大腸カメラ」を開発 導入しました。

通常 大腸カメラを受ける場合は、腸の中にたまった1~4㎏ともいわれる便を全部出す必要があります。(便が残った状態だと 大腸の中はしっかりと見れません。)そして これまでは便を出すために1~2Lの下剤を頑張って飲む必要がありました。

しかし、この下剤を飲むのが大変!(私も飲むのに苦労しました…)

まず 1~2Lを1時間程度かけて飲むのですが 通常この量を一気に飲むことはないため、胃がパンパンになってしまいます。またこの下剤が「美味しくない」。飲んだことがある人ならお分かりになるでしょう。

そこで 何とかならないものか、と考えて、下剤を口から飲まない方法を開発しました。

理屈はこうです。
胃カメラを受けて 胃の奥の十二指腸を観察しているときに カメラを使って下剤を十二指腸、小腸に直接流してあげるのです。そうすると 口から下剤を飲まなくても、胃カメラをうけている間に下剤を飲んだことになるのです。

詳しくは、https://morinomiya-naishikyo.com/endoscope/non_laxative.html

 

 

【森ノ宮胃腸内視鏡ふじたクリニック】

鎮静剤を使った楽な胃カメラ、鎮痛剤を使った痛くない大腸カメラをしている内視鏡専門クリニックです。JR森ノ宮駅直結にあるクリニック、大阪市内で京橋、玉造からもアクセス良好です。

クリニックのホームページは↓
https://morinomiya-naishikyo.com/

 


便潜血検査は なぜ2日に分けて取るのか?

森ノ宮胃腸内視鏡ふじたクリニック 院長の藤田です。

今回のテーマは「便潜血検査」です。

 

その中で「なぜ2回取る必要があるのか?」について解説します。

それは 大腸がんに便がこすれても 血が出て付くときと、付かないときがあるためです。

2日法は、1日法より感度が高く、特に大腸早期がんでの感度が1日法より高いと報告されています。

(2日法61.3%>1日法41.4%)

逆に3日法は2日法とそれほどは感度は変わらず、特異度が低下するため、その欠点の法が大きいとされています。

 

分かりやすく言いますと。

早期の大腸がんの場合は、必ずしもずっと出血していない事があり、2日検査することで どちらかが陽性と引っかかってくれることがあるということです。(本当に大腸がんの人をひっかけてくれる確率が増える)

逆に、進行した大腸がんの場合は、常に出血している場合が多いため、2回とも便潜血陽性になりやすいのです。

3日検査をすると 当然 より大腸がんの人をひっかけるのですが、2日法と実はそれほど変わりがなく、逆に大腸がんではない人がよりたくさん引っかかってしまう(特異度が下がる)ということになるのです。

 便潜血が1回陽性でも、大腸カメラを受けないといけないのか?

 

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【森ノ宮胃腸内視鏡ふじたクリニック ホームページ】は↓↓↓まで
https://morinomiya-naishikyo.com/

 

 

 


便潜血陽性と大腸がんの関係 

森ノ宮胃腸内視鏡ふじたクリニック 院長の藤田です。

今回のテーマは「便潜血陽性と大腸がんの関係」について解説します。

 

よく 外来診察で「便潜血で陽性と出たのですが、大腸がんなのでしょうか?」と聞かれます。

便潜血陽性の方で、大腸がんが見つかる確率は、約2~3%程度と報告されています。

検診で発見されたがんのうち、50%以上が早期がんです。

便潜血検査をキチンと受けること、そして陽性になった場合にはキチンと大腸カメラを受けておくこと。

それが大腸がんの早期発見につながり、予後の改善につながるので、とても大切なことです。

https://morinomiya-naishikyo.com/treat/cancer_colon.html

 

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便潜血が1回陽性でも、大腸カメラを受けないといけないのか?

「便潜血検査で1回でも陽性なら、大腸カメラが必要なのですか?」

 

よく診察室で聞かれる質問です。

結論としては「ちゃんと、大腸カメラを受けておきましょう」

 

先生によっては もう一度便潜血検査をして陰性なら経過観察をすることもあるようですが、基本的にはその方針はお勧めできません。

 

便潜血検査で陽性、というのは 簡単に言うと 便に血がついているということです。

ですので 大腸がんだけでなく、痔などでも陽性になります。

便潜血陽性イコール大腸がん、というわけではありません。

実際 便潜血陽性の方で、大腸がんである確率は3%程度とされています。

 

では なぜ 便潜血検査を2日に分けて取る必要があるのでしょうか?

それは 大腸がんでも必ずしも出血しない(つまり便潜血が陰性になる)ためです。硬い便がこすれれば出血することもありますし、柔らかい便が大腸がんの上を通過しても出血しないこともあるのです。

実際、大腸がんでも便潜血が陰性となることは、2割程度あるという報告もあります。

 

なので、1回でも陽性となった場合は、大腸検査を受けて大腸がんになっていないか、調べる必要があるのです。

 

 https://morinomiya-naishikyo.com/endoscope/colonoscopy.html

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ピロリ菌 子供への感染の可能性は50%

森ノ宮胃腸内視鏡ふじたクリニック 院長の藤田です。

今回のテーマは「ピロリ菌の子供への感染している可能性」についてです。

子供がおられる患者さんから よく「うちの子供にも感染しているでしょうか?」

「何歳くらいになったら、検査したほうがいいですか?」と質問を受けます。

 

まず、ピロリ菌の感染経路は、今でもはっきりとは分かっていません。

口から入ってくること、人から人に移ると考えられています。(特に家族内での感染が多いとされている)

両親にピロリ菌がいた場合、子供にピロリ菌がいる可能性は約50%

家族全体で誰かピロリ菌がいた場合、約35%

家族にピロリ菌がいない場合は、子供の感染率は10%未満というデータがあります。

(2019年6月 日本ヘリコバクター学会 講演会より)

特に母親から感染する可能性は 父親の7~8倍高いという報告もあります。

 

そして 「いつ検査をするのがいいのか?」ですが 決まった説はありません。

今の日本の保険制度では、「ピロリ菌を治療する前に、胃カメラで胃がんがないことを確認する

ことが必須となっています。

症状がない子供に胃カメラをさせるのはリスクも伴います。

また子供にピロリ菌のお薬を飲ませるのも、アレルギーや抗生剤の耐性菌の問題もあります。

そもそも15歳未満に ピロリ菌のお薬の適応はありません。

私は 普段の診療では、「子供は20歳を超えて おなかの痛みとかを感じるようになったら、胃カメラも考えて、その時に検査したらいいんじゃないでしょうか」と答えています。

ピロリ菌に感染すると 潰瘍になるリスクがあり、若年者では十二指腸潰瘍になることがあるからです。

ピロリ菌は胃がんの原因となる怖い菌ですが、慌てる必要はありません。

かくいう私自身も 自分が35歳になるまで 自分がピロリ菌感染していることにすら気づいていませんでした。

 

【ピロリ菌について 専門医の解説】は↓↓↓

https://morinomiya-naishikyo.com/treat/gastrointestinal.html

 

【森ノ宮胃腸内視鏡ふじたクリニック】

大阪市中央区 JR森ノ宮駅直結 内視鏡(胃カメラ、大腸カメラ)専門のクリニックです。

鎮静剤を使った楽な胃カメラ、痛くない大腸内視鏡を行っています。

詳しくは ホームページ↓もご覧ください。

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粘膜下腫瘍(概論) 

森ノ宮胃腸内視鏡ふじたクリニック 院長の藤田です。

春になり、検診のバリウム検査で「粘膜下腫瘍」の疑いを指摘され
当院にも多くの患者さんが 胃カメラで精査を希望され受診されます。

 

そこで 今回のテーマは「粘膜下腫瘍」としました。
粘膜下腫瘍のテーマはとても幅広いため まずは今回は教科書的に概論を掲載します。

Q 粘膜下腫瘍って、なに?

その名の通り、粘膜の下(深く)にできた腫瘍のことです。表面は正常の粘膜で覆われた粘膜の下にできた腫瘍とも言えます。
(一方、通常の癌やポリープは、粘膜の表面から発生します。)

粘膜下腫瘍の正体は、GIST(ジスト)や平滑筋腫、脂肪腫、リンパ腫、血管腫、神経内分泌腫瘍、転移性腫瘍、異所性膵など、多くの種類があります。
(GISTは、萩原健一さんの死因としてニュースになりましたね。
また GISTのページを作るようにします)

 

Q 粘膜下腫瘍ができる原因は?

各種腫瘍に様々な遺伝子の変異が起こり発生することが分かっています(一部、特定原因が不明なものもある)が、なぜそのような遺伝子変異が起こるかは分かっていません。

 

Q 粘膜下腫瘍って、どうやって診断するの?

通常の内視鏡検査では、●どこに病変があるか ●大きさや個数 ●色 ●硬さ などから診断を行います。しかし通常の生検(細胞をつまむ)検査では、表面の正常粘膜しかつまめないことも多く診断を確定するのは困難です。

診断を確定させるためには、超音波内視鏡(EUS)と呼ばれる特殊な内視鏡を使って観察したり、吸引針を用いて組織に針を刺して組織を一部吸引回収する方法(EUS-FNA)があります。

そのほかにも CTやMRIなどの画像検査も診断をつける補助になります。

 

Q 粘膜下腫瘍の症状はありますか?

症状はほとんどなく、検診のバリウム検査で指摘されることがほとんどです。

 

Q 粘膜下腫瘍は治療は必要なの?

粘膜下腫瘍には様々な種類があるため、治療方法はその種類によって異なります。また術前に診断が難しく、手術をしてから診断がつくこともあります。

がん診療ガイドライン(日本癌治療学会)より
http://jsco-cpg.jp/item/03/algo.html#gist_algo_1

 

粘膜下腫瘍は幅広いテーマで いろいろな病気が含まれます。
また診断そのものも難しく、治療方法も病名や進行の程度などで大きくことなります。
個人個人によって方針が異なるため 慌てずに専門の先生に相談してみましょう。

 

【森ノ宮胃腸内視鏡ふじたクリニック】
大阪市中央区 JR森ノ宮駅直結 内視鏡(胃カメラ、大腸カメラ)専門のクリニックです。
鎮静剤を使った楽な胃カメラ、無痛大腸内視鏡を行っています。

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血液検査で調べるピロリ菌検査の弱点

ピロリ菌という名前は聞いたことがあるでしょうか?

子供の時(小学生になる前)に口から入り慢性胃炎を起こし、大人になって潰瘍や胃がんを引き起こす悪い細菌です。

【ピロリ菌全般について】↓↓↓まで

https://morinomiya-naishikyo.com/treat/gastrointestinal.html

 

そのピロリ菌に感染しているか調べる方法として、人間ドックを中心に血液検査(抗ピロリ抗体)で調べられることがあります。血液検査で出来るので、通常の採血の時に一緒に調べることができるのですが、いくつか弱点があります。

 

●そもそもピロリ抗体とは何でしょうか?

ピロリ菌に感染すると、体内にはピロリ菌感染を認識して免疫機能が働き「抗体」というものができます。注意が必要なのは、抗体とは免疫物質のことで、“ピロリ菌そのものではない”ということです。

また抗体検査では、抗体が有るか無いかを調べる「定性」検査と、抗体の量(抗体価)を調べる「定量」検査があります。

 

弱点①:除菌治療後の人は使えない。

除菌治療を行いピロリ菌が消えたひとでも、抗体は体に残ります。

ですので、血液検査で抗体を調べると(+)陽性となってしまいます。除菌治療した人は、抗体検査では調べずに、尿素呼気試験など別の方法で調べましょう。(と言っても、大人になってからの再感染はほとんどないのですが…)

 

弱点②:除菌治療が成功したかの効果判定には使いにくい。

除菌治療(1週間の抗生剤内服)が終わり、除菌できたかを調べる必要があります。

その際 抗体で調べることも出来るのですが、除菌後に抗体値が下がるには半年以上かかり、また除菌前と抗体価を比較して調べることが必要です。(抗体があるかだけの定性検査だと、上記の通り(+)陽性となってしまいます)

 

弱点③:陰性でも ピロリ菌に感染している可能性がある。

これまで抗体値を10 U/ml未満が「陰性」と診断されてきました。

しかし検査の精度が上がるにつれて 10U/ml未満の方でも感染していることがわかってきました。

現在は3U/mlまで測定できるようになっているのですが、その間の3~10U/mlの方(陰性高値と言われます)で実は現在も感染している人が10%程度いることがわかっています。

 

ピロリ菌の検査方法はいろいろとあるのですが、どれも一つで完璧な検査はなく、長所と短所があります。症例に応じた使い分けが必要になってきますので、専門医の先生とよく相談しながら検査していくことが大切です。

 

【森ノ宮胃腸内視鏡ふじたクリニック】
鎮静剤を使った楽な胃カメラ、鎮痛剤を使った痛くない大腸カメラをしている内視鏡専門クリニックです。(院長はピロリ学会認定医)
JR森ノ宮駅直結にあるクリニック、大阪市内で京橋、玉造からもアクセス良好です。
胃カメラや大腸カメラでお困り、お悩みの方はご気軽に相談ください。

【森ノ宮胃腸内視鏡ふじたクリニック ホームページ】は↓↓↓
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過敏性腸症候群について 若いのに下痢が続いたら…便秘が続いたら… 

森ノ宮胃腸内視鏡ふじたクリニック 院長の藤田です。

 

若いのに下痢が続く…緊張するとすぐ下痢に…

昔から胃腸が弱くて、ビールとか冷たいものを飲むとすぐ下痢に…

それあは「過敏性腸症候群」かもしれません。

 

【過敏性腸症候群とは】

過敏性腸症候群とは、大腸カメラなどの検査を行っても炎症や潰瘍といった目に見える病気がないのにもかかわらず、下痢や便秘、腹痛、腹部膨満感などの下腹部の不快な症状が続く病気のことです。

はっきりとした原因はまだわかっていないですが、大腸や小腸など消化管の運動異常や知覚過敏、精神的なストレス等が関係していると考えられています。20~40歳代の若い人にもよく見られます。日本においては10~15%程度の方にみられるというデータもあります。

 

https://morinomiya-naishikyo.com/treat/ibs.html

 

【症状】

過敏性腸症候群は、メインとなる症状によって下痢型、便秘型、混合型(下痢と便秘が交互に繰り返す)、分類不能型に分類されます。

下痢型:腸の運動が過剰になることで腹痛や下痢を起こします。外出時に突然、便意や腹痛をきたすことがあり、通勤や通学では普通電車にしか乗れない、試験や会議などの緊張する場面ではすぐに下痢になる、などを訴える患者さんも多くおられます。

便秘型:便秘を主な症状とするタイプです。腸が緊張状態となることで大腸の蠕動運動が減少し便秘となります。よく海外旅行などで環境が変わると便秘になる、というのはこのタイプです。

 

【検査・診断】

繰り返す腹痛が最近3か月間のうち概ね少なくとも1週間に1回以上あり、かつ下記3つの症状のうち2つ以上に当てはまる場合に、過敏性腸症候群であると診断します。

①      腹痛は排便に関係づけられる
②      排便頻度の変化を伴う
③      便形状の変化を伴う

ただし、過敏性腸症候群と似た症状が出る病気として、潰瘍性大腸炎、クローン病といった病気、また大腸のがんなどがあり、臨床的な検査(血液検査や便の検査、レントゲン検査、胃カメラ・大腸カメラなど)を行い、他の病気がないかどうかを評価することも大切です。

大腸カメラについて 気になる方は
以下のページをご覧ください↓

https://morinomiya-naishikyo.com/endoscope/colonoscopy.html

 

【治療】

過敏性腸症候群は、生活習慣(食習慣や睡眠などのライフスタイル)の乱れや、精神的なストレスなどで症状が悪くなることが多いため、まずは生活習慣の改善やストレスの軽減を図ります。また、症状のタイプ(病型)に合わせて薬物治療を行っていきます。

食生活改善:

脂肪分(特に動物性脂肪)の多い食べ物や香辛料などの刺激物をとることが症状を悪化させるきっかけとなることがあるため、控えるようにします。

薬物治療:
生活習慣の改善で症状がよくならない場合には、薬物治療を行います。治療薬は色んな種類があり、患者さんの症状や体質、生活リズムに合わせて選択し、治療するなかで最も適切な薬を見つけていきます。

詳しくは 以下のページをご覧ください。

https://morinomiya-naishikyo.com/treat/ibs.html

 

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大阪市中央区 JR森ノ宮駅直結 内視鏡(胃カメラ、大腸カメラ)専門のクリニックです。

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クリニックのホームページは↓
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胃バリウムで、「ポリープ」よりも「慢性胃炎」が怖いわけ

胃のバリウム検査

皆さんは受けられたことはありますか?

受けられた方は その判定のコメントをしっかり見ておきましょう。

 

クリニックには「ポリープ」と書かれて、癌じゃないのか?と心配になって来られる方がおられます。一方「慢性胃炎」と書かれておきながら、経過観察となっている方もおられます。

 

Q ポリープと、慢性胃炎。どちらが怖いのか?

A 「慢性胃炎」です。

なぜなら 「胃がんになりやすいのは、ポリープよりも慢性胃炎だから」です。

 

胃のポリープには大きく2種類あります。

良性のほっておいていいポリープ(胃底腺型ポリープ)と、ほっておくと癌化するかもしれないポリープ(過形成ポリープ)です。

胃底腺型ポリープは、ピロリ菌のいない健康な胃にできることがあり、これはほっておいても通常問題はありません。もちろん、バリウムだけで両者を確実に判別することはできないのですが、胃底腺型ポリープのほうが多く、また胃も健康なため経過観察しておいていいケースが多いのです。

 

一方、慢性胃炎は放置してはいけません

慢性胃炎の原因の多くはピロリ菌の感染が原因です。

小児期に口から入ったピロリ菌が、ずっと胃の炎症を起こして、胃粘膜の変化(ザラザラになったり、ひだがなくなる)を起こすのです。その荒れた胃粘膜から胃がんが起こりやすいのです。

ピロリ菌に感染していると自然に菌が消えることはなく、胃炎を増悪させます。少しでも早い段階でピロリ菌を除菌することで、それ以上の胃炎を治める、つまり胃がんになるリスクを減らすことができるのです。

【胃がんについて】は↓↓↓まで

https://morinomiya-naishikyo.com/treat/cancer.html

胃バリウムで「慢性胃炎」のコメントが書かれたいたら、早めに胃カメラを受けるようにしましょうね。

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内視鏡検査の保険適応と自費(ドック)の差

森ノ宮胃腸内視鏡ふじたクリニック 院長の藤田です。

大阪市 JR森ノ宮駅直結のビエラ森ノ宮3Fで
鎮静剤を使った楽な胃カメラ、痛くない大腸内視鏡を行っています。

今回のテーマは「内視鏡検査が保険が適応されるか?」です。

よく患者さんから質問がありますので、ここで簡単に説明します。

内視鏡検査(胃カメラ、大腸カメラ)が保険適応があるのか、ないかの判断ですが、それは「症状があったり、検査結果で異常があるか」どうかということになります。病気が疑われる場合には、検査にも保険が適応されます。
(検査結果や、紹介状がある場合は、忘れずに病院に提示ください)

 

一方

「●歳になったから」「友達や親が、がんだったから」「心配だから」ということで検査を希望しても、それは保険が適応されません。

自費(ドック)ということになります。

例えば人間ドックでは 自分の希望でいろいろオプションをつけて検査ができますよね。
でもそれはすべて自費になります。その費用は、各病院が独自に決めることができます。
(一方、保険診療の費用は、国によって決められています)

決して、「クリニックや病院で検査するから保険が適応される」というのではありませんのでご注意ください。

 

ちなみに。

クリニックや病院で診療を受けた時、保険が適応されると皆さんの多くは治療費の3割を払いますよね?では残りの7割は病院はどうしているか ご存知でしょうか?

それはクリニックが支払機関に「残り7割分をください」と申請しているのです。そしてそれは100%認められるわけでなく、診療の中身をチェックされて査定されるのです。行き過ぎた診療(検査や投薬)にはお金がもらえないのです。役所は、こういった行き過ぎた診療が行われていないかチェックしているのです。国も上昇し続ける医療費を、できるだけ削ろうという必死です。ですので、病院もそれに適合した診療をしないといけないのです。

 

保険適応される、されないの違いの解説でした。

(実際はもっと深いのですが、簡単に書くとこんな感じです)

 

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