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エジソン

森田内科・胃腸内科のミッション
地域医療に貢献して、人を幸せにする。)
人:患者さん、チームの仲間、大切な家族と自分自身

高槻市城南町にある、胃カメラ・大腸カメラから一般内科まで幅広い診療を行うクリニック、森田内科・胃腸内科のブログです。
このブログでは当院に関心あるすべての方に、当院とここで働くスタッフの“今”を知って頂くために、日々思うことを医療にこだわらず“そこはかとなく”綴ったものです。
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今年は6月下旬に各地で梅雨が明け、各地で39~40℃超える猛暑日が続いています。ニュースでは観測史上初という言葉がよく聞かれ、素人ながら地球温暖化に伴う気候の変動を心配せずにはいられません。気候の変化についていけないのか、体調不良を訴えて来院される方も多く、適切な水分や塩分の摂取、体温調節には十分注意を払う様、注意喚起を促す毎日を送っています。ところで、今日は「失敗」について考えてみたいと思います。「失敗」という言葉を聞くと、悪いイメージを抱きがちです。辞書で「失敗」の意味を調べてみると、「物事をやりそこなうこと。方法や目的を誤って良い結果が得られないこと。」と、当たり前のことが書かれていますが、ここには”幸せになる人”と”普通の人”の大きな違いが隠されています。大半の”普通の人”は結果にのみに目を向けて自分の失敗に落胆するだけですが、”幸せになる人”は失敗の過程に目を向けます。
この世で、いわゆる“成功者”と呼ばれる人達は、大抵大きな失敗を幾度か経験して、その失敗を糧に大きな成功を手に入れていることが分かっています。例えば、創始者でありながらアップルを解任され、見事な復帰を果たしたスティーブジョブズ、電気自動車の開発に難渋して自己資金を使い果たしたテスラモーター社のイーロンマスク、数多くの実験失敗を経て電球を発明したエジソン等です。彼らの共通の特徴として、失敗という結果に憂うことなく、失敗に至った過程に着目して、その誤りを見つけては軌道修正を繰り返し、目的とする成功を手に入れています。エジソンは1万回の実験の失敗に対して、「失敗ではない。上手くいかない1万通りの方法を発見したのだ。」と言い切っています。人は必ず失敗しますが、大切なことは、「その失敗から何を学び、どう活かすのか?」ということなのです。
幸せになるために、私達も彼ら“失敗を糧にした成功者”に学び、上手に失敗をマネージメントしていきたいものです。なぜなら、「失敗とは、幸せへの第一歩。」なのです。