インフルエンザワクチン

12月21日(土)をもってインフルエンザワクチン専用枠は終了しましたが、若干の在庫がございます。

12月23日(月)から年内の間、診察時間に受診された方の中で希望の方に接種を致します。

当日朝に在庫があるかを窓口にお電話にてご確認下さい。

当院での1回目3150円、2回目4200円となります。

親御さんも接種できます。

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英語への情熱

私の父は工学部の大学教授でしたので、よくヨーロッパの国際学会へ出席していました。

そして息子三人である我々を、見聞を深めるために高校時代に順繰りに同行させてくれました。

思えば英語は片言レベルに毛の生えた程度の父が、堂々と海外の先生方と議論しているのを見たことが私のその後の英語への情熱に火を付けたことは間違いありません。

高校時代は相当英語学習に時間を費やし、大阪大学医学部在学中に半年弱のアメリカ、1ヶ月強のカナダ留学を経験する機会に恵まれました。

本当は1年くらい行きたかったのですが、大学から特別に許可をもらっての留学で、留年しない限界の期間がこれくらいだったのです。

両国ともホームステイ+語学学校の英語漬けの日々で、英語の学習だけでなく日本人以外と接することのハードルを大いに下げてくれました。

大学卒業後は医学の勉強と研修が猛烈に忙しく、実は開業するまで英語にはほとんど時間を割けず一旦実力はだいぶ下がったと思います。

3年前に一念発起して英語学習を再開し、1年かけて失った実力を取り戻しました。

そこからモチベーションを維持するためにTOEICを3回受験し955が今のスコアとなっています。

そして、この春からちょっと気合を入れて勉強して(ブログもだいぶおさぼりして)、このたび英検1級に合格することができました。イェーイ。

実感としてはTOEIC 950より英検1級の方が難易度はだいぶ上ですので、一発合格はかなり嬉しかったです。

TOEICのハイスコアや英検1級は、必ずしも英語のコミニュケーション能力が高いことを意味しないかもしれませんが、私のは場合は元々のおしゃべり好きと相まって会話はかなり得意な方です。

国際化が進む時代、教育の中で英語の比重はますます重くなっていくでしょう。

英語が得意な日本人の数も増加していくことと思います。

ちなみに私は並行して中国語も勉強していて、今年春に中国語検定3級をパスしました。

訪日する中国の方が激増しており、中国語もこれからは求められるスキルになっていくに違いありません。

勉強して新しい知識を得ることは入ったことのない部屋のドアを開ける鍵を手に入れるようなもの。

何才になっても学ぶ姿勢を持ち続け、昨日より今日、今日より明日、少しだけ前に進んだ自分になれるように。

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2種混合ワクチン

工場での生産、供給が滞っていた2種混合ワクチンですが、このたび供給が戻る旨の報告がありましたので、予約受付を再開いたします。

11歳〜13歳未満ですので、年齢の迫っているお子さんはお忘れなく。

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パトロール

刑事「最近、物騒なニュースが多い。貝塚は平和な町だが、この平和を守るためには我々がパトロールを行い、怪しい奴をしっかり取り締まるんだ。いいなみんな!」

部下達「はっ!!」

刑事「よし、今日も町を見回って来い。怪しい奴を見つけたらすぐにしょっぴいて来るんだぞ。」

〜〜〜

部下A「刑事!とんでもない奴を見つけました!」

刑事「何!どんな奴だ!」

部下A「眼鏡をかけた毛むくじゃらの男です!」

刑事「ほう。どう怪しいんだ?」

部下A「そいつ、白いロングコートを羽織っているんですが、その下には・・・、」

刑事「まさか・・・、」

部下A「何も着ていません!」

刑事「今時そんな分かりやすい不審者は逆に珍しいな!そいつはどこにいたんだ?」

部下A「小児科のクリニックの前をうろついていました!」

刑事「何〜!よりによって純真無垢な子ども達の集まる小児科の前にだと!なんて奴だ!すぐ連れてこい!」

部下A「はっ!」

〜〜〜

部下A「ほら、入れ!」

刑事「どれどれどんな凶暴な奴だ!」

 

図1

刑事「いやいや、聴診器なんて小道具まで準備してるじゃないか。年季入ってるだろ、こいつ。」

部下A「刑事!その後の取り調べの結果、こいつはクリニックの関係者であることが判明しました。しかも、院長から、怪しい者ではありませんと連絡がありました。」

刑事「か、関係者!?怪しい者ではないだと・・・。」

部下B「刑事!もっと怪しい奴を捕まえました!」

刑事「(よし気を取り直して)そうか!どんな奴だ!」

部下B「今度の奴はひげの男です!」

刑事「ひげか。それから?」

部下B「それから、、、あの、、全裸です。」

刑事「何だと!!ありえないじゃないか!」

部下B「しかも、」

刑事「しかも!?」

部下B「逆に首にスカーフだけしてます!その上おしゃれな帽子かぶってます!全裸のくせに。」

刑事「今度こそ混じりっけなしの変態紳士じゃないか!!すぐ連れてこい!」

部下B「入れ!」

「つげさん」の画像検索結果

刑事「逮捕ーーーっ!!」

部下B「刑事!市長から電話です!」

刑事「何だこの忙しい時に!もしもし、、はい、、ええ、、え?怪しい者ではない?彼は市の関係者だ?はあ、釈放?しかし、、はい、、いや、、、分かりました・・・。」

刑事(貝塚はどうなっているんだ?)

 

貝塚は、まだまだ平和です。

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学校検尿の意義 ③

検尿でひっかかる子は実はかなりいます。

これは、自覚症状もないくらいの腎臓の軽い状態異常を見つけるために、相当少量の尿の異常も逃さず拾い上げているためです。

小学校、中学校の9年間で、のべ20%以上の児が異常として引っかかってくると言われています。

微量の潜血や蛋白は、軽い体調不良や採尿時の体勢でも人によっては出るので、健康な大量の児が異常を指摘されますが、もちろんその中で本当の腎臓の病気がある子はごく一部です。

小児腎臓学会では、小学生・中学生に関しては、潜血・蛋白が(+)以上を異常とするようにと定めていますが、多くの自治体では(±)も異常として指摘する現状があり、より多くの正常の児が病院受診のコースに乗ってしまっています。

(±)の児が病院にきた場合は、その場でもう一度尿検査を行い、(–)、(±)であればそれ以上の検査は行わず来年の学校検尿で引き続き、という方針で十分でしょう。

学校検尿か院内の検査で潜血か蛋白のいずれかが(+)以上の場合には、より詳しい尿検査や血液検査を施行し慢性腎炎の疑いがないかのチェックを行います。

この詳しい検査で大きな異常がないほとんどの子はとりあえずは数ヶ月ごとの尿検査を念のため行うコースに乗るだけで大きな心配はいらないでしょう。

潜血や蛋白の量が多い児や、両方が有意に出ている子は少し要注意で腎臓の専門の先生に紹介になることもあります。

いずれの場合もターゲットにしている疾患が慢性腎炎という非常にゆっくりとした経過の病気ですので、数年単位で気長にフォローが必要です。

 

*3歳半健診での尿検査は施行していない自治体もありますが、行う場合は主に先天性腎疾患のスクリーニングを目的として蛋白(±)以上が病院での二次検査に進みます。

*当院でも学校検尿で慢性腎炎以外にも、蛋白がだだ漏れするネフローゼ症候群や、膵臓の病気である1型糖尿病が尿糖を契機に発見されたケースがあります。これらは比較的急速に進行し、むくみや体重減少などの症状が出やすいため、学校検尿で発見されるのはまれですが。

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学校検尿の意義 ②

(1)腎臓の最も重要な役割は、血液をろ過して血液中の老廃物を尿として体外に捨てることです。

腎臓が本格的に具合が悪くなると(腎不全)、週に数回、透析という血液から直接老廃物を取り除く治療が必要となります。

(2)腎臓のもう一つの役割は、血液の中の大事な成分が尿に出ていかないようにすることです。

これは腎臓が軽く調子を崩した早期から障害され、特に自覚症状のないうちから尿に血の成分や重要な栄養である蛋白が漏れ出すようになります。

なぜ特に痛くもかゆくもないのに学校検尿で腎臓の検査をするかという答えがここにあります。

学校検尿が主にターゲットにしているのは、「慢性腎炎」という病気です。

慢性腎炎は数年、数十年という単位で緩やかに、それでいて確実に腎臓を痛めていく病気の一群です。

何らかの症状が出る頃にはもう腎臓は相当やられてしまっているので、早期に発見することがとても大事となります。

実際、慢性腎炎の大半は症状のない段階で学校検尿を契機に発見されています。

一般的に学校検尿では、「潜血」、「蛋白」、「糖」の3項目をチェックします。

血の成分(潜血)や大事な栄養(蛋白や糖)がドカドカ尿に漏れ出ていると、腎臓の具合が悪いんだと拾い上げることができるわけです。

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学校検尿の意義 ①

新学期が始まって1ヶ月が過ぎました。

子ども達もだいぶ新しい環境に慣れてきた頃でしょうか。

私は西小学校、中央小学校、中央幼稚園の校医、園医をやっていますので、最近ちょくちょく校内で目撃情報が寄せられているかもしれません。

学校検診には小児科医の診察に加え、身長・体重の測定、視力検査、聴力検査などが含まれます。

ギョウ虫検査は衛生状態の改善により皆無に近くなったため数年前に廃止されました。

一方、「ケンニョウ」という言葉でおなじみの尿検査は引き続き重要な検査として位置づけられています。

尿は腎臓で作られるため、尿の検査をすると腎臓の調子を大まかに調べることができます。

尿検査は痛みを伴わず、また費用が安いことも大人数を対象の第1段階目の検査として適していると言えます。

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お年玉

「お年玉もらった?」

8歳「2万8千円もらった!」

金額で答える生々しさ。

 

「お年玉もらった?」

5歳「3つもらった。仮面ライダーと、ミッキーと、ミニオンズのやつ!」

中身よりもポチ袋の柄が気になる無邪気さ。

 

「お年玉もらった?」

3歳「ばあばとさえおばちゃんからもらった!」

もらった相手をしっかり覚えている愛くるしさ。

 

「お年玉もらった?」

0歳天使「バブー。」

32歳母「うちの稼ぎ頭です。感謝感謝。グフフ。」

むしろ、清々しさ。

 

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標準治療

医学用語の一つに‘standard therapy’ スタンダードセラピーという言葉があります。

日本語では「標準治療」と訳されますが、この言葉の響きがどうも患者さんの心にあまり響かないように感じます。

医学の世界では、医師免許を持っているだけという風変わりな単独の医師一人の的外れな意見が、うっかりすると画期的で素晴らしいものとしてメディアに取り上げられてしまうことが実際に日常的に起こっています。

Standard therapyというのはそのようなある個人の意見ではなく、「大規模な複数のデータに基づいた、現時点での医学における最適な選択肢」というニュアンスであり、短く翻訳するなら「最適治療」と呼ぶべきものです。

かぜ、熱性けいれん、がん、リウマチ、喘息、アトピー性皮膚炎などたくさんの患者さんが苦しんでいる疾患では世界中で膨大なデータが蓄積されており、さらにそのデータをものすごい数の医師が吟味した上で現在の医学のレベルにおいて最良の選択肢が提示されています。

これをガイドラインと呼びます。

ある偉い一人の先生の経験した症例などは誤差の範囲と言えるくらいに、たくさんのデータを集めるわけです。

30年後の医療では、最良の選択肢はきっと変化、進化しているでしょう。

また医学は時にミスをしますので、最良の選択肢が後に間違いであったと判明することもあります。

それらを踏まえた上で、最終的な選択は患者さんが行うことになります。

 

さて治療方針の選択の際、社会的地位の高いかつ収入の多い人ほどこの「標準治療」に満足しない傾向があります。

「標準治療」=「普通の人が受ける一般的な治療」で、自分たちが受けるべきはいくらかかってもいいから「特別治療」であるべきということなのでしょうか。

芸能人の方のニュースを見ていると、家族ががんになってしまった時に「最適治療」を受けていれば助かった可能性が相当に高いにも関わらず、そのような標準的な治療には満足できずいわゆる高額な民間療法を選択して亡くなっていくいうケースが数多くあります。

何とも言えないやるせなさ、むなしさ、憤り。

 

くぼこどもクリニックでは、特別な治療は残念ながら提供できません。

よそにはない熱を一発で下げる薬も、肺炎にならない薬もお出しすることはできません。

そして薬の副作用を心配する御両親を必死で説得して、正確なデータに基づいて髄膜炎の子どもにはとてつもない量の抗生剤が何日にもわたって点滴されるべきであり、川崎病の子どもには血液製剤が大量に入れられべきであり、治療可能な白血病の子どもには何ヶ月もの間繰り返し抗がん剤が投与されるべきであると考える、普通の、平凡な、標準的な医師である私が院長を務めています。

一方で私は「かぜ」が「かぜ」ですんでいる間は抗生剤が投与されることはなく、さっきからの熱で税金を使って無意味なインフルエンザ検査がされるべきでもないと考えているごく一般的な医師の一人です。

2019年1月29日における極めて極めて標準的な医療を行うことが私の日々の目標です。

本当は診察室に来た子どもに無理矢理でも打ちたいワクチンややりたい治療(逆にやりたくない検査や投薬も)がありますが、もちろんそんなわけにはいきませんから、医師の仕事の中でその行為の重要性を説明し御両親に理解してもらう作業が大きなウェイトを占めるのは当然のことです。

そして、データに基づいた医学的事実よりも書いた人の素性も根拠も分からないブログをなぜ人間は信用したくなるのか、そのメカニズムを知りたくて情報科学や心理学の分野まで私の興味は広がっていくのであります。

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