粘膜下腫瘍について

YouTube「粘膜下腫瘍って何?」

 

森ノ宮胃腸内視鏡ふじたクリニック 院長の藤田です、

今回のテーマは「粘膜下腫瘍」

当院でも、バリウム検査で「粘膜下腫瘍」と指摘されて受診される方が多くいらっしゃいます。

 

粘膜下腫瘍は 名前の通り「粘膜の下に」腫瘍ができたものです。

通常 ポリープやがんは「粘膜の表面」から発生します。

粘膜の下に出来る腫瘍ですが、その組織によって

「異所性膵(迷入膵)」「平滑筋腫」「GISTジスト」「リンパ管腫」などがあります。

またごくまれに、粘膜の下にがん細胞が起こることもあります。

 

【症状】

ほとんど症状がありません。多くの場合、バリウム検査や胃カメラで偶然発見されます。

腫瘍が大きくあると、胃もたれや、つかえ感が出ることがあります。

また腫瘍が大きく、潰瘍で出来ると、出血や腹痛といった症状がでることがあります。

 

【診断】

診断のために先ず胃カメラを行います。

粘膜下腫瘍があるのか、部位、大きさ、表面の構造を観察します。

腫瘍は「正常粘膜」に覆われていることが多く、生検組織診断では診断がつかないことがあります。

診断を確定するには、超音波内視鏡で組織吸引穿刺(EUS-FNA)を行うことがあります。

ただ出血などの合併症もあり、専門機関で、腫瘍が大きくなってから検査を行います。

そのほかに造影CTを行うこともあります。

 

【治療】 

粘膜下腫瘍の最終的な治療は、内視鏡的または腹腔鏡で切除することです。

ただし大きさが小さい場合(1~2㎝まで)で変化がない場合は、経過観察で年に1回胃カメラで大きさをフォローすることがほとんどです。

腫瘍が5㎝以上、大きさが増大傾向、症状を伴う、潰瘍を形成する、などの所見があれば

手術を行うことがあります。

 

[森ノ宮胃腸内視鏡ふじたクリニック]

鎮静剤を使った楽な胃カメラ、鎮痛剤を使った痛くない大腸カメラをしている内視鏡専門クリニックです。2016年に開業し、年間約4000件の内視鏡検査を行っています。

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