日別アーカイブ: 2012年11月5日

あも先生というお人

医者になってからたくさんの先生方に指導をいただきましたが、そんな中で私が最も敬愛するのが、「あも先生」という先生です。

あも先生は、ナイスマダムに差し掛かるお年で、すでに超えらい先生。

本当は天羽先生なのですが、私はいつも「あも先生」と呼ばせてもらっています(勝手に)。

あも先生が医者としての能力がいかに高いかについては、私が書くまでもないですのでここでは割愛して、あも先生の人となりについて書きたいと思います。

私が池田病院で研修をしていた時に、小児科の上級医として指導に当たっていただいたのが、あも先生でした。

世の中には大きく分けて、陽の人と陰の人がいると思います。

陽の人は、その場にいるだけで周りを明るく、楽しくします。

陽の人は、文字通り人をひきつけます。

あも先生は典型的な陽の人です。

廊下を歩いていると、上のドクターから研修医、さらに患者さんのお母さん達まで、わらわらとあも先生に寄って来て、声をかけてきます。

茶目っ気とユーモアがあり、言葉には優しさと何とも言えない温かさがあります。

その後、私は新生児の勉強のため淀川キリスト教病院へ移ったので、あも先生とは一旦離れてしまいましたが、その後の進路の時にはまた相談に乗っていただきました。

そして、あも先生の計らいで、再びまた一緒に働かせていただく幸運にも恵まれました。

お母さんへの姿勢や医者としての心構えなど、少しでもあも先生に近づきたいといつも目標にしています。

キッズコーナーにある本棚は、そんなあも先生に寄贈していただいたものです。

またお会いして、たっぷりお話をしたいものです。


子育てその1 滑舌

長男はもうすぐ4歳。

だいぶましになったとはいえまだまだ滑舌が悪く、上手に発音できないのに一生懸命しゃべっているのがかわいくて仕方ありません。

新幹線は「いんかんえん」、トウモロコシは「もうもろこひ」。

仮面ライダーのウィザードは「くいだーど」となぜか「く」の音が入ります。

一般的に、パ行やマ行など唇で起こす破裂音は発音が簡単で、小さいうちから上手に言えることが多いです(パパやママがこれらの字を使っているのはそのためですね。)。

一方、サ行やタ行は舌を上手に使わないと発音できないため、難しい音のグループです。

自分のことを「しょうちゃん」と上手に呼べるのはいつの日か。

よりによって自分の名前がかなり発音の難しい長男です。