インフルエンザの登園、登校が許可されるタイミングは当院で診断された方には十分に説明をしておりますが、救急などで診断された場合、指示が不十分なこともあるかと思います。
電話での問い合わせでは行き違いが多発するため、当院では対応しておりませんので、このブログを参考にしてください。
まずカレンダーを用意します。
●小学生以上の児
①赤ペンで熱が出た日に0と書き込み、その翌日から順に1,2,3,4,5まで記入します。
②黒ペンで完全に解熱した日に0と書き込み、その翌日から順に1,2まで記入します。
③赤でも黒でも数字が何も書かれていない最初の日にOKと書き込み、これが登校できる日になります。
④登校許可証が必要な場合は「OKの日の前日」に受診しましょう。それ以前には発行できません。(「OKの日の前日」が休日の場合のみ、OKの日の2日前に記載します。)
●幼稚園、保育園児
①赤ペンで熱が出た日に0と書き込み、その翌日から順に1,2,3,4,5まで記入します。
②黒ペンで完全に解熱した日に0と書き込み、その翌日から順に1,2、3まで記入します。
③赤でも黒でも数字が何も書かれていない最初の日にOKと書き込み、これが登園できる日になります。
④登園許可証が必要な場合は「OKの日の前日」に受診しましょう。それ以前には発行できません。(「OKの日の前日」が休日の場合のみ、OKの日の2日前に記載します。)
★注意点★
一旦解熱しても再発熱があった場合は、解熱カウントのやり直しが必要です。
発熱した日や解熱した日を1日目とカウントしてしまう間違いをよく見受けます。正しくは0日目です。
解熱した日に受診をして登園・登校許可を希望される方がいますが、インフルエンザではしばしば再発熱しますので、早いタイミングでの許可証は記載できません。
幼稚園・保育園児の方が小学生以上の子より解熱後1日長く自宅待機が必要です。