月別アーカイブ: 2020年4月

こんな時こそ運動習慣が大事です!!part③

理学療法士の薮下です。

昨日、全国に非常事態宣言が拡大されました。

今後はますます不必要な外出を控え、感染拡大を防止していくという意識を一人一人が強く持たなければいけません!!

今回はメディアでも最近よく自宅でできる体操が紹介されるようになってきていますが、当ブログでも第3弾となります自主体操をご紹介したいと思います!!(`・ω・´)

 

 【腰痛体操】目安時間:運動1~5、8~10⇒10秒~15秒程度、運動6,7,11⇒10回程度

腰痛体操とは、腰にかかる負担を軽くするために、体幹・下肢の筋力・柔軟性を高めるための体操です。体操は息を吐きながら、ゆっくりと反動をつけないように行いましょう。

1.おしり〔殿筋〕と反対側のふともも前面〔腸腰筋と大腿四頭筋〕の筋肉をのばす運動

片方のひざを両手でかかえて胸に近づける。 反対側の足は床から浮かないように伸ばしておく。1535546479133
□   2.ふともも後面〔ハムストリングス〕とふくらはぎ〔下腿三頭筋〕の筋肉をのばす運動

ひざを伸ばしたまま片方の足を持ち上げる。つま先は、自分の方に向ける。
手で支えたり、壁などにかけて行ってもよい。
1535546481355 1535546485402

□   3.背中〔背筋〕とおしり〔殿筋〕の筋肉をのばす運動

片方の足を交差し、反対側の手でひざを持ち、体をねじる。できるだけ、両肩は床につけておく。痛みが強い時は、写真右のように両足をそろえる。
IMG_20180829_214322 1535546507357

□   4.背中〔背筋〕とおしり〔殿筋〕の筋肉をのばし、腰の反り(腰椎前彎)をへらす運動

両手でひざをかかえ、背中を丸くするように胸に近づける。可能であれば、頭を持ち上げる。1535546525578 1535546512271 

□   5.おしり〔殿筋〕の筋肉をのばす運動

片方の足を交差させ足を組み、両手でふとももをかかえ、胸に近づける。1535546510217 1535546527314 

□   6.おなか〔腹筋〕とおしり〔殿筋〕の筋肉を強くし、腰の反り(腰椎前彎)をへらす運動

両ひざを立て、背中は浮かないよう床に押し付けるようにする。
おなかとおしりに力を入れ、おしりをゆっくり持ち上げる。1535546534893 1535546531283 

□   7.おなか〔腹筋〕の筋肉を強くする運動

両ひざを立ておなかに両手を置き、おへそを見ながら起き上がる。
起き上がれない場合は、おへそをのぞき、肩甲骨が浮く程度で行う。1535546534893 1535546536669

□   8.背中〔背筋〕ふともも後面〔ハムストリングス〕を伸ばす運動

両ひざをまっすぐ伸ばし、つま先を自分の方に向け、体を前にたおす。
痛みが強い時は、両ひざを軽く曲げてもよい。
1535546544415 1535549650969 

□   9.背中〔背筋〕をねじり、伸ばす運動

片方の足を交差させ、肘で同側のひざを押すようにして、足を交差させた方に体をねじる。
胸を張り、あごとおなかを引くようにする。
1535546538507 1535546546219

□   10.背中〔背筋〕を伸ばす運動

両手を前方について四つ這いになり、おしりをかかとに近づけるように下げていく。

 1535549652777 1535549655217

□   11.骨盤の動きを良くし、腰の反り(腰椎前彎)をへらす運動

背中を軽く反った四つ這いから、おなかを引っ込めるように背中を丸めていく。1535549658912 1535549665180

一度に長時間行うよりも、短時間(そう快な疲労感を残す程度)で1日数回行った方が効果的です。痛みが強くなったら無理をせず止めましょう

 


こんな時こそ運動習慣が大事です!!part②

理学療法士の薮下です。

連日のコロナウイルスの影響でますます外出しづらくなってる方も多いと思います。(´・ω・`)

ですが、運動量が減らないようにしていくことも大切です!!(・ω・)ノ

そこで、先日にも投稿した体操シリーズですが、なかなか好評だったようなので第2弾として今回も当院で実施している体操を紹介したいと思います!!

現在来院中の方や、当院を受診したことがない方もぜひ下記内容を参考にしてもらい、外出控えている間も運動習慣がなくならないようにしていきましょう!!(・ω・)ノ

 

【 頸椎体操】※5回ずつ1日7set以上、目安として1回の体操を3分程度で行ってください。

首を動かさずに、肩(腕)を中心とした運動を行うことにより、首にかかる負担が少ない状態で、首から肩にかけての筋肉(肩甲骨周囲)の緊張を緩和し血行改善を促していく運動です。

 

① 両手を前で組んだ状態で

A)上にあげる(肘を伸ばして)                               B)下におろす

DSC00181    DSC00183

② 両手を頭の後ろで組んだ状態で

A)腕を閉じる                                                      B)胸を張るように腕を開く

DSC00184    DSC00186

 ③ 両腕を下した状態で

A)肩をすくめる                                                   B)力を抜き、肩をおろす

DSC00188    DSC00190

 ④ 両腕をおろした状態で

A)肩を後ろから前に回す                              B)肩を前から後ろへ回す

DSC00189 DSC00191 DSC00192

⑤ 腰の後ろで両手を組んだ状態で

A)組んだ手を体から話しながら胸を張る            B)力を抜いて胸をすくめる

DSC00194     DSC00195

⑥ 胸の前で両手を組み、肘を伸ばした状態で

A)肩を前方に突き出す                                     B)両肘を伸ばしたまま肩を後方に引く

 DSC00196 DSC00198 DSC00199

⑦ 両肘を90°に曲げ脇を少し開いて

A)両腕を外に開く(胸を張るように)                     B)元に戻す

DSC00201   DSC00202

 (頸椎体操の実施に関する注意事項)

体操は呼吸を止めず、ゆっくりと行ってください。一度に長時間行うよりも、短時間(そう快な疲労感を残す程度)で1日数回行ったほうが効果的です。痛みが強くなったら止めましょう。