あも先生というお人その2

以前に書いた私の敬愛する「あも先生」ですが、様々なエピソードがあります。

私が市立池田病院の研修医の時に、あも先生が今まで指導した下級医で近くの病院にいる先生を一度大集合させて飲み会してみよう!と声高らかに突然叫ばれました。

あも先生は典型的な有言実行型人間ですので、すぐにみんなに連絡を取り、次の週に6,7人で集まることになりました。

私とあも先生はみんなでわいわい食事をするのが大好きなので(その後も幾度となく連れて行っていただいてます)、いそいそと仕事を終わらせて、池田から梅田へと急ぎました。

他の先生方は少し遅れるとのことで、先に2人で乾杯を始めていたのですが、その日はお店が満員御礼で、外にもずい分並んでいる様子。

なかなかみんなは到着せず、込み合った店内で大きなテーブルを占拠している2人。

しかし、仕事柄、予定に遅れるなんてざらな話なので、特に気にせず楽しんでおりました。

そのうちに店員さんから、「お連れの方は…」「できましたら別のテーブルに…」など言われながらも、「いやいやもうすぐ来ますんで!」と宴会を続ける2人。

医者の世界、患者さんの具合によって、予定をドタキャンというのも珍しくないことですが、その後まさか全員から「やっぱり今日は行けません。」との連絡が来るとは…。

「あれ?これ、ひょっとしてやばい?」とここでようやく我に返る2人。

超激混みの店内。

ひろーいテーブル。

込みすぎていて、今さら移れる小さいテーブルもなさそう。

いそいそと料理の皿をテーブル全体に広げて少しでもすき間を目立たなくするミッションにとりかかるあも先生。

一生懸命手伝う研修医の私。

でも十分売上に貢献するぐらい2人で飲み食いしたので許してもらえたかな…。






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