昨夜、午後診を終えて自転車での自宅までの帰り道、東の空に明るい大きな満月を眺めることができました。
中秋の名月の名にふさわしい、見事な満月でした。
今から39年前、私がまだ中学生の頃、アポロ11号が人類史上初めて月に降り立った時、テレビで映し出された月面の様子を見て、あまり嬉しい気分になれなかった記憶が残っています。
月の持つ神秘性や月に対して抱くロマンといったものが、なにか現実の天体が露わにされることにより失われたような寂しさを感じたからかも知れません。
やはり月は遠くから眺める、愛でるのが情緒があっていいのだと思います。